Blog

Japanese Blog (日本語のブログ) 日馬富士関、優勝おめでとう!  9/24/12 September 24, 2012

秋場所が、興奮の渦の中で終了。千秋楽は、まさに死闘でしたね。白鵬もすごかったけれど、日馬富士の戦い振りには、本当に感動しました。現在31連勝中、2場所連続の優勝、そして横綱昇進。心よりおめでとう、と言いたいです。テレビで拝見するようになってから、私は、日馬富士関の一貫したその謙虚で真摯な態度が好きです。ご両親を敬い、母国を愛し、お相撲に来てくださるお客様に敬意を表し。決して大きくないその体は、お相撲する事に完全な力を発揮して(千代の富士関を思い出します)、相撲中は集中しているけれど、リラックスした時に見せる笑顔はとても人懐っこい。今までに確か2度綱取りに失敗した経験があるだけに、今回のチャンスに磐石を期した感がありますね。心身共に、最高の状態でした。そして1才年下の白鵬関も、横綱の地位を明け渡すのではなく、火花を散らして、日馬富士との好勝負を沢山沢山見せて下さい。これからの2横綱時代に期待しています。 日本人の優勝力士が栃東関以来出ていないとか、若乃花以来日本人横綱が出ていないとか、もう散々言われてきた事だけど、私は、そういう範疇でお相撲を捉える時代は終わったのではないかと、思っています。もちろん、輪島関、千代の富士関などの活躍を、手に汗にぎりながら見て育った経験を持つ私としても、淋しくないことはないです。でも、野球だって、ゴルフだって発祥の地を離れて全世界に広がり、裾野の人口を増やし、人気を高めて来たわけです。日本でも、どれだけの人がゴルフをやり、野球をやり、世界に通ずる選手を搬出してきたことか・・。現在いる日本人の2大関にもがんばって欲しいし、妙義龍関にも、期待しています。又、下からどんどん元気な若手が出て来ています。日本人力士もがんばっているし、外国から夢を抱いて来日した沢山の力士達もがんばっている。それで、良いんです。千秋楽は、いつもにも増して、好取組が多かった気がします。11月の福岡、今から、興奮しています。  

English Blog LA Times Article “Cage at 100: His Genius an L. A. Story” by Mark Swed 9/2/12 September 2, 2012

I totally have forgotten 2012 is John Cage’s Centennial. This LA Times article made my Sunday morning joyful and fun. As a musician, I have played John Cage’s music, but I did not know much about his life, especially connection to LA culture life. This is a substantial article (5 pages) about one composer on […]

English Blog A Movie “Searching for Sugar Man” 8/18/12 August 19, 2012

It is a very touching and interesting movie. In 1968, two producers went to a downtown Detroit bar to meet an unknown artist, a charismatic Mexican-American singer-songwriter named Rodriguez, who had attracted locals with his mysterious presence, soulful melodies and lyrics. They were immediately touched by this singer, and believed they had found a musical folk hero. This discovery led the recording […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 発想の転換・逆転の発想 8/13/12 August 13, 2012

「必要は発明の母」とは、良く言ったものだ。先日、主人(アメリカ人)がロサンゼルスのダウンタウンにある、「リトル東京」の近くまで行くというので、日本のマーケットでの買い物を頼んだ。男の人に買い物を頼む時には、値段を見て買うという行為には、期待しないことだ、まず、とにかく、買うもののリストをメールで送って、ご帰還を待つ。アメリカのマーケットで手に入らない、お刺身を大量に(LAはウニが安くて、新鮮)、そして、頼んだものを順々に見ていく。上出来、上出来、でも、冷やし中華がない。もちろん日本語が読めないから、見つけられなかったんだなあ、と思っていたところ、何故かそうめんが出てきた。私は、子供のころから冷やし中華といえば、インスタントのたれがついているものと決まっていたので(私はそれにいつも、錦糸卵作って、ハムときゅうり切って、アボカドやトマト、時間があれば干し椎茸の煮付けを乗せる)、それを使う発想しかなかった。主人は私がインスタント食品は使わず、自分で全部作っていると思っていたらしく(有難いお言葉!)、インスタントのパッケージに入ったものを買うという発想がなかったのだ。という訳で、そうめんを使って冷やし中華を作ってみた。これが、結構いけるのだ。たれは、米酢、ごま油、黒砂糖、などを適宜に混ぜて作り、事前に冷やしておいた。乗せるものは、大体いつも通り。麺の食感が違うかなあ、と思ったのだが、言われなければ気が付かない程度。この「そうめん」事件以来、ますます私は「型にはまらない」料理を楽しんでいる。冷奴にアボカドとトマトを併せ、鰹節をかけて、そばつゆもどきで食べた。これも結構美味しかった。鶏の蒸したものを冷まし、セロリ、ブロッコリー、レーズンとあえて、マヨネーズとカミン、カレー粉を混ぜて、冷蔵庫で冷やして、食べた。これも、大成功だった。料理はお菓子作りと違って、とにかく融通が利く。皆様も冷蔵庫にあるもので、創作料理をお試しあれ!

Book Reviews (マイブック評) Artur Schnabel “My Life and Music” 8/8/12 August 8, 2012

This is a book review on Artur Schnabel’s auto-biographical book. Schnabel  (1882-1951) is a legendary figure and he has been one of pianists I always respect and admire. I have studied his famous edition on Beethoven sonatas, and heard his recordings mainly on Beethoven and Schubert sonatas. Whenever I play Beethoven or teach Beethoven to […]

English Blog A Movie – Farewell, My Queen 8/1/12 August 1, 2012

I have seen movies about French Revolution and the life in Versailles, but this French movie focuses on Marie Antoinette and her lesbian relationship, and an affection to Queen by Marie Antoinette’s librarian lady. The life is intimate and beautiful in Queen’s quarters. It seems almost like Japanese Ōoku, which was a ladies’ wing in Edo Castle in […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 内村航平選手の奇跡、そして楽器習得との共通点   7/25/12 July 25, 2012

先日TVジャパンでやっていた番組から。「ミラクル・ボデイ」というもので、人間の体に焦点を当てて、その稀に見る成就を解明するものだ。内村航平選手の回を見ていて、まさに開眼。今までにも、スポーツと音楽の関係は再三取り上げられているのだが、今回まさに、そのセオリーを強く裏付けた、という感想である。内村選手(体操)は、空中感覚というものに、普通の人では考えられない能力があると言う。それは、一流の選手ですら、真似が出来ないものだと言うのだ。例えば、空中でものすごいスピードで回転をする時に、内村選手には、はっきりと周囲の景色が見えているらしい。また、自然に重力を感知して、暗闇で閉じ込められた空間でも、それを反射的に判断できる、など、体操選手にとって、とても重要な要素が体に備わっているらしい。しかし、それは天才だからと、いうものでは決してない。子供の頃に会得した、一つの技が出来るようになる達成感から、どこまでも努力する姿勢。これも子供の頃に、時間を忘れて練習したトランポリン上で、自然に身に着けていった空中感覚。そして、その優れた感覚から、他の選手が行っている技を、ビデオで何百回も見て、それを頭の中でイメージを組み立て、実際に自分がやる演技として取り込む事が出来る。内村選手曰く、頭の中でのイメージ(飛んでいる時の周囲の景色も、そのイメージの中ではっきり見えるらしい)が、彼の練習や競技会への準備にとても重要な部分を占めるらしい。 これは、まさに音楽の楽器を演奏する上との、共通点だ。我々の仕事は、楽譜上の音符を、楽器上で、どれくらい美しく、感動的に演奏出来るかというプロセスである。その際、ただ単に、「音」を羅列するのではない(そういう生徒が、もう沢山いるが・・)。どういう音が欲しいのか、頭の中で聞く事がとても大事。もっと言うなら、楽譜を勉強しつつ、その音を聞く事だ。そして、自分の「音質」「フレージング」を創造していく。それは、大家の演奏を聞いた時もそうだ。何がその「大家」を「大家」としているのか、を考える。又、楽器上での、テクニックも、単にむずかしいパッセージを何千回も練習して弾けるようにすることではない(それも、もちろん大事だけど)。どうやって、効率的に自分の手を使うのか、どの指使いが自分の手に合っているのか、強靭な指を持ちつつ、体と腕、手首の緩和をさせるのか、など、沢山の要素がある。例えば、どうやって難しいジャンプをピアノ上で成し得るかなど、体操と同じである。その手が一つの鍵盤から次の鍵盤に移動する映像が、スローモーションで見えると、テクニックを克服する上でも、その成功率を上げる上でも、役に立つ。そして、最後にとても大事な事が、自分で出している音を(練習中に、特に)、どれだけの集中力で聞けるか、という点だ。 沢山言いたいポイントはあるが、今日はこの辺で。とにかく、私は内村選手という存在に、とても感動している。そして、人間の能力開発というものの、厳しくも、美しい、可能性にも、感動している。残酷ではあるけれど、音楽やスポーツなど、成長期に努力して身に着けたものが、その後の可能性に大きく関わっていくことである。

English Blog A Movie – Safety Not Guaranteed 7/9/12 July 9, 2012

When an unusual classified ad, which is the title of this movie, inspires a writer and 2 interns at Seattle magazine. They really needed a hot story and it seemed a perfect start! They discovered a mysterious eccentric guy named Kenneth (Mark Duplass), a paranoid supermarket clerk, who put this ad. He believes the time travel […]

English Blog “Gustav Klimt: The Magic of Line” and “Herb Ritts : LA Style Exhibitions” at Getty Museum 7/9/12 July 9, 2012

“The Magic of Line” is the first fully dedicated exhibition to the drawings of Gustav Klimt (1862–1918), and the 150th anniversary of Klimt’s birth (1862-1918).  The drawings in this exhibition come mostly from the Albertina Museum, Vienna, which houses one of the most comprehensive collections of Klimt’s drawings. Klimt was one of the important figures of the International Modernism. […]

English Blog A Movie “To Rome with Love” by Woody Allen 6/25/12 June 25, 2012

I enjoyed it tremendously! I have been a follower of Woody Allen’s movies for decades. “To Rome with Love” is the third of his European touristic movies. This time is in Italy. Woody Allen’s creativity and imagination is just amazing. He created “A Shower Singer” which you must experience in this movie.  He also created […]