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English Blog 2023 Happy Easter! April 9, 2023

Pope John Paul II “Do not abandon yourselves to despair. We are the Easter people and hallelujah is our song.”

English Blog Tribute to Ryuichi Sakamoto (1952 – 2023)  坂本龍一の残したもの April 8, 2023

Sakamoto passed away on March 28, 2023. His achievement is so big and I am sure so many people have already written about it. Personally, I grew up listening to YMO, and as an adult I performed his piano music on so many occasions. I took his music for my tours when I introduced Japanese music […]

Book Reviews (マイブック評) 2020年の恋人たち 島本理生 中央公論新社 March 13, 2023

母親の死後、32歳の前原葵が、男性遍歴(日本語で便利な言葉ですね)を重ね、自立していくお話しだ。東京の中でも、私が今でも比較的分かっている地域が舞台になっていて、そこは読んでいて楽しかった。この本の中で、1番気に入った言葉は「無理矢理握りしめていた偽物の保証のほうが、ずっと不安を生んでいたって・・」「偽物の保証」、素敵な言葉で、言い得て妙ですね。大昔に読んだ曽野綾子さんの小説で、やはり若い女性が次々と男性に好かれる話を、題名も忘れてしまったけれど、何故か思い出しながら、読んでいました。こんなに短い期間に、個性的で素敵な男性陣に大モテの葵。出会ったばかりの居酒屋の店主とスペイン旅行をしたり、ちょっと無理があるかなあ・・・ でも、お話し自体は大変面白く、一気に読んでしまいました。はい、流行作家は凄いです。

Book Reviews (マイブック評) もっと塩味を!林真理子 中央公論新社 March 13, 2023

いわゆる、Based on the True Story で、もちろん有名なシェフのお話しです。でも主人公は、その妻の美佐子。パリで、ミシュランの星を獲得することを夢見て、全てをかけて奮闘した女性、美佐子。「恋に生きた」と言えばかなりカッコ良いけれど、そんな綺麗事ではない、凄まじい世界を生き抜き、最後は若くして癌でこの世を去った。最初、和歌山で裕福な家庭の主婦だった一女性が、「料理」に憑かれ、当時珍しかったフランス料理の魅力の虜に。子供も家庭も捨て、東京に出ていく美佐子。そこで出会ったシェフとの人生を歩み始め、最初に日本のレストランで成功。次にパリに出店計画を立てるものの、バブルが弾け、サポートを失う。。。凄い女性だ。きっと近くに寄ったら、そのエネルギーでこちらが溶けてしまったであろう。現実的に、美佐子に親近感を得ることは出来ないけれど、読んでいてとても面白い本であることは、間違いない。林真理子さんの御本ですから、ね。

Japanese Blog (日本語のブログ) ロサンゼルス発 熟年スモジョ「どすこい日誌」2023年初場所 やあー、楽しかった! January 22, 2023

初場所に相応しい、非常に楽しい15日間でした。千秋楽まで、勝敗が決まらないのは、それだけで成功の場所。そして、貴景勝と琴勝峰の対決も、大関の意地を見せた事もそうですが、琴勝峰も凄かった!阿武咲が、失速して残念でしたね。霧馬山に負けた一戦の後で、付き人に「硬くなったかなあ」と漏らしていたようです。千秋楽も反則負けという、何とも後味の悪い結果となってしまいました。 しかし、大波3兄弟の2人、若隆景、若元春(お兄ちゃん、幕下で頑張ってまーす)、佐渡ヶ嶽部屋の琴ノ若、琴勝峰、益々叔父さんに似てきた豊昇龍、霧馬山、大榮翔、玉鷲など、次の大関候補がひしめいているので、今年も楽しくなりそうです!目が離せませんね。 そして、1番人気の朝乃山の十両優勝。今年中に大関復帰出来るか、どうか・・そして、幕下十五枚格付出の落合の優勝。白鵬(現宮城野親方)も凄い青年に目をつけたものです。「自分が教えるから」と、リクルートした様ですね。歴史に残る大横綱にそんな事を言われたら、「はい!」と言いますね、大概は。来場所の番付発表が、早く見たい!福祉相撲も日本に居たら、絶対行っていますね。そして、巡業も。お相撲は、3月まで一休みです。とほほ・・それでは、大阪でお会いしましょう!(写真は、ロサンゼルス相撲愛好会の2023年新年会から)

English Blog Martin Luther King, Jr. Day and Occidental College January 16, 2023

I am touched to receive an email from our current president of Occidental College, President Harry Elam, today. He addressed to us about the college’s connection to Dr. King. Below is an excerpt from his campus email. On April 12, 1967, Reverend Doctor Martin Luther King, Jr. spoke at Occidental, invited by President Richard Gilman, […]

Book Reviews (マイブック評) Schumann: The Faces and the Masks by Judith Chernaik January 6, 2023

I just finished this book. The biographical elements of the book are very interesting and fascinating; however I did not enjoy the very detailed (and personal) discussion of his compositions. They are too descriptive and interrupt the flow of the stories. I could not stop reading the end of this book where Schumann’s life in […]

Book Reviews (マイブック評) きらきらひかる 江國香織 新潮社文庫 December 7, 2022

新婚カップルの話でーす!と言って、この本を想像する人は皆無だろう。笑子:新婦、睦月:新郎。2人の結婚を説明するのは難しいので、ちょちょっと省きます。「型にはまる」事の大好きな日本社会にあって、こういう形の夫婦が、是非現実にも存在して欲しい。でも2人だけで生きている訳ではないので、「ユニーク」さは、時には残酷に人を傷つける。故に、2人は「普通さ」も入れようとするが、それは2人をとことん打ちのめす。「自分らしくあること」「幸せになること」「人を愛すること」永遠のテーマだけど、この本はほんの少しだけ、この永遠のテーマにヒントをくれるような気がする。江國香織、好きな作家です。

Book Reviews (マイブック評) 奇跡 林真理子 講談社 December 7, 2022

以前から読んでみたかった本を、日本でゲット!確かにメチャクチャ凄いリアルストーリーだけど、何か絵空事っぽいのは、何でだろう・・役者も設定も申し分ない。絵に描いたような美男美女の大物カップル。双方ともに、金銭的に潤沢。不倫の末結婚に漕ぎ着けたら、男性が末期癌になり、呆気なく亡くなってしまうという大悲劇もある。なのに、何だかズシンと心に入って来ない。林真理子さんのドキュメンタリー力は、言わずもがなだ。やっぱり、私自身が普通過ぎて、このカップルの金銭感覚、上級趣味についていけないのかもしれない。そして、不倫とは言え、一切ドロドロ感がなくて、全体がカッコ良すぎるのかもしれない。本としては、もちろんとても面白く仕上がっているので、「読む」行為自体は、最高ですよ。

English Blog 2022 Have a Wonderful Thanksgiving! November 24, 2022

Sending good wishes to you this Thanksgiving! Good food that fills your table, good health as you work hard, and good times with family and friends. May you have all the best delights in life. Happy Thanksgiving!