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まさに、永遠のガールにはたまらない小説。元気満載、お洒落全開、フェロモンぶっちぎり。本当にこれ、男性が書いたの??と言いたくなるくらい、女心を心底から書いて下さっている。落ち込んでいる女性にも、女心が分からず悩んでいる男性にも、そしてとにかく楽しい本が読みたい貴方にも、もってこいの一冊。霞んだような気持が一気に晴れ、爽快になること間違いなし。
これは、まさに作者から自分自身への宣言であるとともに、読者へのメッセージでもあるのでしょうね。探偵天下一と東野圭吾がオーバーラップして、そこに万華鏡のごとく世界が捻じ曲げられ、摩訶不思議。何も真実はなく、架空の世界か・・ またまた、お隣の町で起こった日常茶飯事なのか。作者のそれまでの作風への決別だと、言えばシンプルだけど、それだけでは済まされない、不思議なワンダー・ワールド。
これも、大変美しいお話しの、ぎっしり詰まった本。恋愛短編集とも言えるのだろうけれど、そんな簡単にカテゴライズしては、到底申し訳ない。一つ一つのお話しに、それぞれの愛、気持ち、幸せ、喜び、はにかみ、恥じらい、セックス、自然、季節が、様々な語り掛けで、綴られている。こんな素敵な表現、どうやって出てくるのだろう、という文章で溢れている。それも、とても質素に。この恋どこに行くのかなあ、とか、私この人と一生やっていけるんだろうか、とか、思ったら是非この本読んでください。人生を豊かにするおまじないが、心の中にすうっと忍び寄るはず。ああ・・こういう文章といつも、暮らしたい。
The super market was kind of empty so the cashier was in the mood to chat. She was lively. She said she has been working at the same market for 37 years (I immediately congratulated her) and she is getting close to the retirement. Her house will be paid off next September. She is looking forward […]
Well….. I totally did not understand this movie. I simply did not get it. That is all!
I got Renoir’s Collection Book when I was pretty young. I enjoyed turning the pages to see pretty colors and scenes, but I always did not understand why those ladies were so big.. Anyway time has passed. I have been seeing his real paintings at museums around the world and continue to like them. It […]
It is Woody Allen’s new film. I love his movies! The story is based in 1930′ glamorous Hollywood and NY. The movie has full of wit, cynicism, humor, energy, and love. In gossipy Hollywood the young man from NY city, Bobby Dorfman, found his love, Vonnie. At the beginning their love seemed so youthful and […]
I enjoyed Greta Gerwig’s movie “Frances Ha” few years ago. It was very witty, cleaver, and fun. So I went “Maggie’s Choice” which she is a main character, Maggie. Again it is very funny and humorous. But I see the same tempo and mood from “Frances Ha”. Gerwig walks, talks, and behaves with the same manner, […]
これは、ヴィヴァルデイ(バロックの高名な作曲家 – Antonio Lucio Vivaldi 1678-1741)と彼が生涯関わり続けた女子の孤児院(ピエタ- Pieta)の物語。もちろん、ピエタの事は知っていたし、ヴィヴァルデイが数々の名曲を、彼女達に作ったことも知っていたけれど、その背景や歴史的状況を考えたことがなくて、この本は改めてあの当時の音楽環境や生活を考えさせてくれた。それもとっても、深く。史実に基ずくお話しで、本当に作中に出てくる女性達が生き生きと、描かれている。残酷な現実を受け入れ、ふわーっと、有意義に、温かく生きるエミーリア。その類い稀な才能で、歴史上に名前を残すことになった、アンナ・マリーア。ヴィヴァルデイは、彼女の才能に触発され、技巧的な素晴らしいコンチェルトを沢山作曲した。登場人物の心の叫びが、優しさが、泪が、謙虚な愛の告白が、私を包み、しばしばこちらも彼女達と一緒に泣いた。長い時間をかけた緻密な下準備だったであろうけれど、この本の出来は最高。十八世紀のヴェネチアに遊んでみませんか。運河が広がる、ロマンチックで文化に溢れる町。飽和状態の中で退廃も進む貴族社会で、ピエタを信じ、自分をしっかり持ち、真実を見つめる。貴方もきっと、感動して涙することでしょう。
毎日はっきり言って、寝不足です。大相撲放送が、夏時間ロサンゼルスでは、夜中の12時から2時まで。演奏会やコンクールの審査が翌日にある時は、ぐっとこらえて録画して翌日見ているけれど、それ以外はひと時も逃さず、解説をしっかり聞きながら、真夜中一人、熱く観戦しています。昨日は藤井アナウンサーと北の富士さんのコンビ。これが、最高。美しい室内楽のアンサンブルと同じで、経験と博識と頭の良さと、そして何といってもお二人とも、とてもチャーミングで、うっとりと、相撲解説を聞きました。会話が、滞ることなく、すーと流れ、そして膨らみ、面白く、感動なのですね。横綱二人が負けるという波乱が起き、私だけではないと思うけど、何故か他の力士が稀勢の里関を援護射撃しているように感じますね。同部屋の高安関も自己最高の場所で、夜中と言えども、ロサンゼルスから何が出来る訳でもないのだけど、やはり寝ている場合ではないんです。これからの後半戦、更に楽しみにしています。お相撲最高!