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毎年春の学期に続けている、現在教えている大学でのピアノコンサートも無事終わりました。日本では余り行われないかもしれませんが、アメリカではとても良く行われるのが、このFaculty Recitalというコンサートです。通常、音楽を教える大学、もしくは学科にはコンサートホールがあり、この施設を使って、大学の先生達が演奏会を開きます。施設が大学のものなので、事前に計画しさえすれば、比較的簡単にホールを予約出来ますし、通常はすべて無料で借りる事が出来ます。聞いて下さるお客様は様々で、学内の学生や先生達から、大学の近所に住む音楽好きの方達、もちろん演奏者の家族、友人も来ます。今年も、お話を混ぜながらのプログラムで演奏。演奏する私も、聞いて下さるお客様達も、楽しい演奏会が出来たと思います。 感動を与えているオリンピックも、そろそろ終わりですね。私も毎日見ている訳ではありませんが、ダイジェスト版などで、観戦。何でも、一つの事を成し遂げた人というのは、それだけで本当に素晴らしく、人々に感動とインスピレーションを与えますね。私も、これからの春のシーズン、全力で音楽に打ち込みます!
I had my annual faculty recital on Tuesday February 23 at Occidental College. I repeated the program from January’s performance at Clarke Library. It is always so nice to perform at our own institution. And I was so glad to see students and friends in the audience. I enjoy playing my current repertoire a lot, […]
Congratulations to all of trombone players at “Trombone Day” at CSU-Fullerton on Saturday 2/6. It was a great day. And Big Congratulations to Prof. Bob Sanders. He is the one who has worked hard to organize this wonderful event. I believe I was only non-trombone player that day. Piano is not usually an ensemble instrument (we […]
皆さんは、バレンタインデイ、そのようにお過しでしたか?こちらでは、男女の仲だけではなく、親子、兄弟、仲の良い友人たちなどの間で、お祝いします。チョコレートや、花束、ワインなどが、典型的なギフト。私は、仲の良い友人の2組の夫婦を招いて、夕食を一緒にしました。気のおけない、そして気持ちの真っ直ぐな友人達との時間は、本当に楽しいものです。夕食のメインメニューは、手巻き寿司。アメリカ人にも大人気ですよ。友人達は、雲丹も、イクラも大好きです。さすがに、納豆巻きは遠慮する人が多いですが・・。美味しい食事と、お酒があれば、わいわいと食べ、楽しい話で盛り上がって、最高です。日本人も、お酒を中心に「盛り上がる」事には、引けを取りませんけどね。 オリンピックが始まって、テレビに釘づけの方も多いと思いますが、普段スポーツから遠ざかっている方々は、是非自分でも何か運動を始めてはいかがでしょうか。ちょっと錆び付いている自転車を動かしてみるとか、お散歩のときに少し早歩きで、手を思い切って振ってみるとか。そういう時間もなければ、駅や家の中の階段を上る時は、一段抜かしで駆け上がるとか、通勤時にちょっと早足で歩くとか、身近の移動で工夫も可能ではないでしょうか。寒さでどうしても体がかがみこんでしまいがちですが、血のめぐりが良くなって、気持ちにも張りが出るかもしれませんね。私も、もう少し頻繁にジムに行きます。
先週土曜日2月6日は、ロサンゼルス近郊で、トロンボーン・フェステイバルがあって、まさにトロンボーンだけの一日でした。そして、この私は、トロンボーン奏者以外の唯一の参加演奏者で、朝の時間に短い演奏と、夕方のコンサートで、ニューヨーク在住のベーストロンボーン奏者の方と演奏させて頂きました。あれ・・、ちょっと前は、チェロ奏者ばっかりと演奏してたのでは、とおっしゃる方もいるでしょうね。そうなんです。これから、春の演奏シーズン中、何人かのトロンボーン奏者と演奏会があり、これは、まさにその第一回目を飾るものだったんです。ピアノのようにソロを中心として、ピアニスト同士での大きなアンサンブルがない楽器を演奏していると、このように皆で集まって、英語で言うまさに「ブラザーフッド」のような仲というのは、ちょっと羨ましいですね。 一緒に演奏させて頂いたジョン・ロージャックは、アメリカン・ブラスクインテットの一員で、ニューヨークを中心に演奏しています。彼のために書かれた曲を混ぜて、夕方のコンサートでは、一時間余りのプログラムを共演。又、新しい「友達の輪」が出来ました。大雨にも関わらず、沢山の人が集まって、ウォークショップ、レクチャー、パネル・デイスカッション、アンサンブル、コンサートが行われ、大成功の一日でした。企画したCalifornia State University-Fullerton のボブ・サンダース教授、おめでとうございます。翌日は、私も仲良しのトロンボーン仲間のアンデイ・マロイの家で、パーテイ。楽しい夜を過ごしました。
This movie is an opposite of the movie I saw a little bit ago. “Avator” is a fantasy with a real world concept. I enjoyed this movie more than I thought. The picture is impressive and beautiful with 3D effect, but the story is pretty simple. I suppose they made it simple purposely to feature […]
朝青龍の暴行事件が、取り沙汰されていますね。そして、高砂親方の対処の仕方も。やはり、真実を明らかにして、すべてはそれからではないでしょうか。朝青龍と白鵬の相対する両横綱のキャラクター。静と動、白と黒、まさに両極端の力士が、現在まで場所を盛り上げて来ました。そして、どんな騒ぎを起こそうが、朝青龍の人気は大変なものでした。しかし、今回の騒ぎは、やはりここらで相撲界のシステムを見直し、「公然と物事を行う」、という原点に返る出発点ではないでしょうか。 話しは変わりますが、貴乃花親方の理事当選おめでとうございます。しかし、今日のニュースでは、親方に一票を投じた役員が、辞職願を出しているとか。自分が正しいと決断した事が、そして将来の相撲界に有意義になるであろうと思ったことが、仮に自分の部屋の方針と違ったからといって、辞めなければいけないのでしょうか。こういった風潮が、又相撲界を閉鎖的にしてしまうのでは、と思います。これだけの騒ぎで当選なさったのですから、どうぞ存分に改革に取り組んで頂きたいと思います。相撲は、長い歴史の中で育まれた伝統のスポーツですから、その伝統を継承しつつ、やはり正していくところは、きちんと皆で話し合い、改革していって頂きたいと思います。どんな世界でも、いろいろと思いがけない事件というものは起こりますが、「汚いものに蓋をする」のではなく、マイナスの面にもきちんと目を向け、正々堂々と対処していって頂きたいです。3月場所、大いに期待しています。
興奮の中に、又もや朝青龍が場所を征し、25回目の幕内優勝を果たしましたね。朝青龍は、どんなに憎まれ口を叩かれようが、批判されようが、やはり相撲界になくてはならない存在です。あの精神力と集中力、本当にすごいですね。怪我や年齢の事も言われながら、技と速攻、そして経験でぶちかましていく。これぞ、相撲王道です。白鵬は、2月末に披露宴が計画されているので、それに気が散っているのでは、などと批判されていましたが、果たして横綱まで行ったような人が、それしきの事で、集中力を失い負けるものでしょうか。それにしても、後半の2敗は、信じられないような負け方でしたね。相撲巧者の安美錦の活躍も嬉しかったですね!ファンです。長年応援してきた、栃乃洋が多分十両陥落なのが残念ですが、又もう一踏ん張りして幕内に戻って来て欲しいものです。という訳で、真夜中の相撲観戦(ロサンゼルスと日本は、冬の間17時間の時差がある)も終わりまして、又静かな日々が戻って来ました。
今日は、とても珍しい(これはやっているチェロ奏者達の言葉ですよ)、チェロのアンサンブルばかりを集めたコンサートに行って来ました。12人編成の大きなアンサンブルから、4重奏、3重奏、2重奏など様々な組み合わせで、とても楽しいコンサートでした。演奏された曲は、こういったチェロのアンサンブルに特別に書かれた曲から、既成の曲をアレンジしたものまで、様々。とても興味深かったですね。チェロの美しい、人間のバリトンの声に例えられる音色が、大勢のチェリストが演奏する事で、益々魅力的に聴こえたように思います。 このコンサートは、ロサンゼルス・チェロ協会の主催したもの。今までにも不定期に開かれていたアンサンブル・コンサートですが、昨年に続き二年連続で、参加したグループも増え、大変盛況でした。様々な大学の音楽教授達、オーケストラ奏者達、又映画音楽などを録音するスタジオミュージッシャン達、大学の学生グループなど、ロサンゼルスの音楽層の厚さを物語る、多彩な顔ぶれでした。 トロンボーン奏者にも言えるような気がしますが(私、実はトロンボーン奏者の友達が多いんです)、この低層部を受け持つ楽器の人達って、とても結束力が強い。今後も、このチェロ協会の活動、注目したいですね。
待望の一月場所が、中日を過ぎ、幕内は混戦状態です。杷瑠都の活躍で、これからの取り組みが益々楽しみ!千代大海の引退が大きなニュースですが、あの引退会見での晴々とした表情は、これまでの相撲人生を物語っていたように思いました。そして、親方の九重親方(私のヒーローです)のおっしゃっていた、あのやんちゃ坊主が・・というお言葉、優しさに溢れていましたね。千代大海関、本当にご苦労様でした。長い間重責の地位、大関として務めて、数々の名場面、名勝負を私達に見せて下さいました。そして、魁皇の前人未到の記録更新も、ご本人は謙虚に語っておられますが、これはとんでもない事ですよ。今後も白星毎に、記録をのばしていく訳ですから、本当にすごい!そして、我々相撲ファンの力の源でもあるのが、魁皇の戦っている姿。36歳という年齢、大型力士という事、そして長く取り続けていけるのは、何と言ってもご本人の努力一本だと思います。本当に頭が下がります。 昨日の大相撲中継は、あの貴乃花親方の解説で、堪能させてもらいました。とても繊細な語り口で、取り組みを分析して下さって、これからもどんどんと、テレビ中継解説として、出演して頂きたいと思います。現役の時に、こちらが勝手にイメージしていた力士像と、引退後解説者としてテレビ出演する親方衆は、いつも大きく違って、再び親方として大ファンになってしまいます。国技館などで、ふらっと歩いていらっしゃる現役引退後の親方。又は入り口の、チケット切りの所にいらっしゃる親方。皆さん、とてもフレンドリーに接して下さって嬉しいです。 一大相撲ファンとして、今年も胸躍るような取り組み、迫力あるぶつかりあい、業師といわれる初場所達の攻防、楽しみにしています。