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I am so excited to announce our second concert in 3rd@1st 2021-22 season. I hope you can join us at the concert! “The Joy of Chamber Music Concert” The Third at First concert series continues at First United Methodist Church on Saturday, November 20, 2021 at 4 p.m. with a program of chamber music performed […]
いやーー、笑いました!三浦さんのユーモアに、笑いを堪えるなど、到底無理、無理。バカ笑いです、本当に。三浦さんは、私の大好きな日本人作家の一人で、今までにもたくさんのご著書を読破しています。エッセイ集では、「作家の本音」(曲者かもしれない)に溢れ、三浦さんのお隣にでも引っ越して来たかのよう。ウフフ。日常のほんの些細な事が、作家の手にかかると魔法のよう。素敵なお話しや、大ギャグに変身するんですよ。この本も、私的には、「マスト」な本だと思います。是非、手に取って下さい。但し、余りの可笑しさに、大口開けて吹き出す可能性があるので、公共の乗り物での読書はいかがなものかと・・老婆心ながら、申し上げます。最高!!!
当代きっての売れっ子作家は、やはり凄い。様々な事に興味をお持ちで、どの局面でもキチッとさばいていらっしゃる。文章のキレが良く後を引く面白さで、かつ批判するところでは、言葉を緩めずにちゃんと発言なさるのだ。そして、愛情いっぱい、とても心が広い。また、行動力も生半可ではなく、東西南北、縦横無尽だ。林さんのエッセイ集が手元にあると、こちらの心に余裕が出来るようだ。是非手に取ってみて下さい。
Our last in person concert was Feb. 2020, and we have released monthly online concerts during 2020-2021 season. Now we celebrate our reopening! Please come to join us at the concert in Pasadena, CA. If you don’t live in LA, you can still watch it online. We have been figuring out how we manage a […]
後半に入っての「どんでん返し」は、準備出来ていませんでした!でも、そのカラクリが分かると、今までの道のりが、クリアに見えて来るんですね。プロローグに伏線が張られているのだけど、それは中々上手くカモフラージされていて、「カラクリ」と結びつけることはかなり困難。取り敢えず一章づつ読み進む訳だけど、読みながら泥沼にハマっていきそうな、気分になる。その「意地悪さ」「気持ちの暗さ」に、読んでいるこちらの精神が、キシキシしてくるのだ。そして、最後のページまでたどり着くと、不思議な事に、その苦しさが爽やかさに変換していく。緻密な計画の元に作られたであろう本書。読み応え、かなりありますよ!
Put peace into each other’s hands and like a treasure hold it; protect it like a candle flame, with tenderness enfold it. Put peace into each other’s hands with loving expectation; be gentle in your words and ways, in touch with God’s creation. Put peace into each other’s hands, like bread we break for sharing; […]
本の内容は、正に題名が語るが如し。でも・・表紙の装画は、随分と「柔らかく」「パステル」調で、本文とそぐわない感がある。基本的には、大学4年間の人間関係がテーマ。しかし、読み進めていくうちに、「青二才」というよりドーンと重くて、「脆い」というより強固で、迷いは沢山あるものの、「痛い」というより、戦いかもしれない。私にとって一番面白かったのは、現代の若者日本語。ぞんざいで、歯切れよく、男言葉も女言葉もない。微妙に摩擦を避ける、その巧みな言葉選びに、感服。そしてテンポが抜群に良い!可愛い子ぶっても、言う事はしっかり言う、ポンちゃん。董介の、巧みな話術とコミュケ(私にとって新しいボキャブラリ)能力。僕はと言えば、孤独を気取りながら、しっかり就活をやり、内定も取る。「青くて痛くて脆い」のはやっぱ、「ヒロ先輩」かもしれない。どんでん返しもあり、「ええ〜!」となる場面ありで、我々読者は、マンマと作者の罠にハメられる。住野よるさんの御本、一度手に取ってみては?
とっても気に入った本です!現代版フェアリーテールというのか、お伽話というのか。21世紀日本版「不思議の国のアリス」かもしれない。とにかく、素敵なお話しですよ。三歩(20代女性)は、大学の図書館勤務で、職場の中では、気持ちの熱い先輩諸氏に囲まれているんです。優しい先輩、怖い先輩、そしておかしな先輩。三歩ちゃん、セクシー下着も着るし、仕事をサボる事もある。しかし、大ボケだし、超ピュアだし、大食いだし、人よりちょっとゆっくりだし・・ 何と言っても、好きなものに囲まれて暮らしているのが、最高!何でも、楽しみに変えて、生きている、三歩ちゃん。ブルボンのお菓子に信奉しているし、ラーメンだって大好きだ。ドーンと落ち込む事もあるけど、楽しみを逃すまいと、好きなものに気持ちを切り替える。職場の先輩に怒られてギャフンとしたって、ブルボンのお菓子を買って帰る事を決意し、すぐ前向きになる。この本ぜーんぶ好きだけど、この本に使われている表紙の女性、ちょっと素敵過ぎないかなあ、と思うんですが・・スミません。私的には、ムーミンに出てくるスナフキンを、一捻りした風来坊風20代女性が良いなあと、希望しています。しかし、この希望は叶わなくて全然OKですよ。何かウジウジしている貴方、是非麦本三歩に触れて見て下さい!
フランスに持って行った本、第3弾!これで、最後です。いやあ・・、カワイイ地獄とは、正に言ったもの。この一冊に、「カワイイ」に中毒してしまった男女が、沢山出てきます。キャバクラを題材に、そこから派生して、人間模様を鋭く描いている訳ですが、余りにも凄くて、読んでいる私もちょっと気分が悪くなりかけましたよ。「カワイイ」の為には、何でもする、その凄まじさ!人間というのは、何かに縋って生きてたいもの。それが、「カワイイ」だったという事なんですね。しかし、そのエネルギーって、半端じゃないですよ。「カワイイ」地獄、お気を付けて。
フランスに持って行った本、第2弾。東野さんの、ユーモアのセンスに、本当に頭が下がります。飛行機の中で、沢山笑わせて頂きました。ご自分が住んでいらっしゃる出版業界を、揶揄し、翻弄し、笑いの渦に巻き込む。良くご存知だからこそ、逆転の発想で、面白くも出来る、という事なのでしょうか。まあ、兎に角、一度手にとって、読んでみて下さい。貴方も、笑いが止まらなくなるはずですよ。