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English Blog Bicentennial Celebration Concert for Chopin and Schumann 11/9/10 November 9, 2010

It was a beautiful fall day to play a noontime concert at Occidental College. The night before, we had a rain and we woke up with a fresh air and blue sky. Perfect! The theme of the concert was 2 Bicentennial composers, Frédéric Chopin (1810-1849) and Robert Schumann (1810-1856). Occidental College has a cozy performance venue, […]

Japanese Blog (日本語のブログ) ショパン・シューマン:生誕200年記念コンサート 11/9/10 November 9, 2010

昨日は、夜の雨も上がって、朝からとても爽やかな秋晴れ。昼間のコンサートを、私の大学内の小ホールで開きました。この小ホールは、木目の内装で、高い天井。防音整備がないので、外の音が入って来る欠点はありますが、自由で人を包み込むような空間です。ここで、ショパン(1810-1849)とシューマン(1810-1856)を演奏、彼らの人生や私の曲に対する想いもお話ししました。 フレデリック・ショパンの作品は、バラードの第4番(1842年作)を。ショパンの多くある作品群は、ピアニストにとって、どれも生涯に一度は弾きたい曲ばかりですね。特に大曲の、ソナタの3番、幻想曲、スケルッツオの4番やバラードの4番など。これらの曲が一応弾けるようになれば、「ピアノをやっています」と一応言えるのでは・・。音楽性、テクニック、音色、全てに大変高度なものが要求されます。練習をすればするほど、様々な発想が浮かんで来て、本当に終わりのない音楽の旅です。でも、充実した音楽一人旅ですよ。 そして、ロバート・シューマンの作品は、ロサンゼルス交響楽団の友人達とピアノ5重奏曲(1842年作)を。これは、クララ・シューマンが多くのコンサートで演奏し、作曲された当時から現在まで、いろいろな機会に演奏されて来た室内楽の大曲です。とても素晴らしい音楽仲間達と、リハーサルからコンサートまで、至福の時を過ごしました。ロバートがクララと結婚した1840年は、「歌の年」とも言われるように、素晴らしい歌曲を多く作曲。翌年の1841年は、交響曲に専念、そして1842年は、シューマンにとって室内楽の年になりました。3曲の弦楽4重奏を夏に完成した後、この5重奏曲に取り掛かり、驚異的な事に20日間ほどで仕上げたと言われています。出版前に、友人宅で演奏しようとしたときに、ハプニングが。ピアノを担当するクララが急に病気になり、急遽ピアノを弾ける人を探さなければ行けない状況に。救世主は、シューマン夫妻の友人であるメンデルスゾーンでした。演奏はリハーサルなしで、スムースに。演奏後、メンデルスゾーンからシューマンに示唆した点が、いくつか改定され、出版の運びとなりました。大物作曲家2人が共作したとも言えるこのピアノ5重奏曲。このエピソードを考えただけでも、演奏するのがワクワクしますね。 私の次の課題は、ヨハン・セバスチアン・バッハのゴルドベルグ変奏曲です。長年思いを寄せて来た大曲。どこまで自分がゴルドベルグの域に達する事が出来るのか、雲を探るような気分です。自分の全てをかけて、勉強したいと思っています。

Japanese Blog (日本語のブログ) 仕事部屋の有難さ  11/8/10 November 8, 2010

この秋、週末に大学で教える機会が増え、教えた後に自分のレッスン室に残って、練習したり勉強したりするように。この時間をとても気に入っています。構内に学生達も余りいないので、静かな空間で練習が出来るんです。学校という公共の場で、逆にとても一人になれる感、とでも言いましょうか。週末、家で練習しようとすると、意思が弱い私は、効率がガタ落ちになることも。それが、大学のレッスン室には、ピアノと机しかないので、集中して練習が出来るし、勉強も進む、と言う訳です。窓の外を見れば、中庭に噴水。ちょっとお茶でも、と言う場合は、秋色に染まりつつあるキャンパスを歩いて、大学内のコーヒーハウスに。作家の方達がホテルにカンヅメ、とか、仕事部屋に行って書くというのは、もしかしたらこういう事なのかしら、と思っています。贅沢なオプシオンに感謝しつつ、大学のレッスン室で練習する私です。 私達にとって楽器の練習というのは、必須の事で、時にはマンネリになったり、効率が悪く先が見えないブラックホールに入ってしまうことも。フレッシュな気持ちで、新しい方向性を見つけながら、練習出来るようにしたいですね。練習に飽きたり、堂々巡りになりイライラしたら、思い切って外に出て散歩、音楽と全く違う事をしてみたり。毎日新鮮な気持ちで楽器に向かえると、幸せですものね。

English Blog Christian Zacharias, Chamber Music and LA Phil Concert 11/3/10 November 3, 2010

I went to listen 2 concerts on 10/26 and 10/29 at Disney Concert Hall. Christian Zacarias played Trout Piano Quintet by Schubert with LA Phil musicians, and played/conducted C. P. E. Bach Keyboard Concerto in D Minor with LA Phil. He is trully a refined pianist/conductor. His piano playing in classic style is superb, beautiful tone, sensitive phrasing, […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 我が家に、梟がやって来た 10/25/10 November 3, 2010

ロサンゼルスの中心から、車で30分弱の我が家。自然が豊かで、野生動物がちょくちょくやって来る。しかし、梟は初めて。何だか庭から「ホーホー」と聞こえるので、覗くと2匹の梟が。庭の木に止まって、何やらおしゃべりの最中でした。梟は縄張りが大きく、広大な範囲を飛び回るようで、どこから来たのでしょうね。森の長老という風情で(若かったらごめん!)、威厳があるような感じ。しばしお喋りの後、山の方に2羽で飛び去っていきました。とても楽しい経験でした。

English Blog A Movie – Girl who Kicked Hornet’s Nest 11/2/10 November 3, 2010

This is the final installment of Millennium Trilogy, and I needed to watch it.  Noomi Rapace has created a new heroine, Lizbeth Salander, in the 21st century, and her acting is just stunning. Without Noomi Rapace, Millennium Trilogy would’d be created. Lizbeth was a victim at first, but she fought back her enemies. And she triumphed […]

English Blog Piano Exercise Book “Pischna” 10/9/10 October 11, 2010

We need to take our cars for maintenance, we trim our hair, some people pay a lot of money for nails, and we visit a doctor’s office for physical. I use “Pischna” for my piano technique maintenance. When I was 15 years old, I met a great piano professor who told me that I needed to redo my piano technique to […]

Japanese Blog (日本語のブログ) とても驚いた、一俳優の発言 10/12/10 October 11, 2010

先日何気なくNHKの放送を見ていた時の事。経験豊富な俳優さんが、自分の駆け出しの頃のお話をしていらっしゃいました。その中で、アメリカ社会、もしくは西洋社会では、あり得ない発言があり、ビックリを通り越し、ショックを覚えました。私の住むアメリカ社会は、それは多くの違った人達が生きています。ですから、人種、宗教、結婚の有無、ヘテロセクシャルであるか、ホモセクシャルであるか、など、差別に繋がる発言に非常に神経を払います。それが、この俳優さん、平気でホモセクシャルの方達の事を、笑いものにするような発言を。そして、それをカットもせずに放送したNHK。日本では、こういう発言が平気で行われているのでしょうか。放送媒体ですら、それを許容しているのでしょうか。これがアメリカ社会なら、この発言だけで、この俳優さんも、NHKも、大問題になる筈。日本が、差別問題に寛容なのか、それとも鈍感なのか。日本人として恥ずかしく、大変驚きました。

Japanese Blog (日本語のブログ) ピアノテクニックの整備に、ピッシュナ 10/11/10 October 11, 2010

車も電気製品も、定期的なメインテナンスが必要。お肌のお手入れ、爪のお手入れにだって、お金と時間をかける人達がいます。そのように、常に整備をして、一定のレベルに保つ事。これは、ピアノのテクニックにも言えます。一度身につけたテクニックでも、そのレベルを保つためには、日々の練習が必要になります。私は高校生の時に素晴らしいピアノの教授に出会って、それまでやって来たテクニックの見直しをしなければ、次のステップにはいけない事を言い渡されました。実は自分でも壁を感じていたので、この教授の元で、基本から丁寧にやって行く事に。その一つに、ピッシュナ(Pischna)というテクニック本を練習する過程がありました。この本は、指の独立に重きを置いた練習本で、1番から60番まで一冊こなすと、指が解れ、指先まで神経が行き届くようになります。正直に言えば、かなり退屈ですが、私はそれぞれの練習曲に、自分なりの目的を書き込んで、そこに集中するようにしていました。高校の頃は、毎日1時間程かけて、ピッシュナを全曲練習していました。この本は、今でも私のピアノバイブルです。手の調子が悪い時や、何だか指がスムースに動かない時、少しピアノから離れていた時など、ゆっくりピッシュナを練習。数日続けていると、自分の手の感覚が、徐々に戻って来ます。指や手のどの部分に神経を集中させるのか、どの部分を鍛えているのか、を考え練習すると、とても効果があります。毎日の練習の指慣らしに、最初の10番程使うのも、お薦めです。

Japanese Blog (日本語のブログ) 私の時間節約術 10/11/10 October 11, 2010

様々な本が出版され、「どうやって限られた24時間を効率的に使うか」、という事が論じられています。私の場合、1)バリバリやる時と、グタッとする時のメリハリをつける、2)出来る事は、2つ3つ同時にやる、の2点でしょうか。例えば、ピアノの練習中に煮物などの調理は出来るので、そのように準備して始める、見たいテレビがある時は、その時間に、洗濯物をたたむ・爪を切る・ぺデイキュアをする・ボタン付けをする・アイロンがけをするなど。エクササイズも、歯磨きも、テレビの時間にする習慣が出来ています。又、お茶を飲むためにお湯を沸かす時間に、台所の片付けをチョコチョコとする、買い物に行く時は、しっかりどの順番で店を廻るかを、一筆書きのように準備して出掛けるなど。そうすると、結構時間を効率的に使い、時間を生み出す事が出来るような気がします。その反面、ゆったりする時間を確保するのも、とても大事だと感じます。例えば、夕食の時間は、美味しいものをちょっとお酒など飲みながら、その日あった事を話しながら、ゆっくり過ごすなど。でも、夕食の後片付けをしたら、又ピアノの練習に戻る事も大事でしょうか。気の合った友人達と、美味しい食事をしながら集まるのもとても楽しいですね。映画も大好き。ミルクテイーを片手に、本を読む時間も良いし、庭に来る鳥達やリスの動向観察も面白い。2ヶ月に一度の相撲観戦も、無くてはならないもの。人生一回、やらなければならない事と、やりたい事を、どちらも前向きにこなしていきたいですね。