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Christmas is forever, not for just one day, for loving, sharing, giving, are not to put away like bells and lights and tinsel, in some box upon a shelf. The good you do for others is good you do yourself. – Norman Wesley Brooks
この本も、ずしーんと感動の一冊です。食べる事にこんなに一生懸命になれる日本人に生まれて、本当に良かった。季節の野菜を感謝しながら、そして感動しながら食に取り入れる我々日本人、って凄い!アメリカに暮らして長くなると、実感として思いますよ。「食」への気持ちの入れ込みがあってこその、この本。重い病い、家族の軋轢、上手く行かない恋愛、全てが「わーーーー!」となる時でも、そこに美味しい食事があり、それを愛でる心がある。素晴らしいです。鶏鍋をやって、出汁が良く出たスープで、翌日雑炊を作って食べる至福の時。ああーーーー。アメリカ社会で暮らす私と、日本人の部分が半々の時もあれば、日本人の部分が円周の5分の4位を占める時もある。こういう本を読むと、円周の色分けが、ググッと「日本人だ!」枠に占められていくのを感じますね。今年もコロナ禍で、お正月は日本に帰れず・・だから、新年に向け、刺身舟盛りとお節料理の組み合わせをオーダー。日本を胃袋から感じて、新年を迎えます。
私は心深く感動しています。ホント、涙なしには読めない本です。この本に関して全く知らず、本屋さんで、愛する三浦しをんさんのご著書を発見。兎に角購入(ロサンゼルスの日本の本屋さんですから、全てが揃うという事はないんです。でもあるだけ幸せ😊)。最初は、ありゃ!、高校生の文通のお話か・・と、ちょっと疑念が沸き、ページをめくる指が遅くなりがちだったのですが、あるところから、もうのめり込んでしまった。とことん「のの」と「はな」に。彼女らの、時空を超えた愛の深さ、信頼、一体感。その全てにのめり込んでしまった。書簡の往復のみで、文庫500ページ以上の長編ですよ。どの書簡も、生き生きとしていて、嘘がない。高校で出会った二人が、長い年月の間、常に文章で語り合い、気持ちを繋ぐ。途中から二人の間に「会う」事は、必要なくなっていくのだ。紆余曲折を経て、我々読者は最後の章に導かれて行くのだが、大変な状況にも関わらず、私はその最後に美しい自由を感じた。二人の想いが、昇華していく様が、行間に見える。三浦さん、とんでもない小説をお書きになった。
Yesterday my student played Brahms’ Op. 117 No. 2 at her lesson. It lit my longing heart. As you may have known, Brahms’ late works have been deep treasures for me for many years. Brahms composed his Op. 117 during the summer of 1892 while vacationing in Bad Ischl. He sent a copy of Op. […]
I am so excited to announce our second concert in 3rd@1st 2021-22 season. I hope you can join us at the concert! “The Joy of Chamber Music Concert” The Third at First concert series continues at First United Methodist Church on Saturday, November 20, 2021 at 4 p.m. with a program of chamber music performed […]
いやーー、笑いました!三浦さんのユーモアに、笑いを堪えるなど、到底無理、無理。バカ笑いです、本当に。三浦さんは、私の大好きな日本人作家の一人で、今までにもたくさんのご著書を読破しています。エッセイ集では、「作家の本音」(曲者かもしれない)に溢れ、三浦さんのお隣にでも引っ越して来たかのよう。ウフフ。日常のほんの些細な事が、作家の手にかかると魔法のよう。素敵なお話しや、大ギャグに変身するんですよ。この本も、私的には、「マスト」な本だと思います。是非、手に取って下さい。但し、余りの可笑しさに、大口開けて吹き出す可能性があるので、公共の乗り物での読書はいかがなものかと・・老婆心ながら、申し上げます。最高!!!
当代きっての売れっ子作家は、やはり凄い。様々な事に興味をお持ちで、どの局面でもキチッとさばいていらっしゃる。文章のキレが良く後を引く面白さで、かつ批判するところでは、言葉を緩めずにちゃんと発言なさるのだ。そして、愛情いっぱい、とても心が広い。また、行動力も生半可ではなく、東西南北、縦横無尽だ。林さんのエッセイ集が手元にあると、こちらの心に余裕が出来るようだ。是非手に取ってみて下さい。
Our last in person concert was Feb. 2020, and we have released monthly online concerts during 2020-2021 season. Now we celebrate our reopening! Please come to join us at the concert in Pasadena, CA. If you don’t live in LA, you can still watch it online. We have been figuring out how we manage a […]
後半に入っての「どんでん返し」は、準備出来ていませんでした!でも、そのカラクリが分かると、今までの道のりが、クリアに見えて来るんですね。プロローグに伏線が張られているのだけど、それは中々上手くカモフラージされていて、「カラクリ」と結びつけることはかなり困難。取り敢えず一章づつ読み進む訳だけど、読みながら泥沼にハマっていきそうな、気分になる。その「意地悪さ」「気持ちの暗さ」に、読んでいるこちらの精神が、キシキシしてくるのだ。そして、最後のページまでたどり着くと、不思議な事に、その苦しさが爽やかさに変換していく。緻密な計画の元に作られたであろう本書。読み応え、かなりありますよ!
Put peace into each other’s hands and like a treasure hold it; protect it like a candle flame, with tenderness enfold it. Put peace into each other’s hands with loving expectation; be gentle in your words and ways, in touch with God’s creation. Put peace into each other’s hands, like bread we break for sharing; […]