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お馴染みの、湯川先生活躍シリーズ。化学を駆使して、謎を解決していく。全部で4話入っているが、第2話の中にとっても良いことが書かれているので、引用しますね。119ページ「人の意見に耳を傾け、自分のやり方や考え方が正しいのかどうかを常にチェックし続けるのは、肉体的にも精神的にも負担が大きい。それに比べて、他人の意見には耳を貸さず、自分の考えだけに固執しているのは楽だ。そして楽なことを求めるのは怠け者だ。・・・」まさにその通り。湯川先生、今回も良いこと言う!
I am writing 3 amazing programs all together today. LA Summer tradition is to attend Hollywood Bowl for “Music under Stars” with beautiful breeze, and possibly with wine. I attended Tuesday August 6 for Brahms Piano Concerto No. 1. Helene Grimaud was the piano soloist, one of the leading pianists in her generation, and she […]
シンデレラ・ストーリーとも言える、東京に出てきた初々しい19歳の少女の冒険談。最初は、はっきり言って虫けら同様の扱いを受けるも、自身の確固たる目標を見つけ、ズンズンと逞しく、金持ち一家を追い越していく。そして、幸せの原点に迫る。他人との競争ではない。自分の目標と価値観。その為にはこの主人公、結構破茶滅茶な事もやってのける。でも、最後にきちんと幸せをきちんとつかむ。うっとうしさが無い、カッコ良い小説。
ヒューマニテイーなのである。とても美しい本である。現実には全くない事を、こんなに人間臭く書ける東野さん、本当に素晴らしい。実際の物語の設定は、空想と現実の組み合わせで、複雑に絡み合っていく。そして、その中で語られるお話しは、本当に泣けてくるような、心にズシッとくるものだ。眠れぬ夜に、一気に読んでしまった。励まされ、怒られ、愛され、慈しみの心で包まれる。ナミヤ雑貨店のおやじはすごい。人生の真実を突いてくる、本物だ。東野さん、凄すぎる・・・
I came back to LA from the trip in Japan, the longest stay in Japan for many years. I spent about 3 weeks there. The concert was at the church in Odate City where I played at my teacher’s studio recitals at the age of 5 to 8. Odate City is my second home town in […]
久し振りに、ゆっくり日本で滞在。楽しい日々を過ごした3週間弱だった。まずはコンサートで、私の第二の故郷とも言える、秋田県大館市に行き、ゴルドベルグ変奏曲を思い出の教会で演奏。当時のピアノの先生がお世話して下さっての会で、お蔭様で沢山のお客様に来て頂いた。そこで、サプライズ!小学校の時のクラスメイトが来てくれて、短い間だったけれども、思い出話しに花が咲き、本当に嬉しかった。コンサートの夜は、先生のご家族とレストランで食事を。話しは尽きず・・・である。そして、東京に戻り、主人と落ち合い、名古屋から始まり、京都、広島、金沢と廻って、再び東京へ。人生で始めての日本縦断旅行。改めて、日本の素晴らしい歴史、文化、景観、食文化を感じる事が出来た。 名古屋では、待望の大相撲観戦を。興奮の2日間だった。現在の力士達の取り組みだけでなく、昔の大力士達が親方になって、会場の警護などに当たっていらっしゃるので、会場内でお目かけ出来るのは、相撲ファンの大きな楽しみだ。一日目はウルフが解説に座り、カッコ良かったなあ・・・・ 大相撲の会場になっている愛知県体育館の周辺は、お城あり、神社仏閣ありで、相撲観戦の前に訪ねてみたのも良かった。 名古屋から、京都へ移動。全くの偶然で、祇園祭の宵山と山鉾巡行の時期に当たり、歴史的なお祭りを見られたのは感動であった。どの鉾も、まさに動く美術館。京都の深い歴史に触れ、感動であった。お祭りの合間に、かなり積極的に、お寺などを見て廻った。まず、東・西本願寺、そして京都御所、二条城、そして、嵐山へ足を延ばし、天竜寺、祇王寺、念仏寺、金閣寺、竜安寺、仁安寺へ。夜は祇園へ行き、昼間の暑さを忘れ、夜風を感じながら川のほとりを歩いた。京都出発の日、友人夫妻と会い、素晴らしい京都料理を味わう機会を頂き、本当に感謝。ここでも、楽しい会話に、あっと言う間に時間が過ぎていった。 京都の次は、広島。宮島と岩国の錦帯橋を訪ねる。宮島は神秘の場所・・・なのだが、我々が訪れた時は、次第に干潮になる時間に当たり、鳥居は海の中に浮かぶ姿を見れたものの、肝心の厳島神社は干上がった海の上で、普通の神社(!)であったのは、多少残念。だけど、宮島で訪れた千畳閣は素晴らしい空間であった。 そして、金沢へ。市内の兼六園や武家屋敷、お城だけでなく、かなり足を延ばし、能登半島、そして白川郷や飛騨高山にも行った。それぞれに素晴らしい風景に出会って感動。 最後の東京では、鎌倉を訪れ、中学時代の超仲良しグループと夕食、実家での両親・弟の家族との夕食。本当に充実した日本での日々であった。1000枚以上ある日本での写真から、選りすぐったものを、このホームページ上のフォトギャラリーに載せたので、そちらもどうぞ。帰国後すぐに仕事に復帰。コンクールの審査などをこなしたが、旅行中に怠けきった指をリハビリ中。日曜日にある小さな演奏に備えている私です!
相撲ファンなら、必見の一冊!相撲の歴史から技の解説まで、分かりやすく、かつ面白く、相撲ファンの心をくすぐる本である。名古屋場所の売店でゲット。相撲に興味がなければ、価値は余りないかもしれないけど、私に取っては、大変面白い。相撲のカゲに潜む様々な不思議。こういう事だったのか、と手を叩いて納得出来る部分もあるはず。相撲をテレビで見るチャンスのある貴方には、価値のある一冊になること、間違いなし。
日本に滞在中に買った本の一冊。次々に騙される女性達、そして騙す喜びを追いかける男。騙しているのではなく、女性の人生をコーディネイトとしている、とまで嘯く男に一切の反省はない。女性達の中には、騙された自分が許せなくて自殺するものが出る。老後の全財産を失う女性もいる。それでも、その男は悪気なく、次のカモを探して、自分の贅沢に使うお金を巻き上げる。こんなに簡単に騙されるのか・・・・でも、何と言おうと「結婚」という名目は、多くの女性にとって、キラキラ輝き、「一度はしたいもの」なのだ。その心理を知っての、詐欺である。どうぞどうぞ全女性の皆さん、特に婚活に燃えている方々、もしくは、孤独が忍び寄っていると感じている方々、男性の上辺の「甘さ」にコロっといかないように。
I read this book on the way to Japan, and during my traveling in Japan. It is truly a fun book. As you know, Starker was one of the very very best cellists of our time. He passed away several months ago. I love his recordings. I never heard his live performance, but I once […]
これは、ホラーなのか。それとも、サスペンスなのか。どちらにしても、乃南さんの、大初期時代の作品だ。だから、「アラサー」なんて言葉が世の中 を横行する随分前の話。アラサーの美しい独身女性の悲しい。そして、その女性が、狂気の道を滑り落ちていく。