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2週間弱のカンザス州での音楽祭を終え、テキサス州のダラス空港経由で、ロサンゼルスに帰宅した。今迄に随分沢山飛行機に乗ったけれど、今回初めての経験をしたのである。戦地で亡くなった兵士の柩が、カンザス州の空港で我々の飛行機に乗り、それに随行する軍関係者が二人機内に搭乗。カンザス・ダラス間を、一緒に飛行した。ダラス空港に到着すると、沢山の軍関係者に混じり、ご家族の方達が、柩が降ろされるのを待っていた。その日は、とてつもない炎天下であった。我々乗客も、柩が降りる間、静かに座席で待っていた。何だか、ものすごく長い時間のようだったけど、きっと数分の事だろう。いろいろな想いが交錯した。新聞には、かなり頻繁に、亡くなった兵士の名前と経歴が出ているけれど、20代の若い兵士が多く、いつも感慨にふけってしまう。しかし、今回のように戦地から到着した柩に向き合うのは初めてで、改めて考えさせられたのであった。
秋から来年にかけての、バッハのゴルドベルグ変奏曲の演奏にむけて、準備のために、幾つか変奏曲を選んで、数回教会のミサで演奏しています。バッハの音楽を教会で演奏すると、300年くらい前に作曲された作品を、元のところに戻してあげたような、気分に。つまり、とても素敵な気分なんです。音楽が、自然と教会の大きな建物に溶け込んでいく感じかなあ。ステンドグラスの美しい絵を見ながら、大きなスペースに音を満たしていくのは、自分で演奏しながら、その感動に浸ってしまいますね。音楽家としてやって来て、本当に良かった。ゴルドベルグを完成させるのは、大仕事だけど、毎日楽しく練習しています。音楽家としての、大きな挑戦であり、節目、そして喜びです。
It is a twisty movie with romance. The movie does not show the pretty side of Italy, poor lives in Turin. Sonia (Ksenia Rappoport) and Guido (Filippo Timi) meet at the speed-dating site, and quickly hit it off for romance. Guido is a security guard (ex-police officer) and Sonia has a cleaning job at the […]
I saw this new Woody Allen movie ” Midnight in Paris” at one of my favorite theatres in LA, Arclight in Hollywood. This is a romantic comedy set in Paris, especially in rains, about a family visiting there. The father, and a daughter Inez(Rachel McAdams) and her fiance Gil (Owen Wilson), are finding themselves so apart each […]
I visited Getty Center yesterday because I wanted to see the special exhibition “Paris: Life and Luxury”. This exhibition focuses on the elite class in Paris in the 18th century, food, cloths, arts, music, furniture, jewelry, science, basically everything in life. I usually visit Getty Center with family/friends tourists. Unlike my usual visit as a host, my husband and I did […]
I was very very impressed by Mackey’s violin concerto yesterday at the dress rehearsal of LA Phil’s subscription concert. It is a great piece. And of course, Josefowicz can play. With her command, intensity, energy, and technique, this violin concerto sounded amazing. It reminded me Barber violin concerto. 2 composers use different musical languages, but […]
It is a quiet and beautiful movie. I believe it is a winner of the Grande Prix at the Cannes Film Festival. The movie is based on the true story. Under a threat by fundamentalist terrorists, a group of Trappist monks who stationed in an impoverished Algerian community must decide whether they leave or stay. […]
先日聞いた、B’zの松本孝弘さんの言葉が忘れられない。松本さんは、今年2月、アメリカのグラミー賞でベストポップ・インスツルメンタル・アルバムで賞を取った、偉大なギタリスト・音楽家である。その他にも、音楽界での業績は図り知れない。言い換えれば、音楽界の大物。その彼に、今日の成功に導いた秘訣を聞いたテレビ・インタビューでの言葉。一語一句まで覚えていないが、こんな風に語っていたと思う。「運が良かったとか、才能があるとか、良く言われるけど、そういう事だけではない。15歳の時にギターに出会えた事が幸せだった。そして今迄、自分に妥協せずに夢中になってやって来た事・・」そして、ある一日の光景がテレビに映し出された。リハーサルがキャンセルになった一日、松本さんはホテルの部屋に籠もって、ギターと向かい続けた。自分の納得の行くフレーズを求めて。お昼は、カップラーメンだけだった。 又、ある日、12歳の少年の話がテレビであった。この少年、とても魅力的なのである。学校にも普通に行き、いろいろな事を無難にこなしているのであるが、一旦絵筆を取るとすべてを忘れる。彼の言葉。これも概略で。「テレビゲームとか、スポーツとかおもしろいけれど、ルールがあるから、すぐにあきちゃう。でも、絵の世界にはルールがないから、自由に遊べるから好き。」と言って、深夜まで、とても幻想的で素敵な絵を描いていた。絵を描いていると、時間を忘れているようだった。 こういう人達は、本当に幸せである。だって、本当に「好きなもの」は、そのきっかけは様々でも、自分の中から湧き出るもので、人が教えたり、世間の風潮で見つけられる訳ではないから。そして、それにトコトン夢中になれる才能も、誰からも教えられないのである。
最近読んでいる本の中から。多分、日本語にもそのうち訳されるかと思いますが、これは、Elizabeth Gilbertさんの”Eat, Pray, Love”からで、古代インドのヨガの賢者の言葉だそうです。「完璧でなくても、自分の運命に沿って生きる事は、他人の人生を真似して完璧に生きる事より、深い意義がある。」良い言葉でしょ。
This is a quote used in the book “Eat, Pray, Love” by Elizabeth Gilbert. She uses this quote in the words of The Bhagavad Gita, the ancient Indian Yogic text. “It is better to live your own destiny imperfectly than to live an imitation of somebody else’s life with perfection.” Bravo!