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Japanese Blog (日本語のブログ) 仕事部屋の有難さ  11/8/10 November 8, 2010

この秋、週末に大学で教える機会が増え、教えた後に自分のレッスン室に残って、練習したり勉強したりするように。この時間をとても気に入っています。構内に学生達も余りいないので、静かな空間で練習が出来るんです。学校という公共の場で、逆にとても一人になれる感、とでも言いましょうか。週末、家で練習しようとすると、意思が弱い私は、効率がガタ落ちになることも。それが、大学のレッスン室には、ピアノと机しかないので、集中して練習が出来るし、勉強も進む、と言う訳です。窓の外を見れば、中庭に噴水。ちょっとお茶でも、と言う場合は、秋色に染まりつつあるキャンパスを歩いて、大学内のコーヒーハウスに。作家の方達がホテルにカンヅメ、とか、仕事部屋に行って書くというのは、もしかしたらこういう事なのかしら、と思っています。贅沢なオプシオンに感謝しつつ、大学のレッスン室で練習する私です。 私達にとって楽器の練習というのは、必須の事で、時にはマンネリになったり、効率が悪く先が見えないブラックホールに入ってしまうことも。フレッシュな気持ちで、新しい方向性を見つけながら、練習出来るようにしたいですね。練習に飽きたり、堂々巡りになりイライラしたら、思い切って外に出て散歩、音楽と全く違う事をしてみたり。毎日新鮮な気持ちで楽器に向かえると、幸せですものね。

English Blog Christian Zacharias, Chamber Music and LA Phil Concert 11/3/10 November 3, 2010

I went to listen 2 concerts on 10/26 and 10/29 at Disney Concert Hall. Christian Zacarias played Trout Piano Quintet by Schubert with LA Phil musicians, and played/conducted C. P. E. Bach Keyboard Concerto in D Minor with LA Phil. He is trully a refined pianist/conductor. His piano playing in classic style is superb, beautiful tone, sensitive phrasing, […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 我が家に、梟がやって来た 10/25/10 November 3, 2010

ロサンゼルスの中心から、車で30分弱の我が家。自然が豊かで、野生動物がちょくちょくやって来る。しかし、梟は初めて。何だか庭から「ホーホー」と聞こえるので、覗くと2匹の梟が。庭の木に止まって、何やらおしゃべりの最中でした。梟は縄張りが大きく、広大な範囲を飛び回るようで、どこから来たのでしょうね。森の長老という風情で(若かったらごめん!)、威厳があるような感じ。しばしお喋りの後、山の方に2羽で飛び去っていきました。とても楽しい経験でした。

English Blog A Movie – Girl who Kicked Hornet’s Nest 11/2/10 November 3, 2010

This is the final installment of Millennium Trilogy, and I needed to watch it.  Noomi Rapace has created a new heroine, Lizbeth Salander, in the 21st century, and her acting is just stunning. Without Noomi Rapace, Millennium Trilogy would’d be created. Lizbeth was a victim at first, but she fought back her enemies. And she triumphed […]

English Blog Piano Exercise Book “Pischna” 10/9/10 October 11, 2010

We need to take our cars for maintenance, we trim our hair, some people pay a lot of money for nails, and we visit a doctor’s office for physical. I use “Pischna” for my piano technique maintenance. When I was 15 years old, I met a great piano professor who told me that I needed to redo my piano technique to […]

Japanese Blog (日本語のブログ) とても驚いた、一俳優の発言 10/12/10 October 11, 2010

先日何気なくNHKの放送を見ていた時の事。経験豊富な俳優さんが、自分の駆け出しの頃のお話をしていらっしゃいました。その中で、アメリカ社会、もしくは西洋社会では、あり得ない発言があり、ビックリを通り越し、ショックを覚えました。私の住むアメリカ社会は、それは多くの違った人達が生きています。ですから、人種、宗教、結婚の有無、ヘテロセクシャルであるか、ホモセクシャルであるか、など、差別に繋がる発言に非常に神経を払います。それが、この俳優さん、平気でホモセクシャルの方達の事を、笑いものにするような発言を。そして、それをカットもせずに放送したNHK。日本では、こういう発言が平気で行われているのでしょうか。放送媒体ですら、それを許容しているのでしょうか。これがアメリカ社会なら、この発言だけで、この俳優さんも、NHKも、大問題になる筈。日本が、差別問題に寛容なのか、それとも鈍感なのか。日本人として恥ずかしく、大変驚きました。

Japanese Blog (日本語のブログ) ピアノテクニックの整備に、ピッシュナ 10/11/10 October 11, 2010

車も電気製品も、定期的なメインテナンスが必要。お肌のお手入れ、爪のお手入れにだって、お金と時間をかける人達がいます。そのように、常に整備をして、一定のレベルに保つ事。これは、ピアノのテクニックにも言えます。一度身につけたテクニックでも、そのレベルを保つためには、日々の練習が必要になります。私は高校生の時に素晴らしいピアノの教授に出会って、それまでやって来たテクニックの見直しをしなければ、次のステップにはいけない事を言い渡されました。実は自分でも壁を感じていたので、この教授の元で、基本から丁寧にやって行く事に。その一つに、ピッシュナ(Pischna)というテクニック本を練習する過程がありました。この本は、指の独立に重きを置いた練習本で、1番から60番まで一冊こなすと、指が解れ、指先まで神経が行き届くようになります。正直に言えば、かなり退屈ですが、私はそれぞれの練習曲に、自分なりの目的を書き込んで、そこに集中するようにしていました。高校の頃は、毎日1時間程かけて、ピッシュナを全曲練習していました。この本は、今でも私のピアノバイブルです。手の調子が悪い時や、何だか指がスムースに動かない時、少しピアノから離れていた時など、ゆっくりピッシュナを練習。数日続けていると、自分の手の感覚が、徐々に戻って来ます。指や手のどの部分に神経を集中させるのか、どの部分を鍛えているのか、を考え練習すると、とても効果があります。毎日の練習の指慣らしに、最初の10番程使うのも、お薦めです。

Japanese Blog (日本語のブログ) 私の時間節約術 10/11/10 October 11, 2010

様々な本が出版され、「どうやって限られた24時間を効率的に使うか」、という事が論じられています。私の場合、1)バリバリやる時と、グタッとする時のメリハリをつける、2)出来る事は、2つ3つ同時にやる、の2点でしょうか。例えば、ピアノの練習中に煮物などの調理は出来るので、そのように準備して始める、見たいテレビがある時は、その時間に、洗濯物をたたむ・爪を切る・ぺデイキュアをする・ボタン付けをする・アイロンがけをするなど。エクササイズも、歯磨きも、テレビの時間にする習慣が出来ています。又、お茶を飲むためにお湯を沸かす時間に、台所の片付けをチョコチョコとする、買い物に行く時は、しっかりどの順番で店を廻るかを、一筆書きのように準備して出掛けるなど。そうすると、結構時間を効率的に使い、時間を生み出す事が出来るような気がします。その反面、ゆったりする時間を確保するのも、とても大事だと感じます。例えば、夕食の時間は、美味しいものをちょっとお酒など飲みながら、その日あった事を話しながら、ゆっくり過ごすなど。でも、夕食の後片付けをしたら、又ピアノの練習に戻る事も大事でしょうか。気の合った友人達と、美味しい食事をしながら集まるのもとても楽しいですね。映画も大好き。ミルクテイーを片手に、本を読む時間も良いし、庭に来る鳥達やリスの動向観察も面白い。2ヶ月に一度の相撲観戦も、無くてはならないもの。人生一回、やらなければならない事と、やりたい事を、どちらも前向きにこなしていきたいですね。

Japanese Blog (日本語のブログ) 中米公演旅行-メキシコから(新聞への連載エッセイから)10/2/10 October 3, 2010

メキシコで、私の今回の公演旅行も終わり。メキシコシテイ(メキシコの首都)とプエブラ市で2回の公演を行いました。私の住んでいるカリフォルニア州は、南の端でメキシコのテイフアナ市と国境が接しているので、通常「メキシコ」というとお隣に行く、と言う感じです。しかし、メキシコシテイはずっと南に位置しており、カリフォルニアとの国境から約2800キロの距離。現在全ての公演が終わり、メキシコシテイの空港で帰りの飛行機を待っているところです。 メキシコシテイは、標高2240メートルの高地にあるので、ちょっと頑張って歩くと息切れし、沸騰温度が違い、朝晩の温度の差が激しく、と、来る前には知らなかった事がいろいろありました。コンサートは2回、メキシコシテイとプエブラ市で。2公演とも国際交流基金メキシコ事務所の主催で、それぞれ大学内の講堂で行われました。メキシコシテイから車で約2時間のプエブラ市では、お客様から熱狂的なお言葉を頂き、公演旅行の最後に、とても良い思い出になりました。以前にも書きましたが、いろいろな国の人々と音楽を介して交流を持てるのは、音楽家冥利に尽きます。 今回の公演旅行に選んだテーマ「アジアと西洋を音楽で繋ぐ」というのは、今後も自分の人生の中で、続けていきたいテーマです。コンサートの中でのお話しも、何とかスペイン語でクリア。そのお国の言葉でお客様に語りかければ、多少発音が悪くても、距離がうんと近付くと思います。又今回は、それぞれのお国自慢の歌をピアノにアレンジし、アンコールで演奏。これも好評を頂く事が出来ました。 メキシコシテイでは空いた時間で、多少観光も。長年の憧れである、メキシコの著名女流画家フリーダ・カーロの家を訪れる事が出来たのは、感激でした。本や映画などで、慣れ親しんで来た彼女の作品を、彼女の住んでいた家で見る事が出来、更に感動。そして、彼女がご主人のデイエゴ・リベラと一緒に住んだこの家は、そのものが芸術作品です。ラカサアズール(水色の家)と呼ばれ、この中を見学出来たのは、私にとって、とても貴重な時間になりました。彼女は生涯病気と闘い、長い年月をベッドの中で。その苦しみとあがきが彼女の芸術の中で多く見られますが、彼女の使っていたベッドを見ることが出来て、私はしばし時間が過ぎるのも忘れました。それは、美しい庭が一望に見渡せる場所にあって、扉を開けると、寝ながらも外の空気に触れるように出来ていました。 帰国前日に半日時間が空いたので、メキシコシテイ内のチャパルテペック城と近代美術館も訪れました。ホテルのフロントで頂いた簡略地図をみると、ホテルから歩いて行ける距離。しかし、これが結構な距離で、まさに「標高の高さ」が私に直撃。少しフラフラに。オマケに、帰りは近道を行こうと思い完全に道に迷い、警察の人に道を尋ねたところ、この付近の一人歩きは危険だからと、警察の車でホテルまで送ってもらうという、おまけまでついて来ました。近代美術館は美しい建物で、館内を廻りながら静かな時間を過ごし、その後お城へ。これは、同じ公園内にありましたが、ちょっと高台に立っていて、そこまで登るのが、又一苦労。まさに標高の壁が。しかし、これは行く価値大有りでした。スペイン統治時代のもので、歴史を感じるだけでなく、とても美しい建物で、居るだけで素敵感に包まれました。あちこちに散りばめられた芸術品や当時の生活をしのばせる部屋を見て、楽しい時間を過ごせました。この後、ホテルへの帰途で「迷った」という訳です。何事も無くて良かったのですが、ここで犯罪にでも巻き込まれていたら、沢山の方にご迷惑をかけるところでした。過信は禁物。特に海外では、慎重な行動が望まれますね。反省しきりです。 病気にもならず、天候にも恵まれ、飛行機の遅延もなく、とても有意義な公演旅行が出来ました。お力を頂いた多くの方に、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。  

English Blog Central America Concert Tour “Report from El Salvador” 9/26/10 September 29, 2010

After visiting Cuba, I was in El Salvador. Cuba was very hot and humid, but it was wonderful to see a blue sky and a deep blue ocean. A light shower greeted me at the El Salvador airport, and once I entered the city of San Salvador, it was slightly cold. El Salvador is the […]