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English Blog A Movie “Complete Unknown” 9/12/16 September 12, 2016

I always love Rachel Weisz’ movies… But not this one. The movie has a good point “changing identities”. That could be people’s desire, sometime. But the movie is beyond fantasy. No one can be a first class medical doctor, first class science researcher, first class artist, first class performer in few year!!! Also the ending […]

Book Reviews (マイブック評) 私が語りはじめた彼は 三浦しをん  新潮文庫  9/10/16 September 11, 2016

私の三浦しをん病は、止まるところを知らない。どこを切り取っても、文章が美しくて、ぼーっとしてしまう。一人の男性を軸に、いろいろな関係の人が、「彼」について、語る小説。「愛」というのは漢字一文字だけど、その意味、関わり方、解釈、気持ちも身体も、何だか、壮大な宇宙の中を、遊泳しているようだ。三浦しをんさんの感性は、研ぎ澄まされ、極限まで、削って美しい文章を作りだしているような気がするが、でも、実はもう頭の中からどんどこと、湧き出てくるのかも、しれない。とにかく、美しい小説です。

Book Reviews (マイブック評) シャイロックの子供たち 池井戸潤 文芸春秋 9/10/16 September 11, 2016

この本は日本では随分と評判になったらしいのだけど、何故かいまいちぴんと来ませんでしたね。ストーリーが複雑というのではないのだけど、似たような名前が次々に出てくるので、何度も前の章を確認してしまった私です。確かに、ひねりを入れた2回転、3回転はお見事!だけど、何となくすっきりしない。モヤモヤする。銀行という主人公は、とても魅力的なのだけど、その脇を固める人間達が、生き生きしていないような。という訳で、ブック評も、バシッと決められない感じです。

Book Reviews (マイブック評) 夕映え天使  浅田次郎 新潮社 9/10/16 September 11, 2016

まさに「昭和の香り」とでも言おうか。。ちゃぶ台やら、豆腐売りやら、頑固おやじが、目の前に浮かぶような小説ですね。浅田さんは、好きな作家の一人で、情景描写の美しさや、心情の細やかさが良いなあと、常日頃思っています。それでいて、とてもお茶目な、冗談好き、かな? ご本人、賭け事もお好きと聞いた事があるような、ないような。もちろん、音楽家だって、音楽を弾いていない時は、いろいろなことをする訳だから、可笑しいことではないのだけど、抒情小説を読んでいて、ふとラスベガスでのギャンブル風景を想像すると、ミスマッチ。まあ、そこが魅力ということなのでしょうけれど。

Book Reviews (マイブック評) 真夜中のマーチ 奥田英朗  集英社文庫 8/18/16 August 18, 2016

下町の寅さんか、はたまたジェームス・ボンドか。痛快冒険小説だ。役者は揃い、東京のごちゃごちゃした町並みも色を添える。かなりヤバい暴力あり、だけど人は死なない。超悪だくみ人生だけど、何か憎めない。お人好し。多分、下町気質が、カッコ良さを上回っている、ドタバタ人情劇場だ。

Book Reviews (マイブック評) Girlガール 奥田英朗 講談社文庫 8/18/16 August 18, 2016

まさに、永遠のガールにはたまらない小説。元気満載、お洒落全開、フェロモンぶっちぎり。本当にこれ、男性が書いたの??と言いたくなるくらい、女心を心底から書いて下さっている。落ち込んでいる女性にも、女心が分からず悩んでいる男性にも、そしてとにかく楽しい本が読みたい貴方にも、もってこいの一冊。霞んだような気持が一気に晴れ、爽快になること間違いなし。

Book Reviews (マイブック評) 名探偵の呪縛  東野圭吾 講談社文庫 8/18/16 August 18, 2016

これは、まさに作者から自分自身への宣言であるとともに、読者へのメッセージでもあるのでしょうね。探偵天下一と東野圭吾がオーバーラップして、そこに万華鏡のごとく世界が捻じ曲げられ、摩訶不思議。何も真実はなく、架空の世界か・・ またまた、お隣の町で起こった日常茶飯事なのか。作者のそれまでの作風への決別だと、言えばシンプルだけど、それだけでは済まされない、不思議なワンダー・ワールド。

Book Reviews (マイブック評) きみはポラリス   三浦しをん   新潮社文庫  8/4/16 August 4, 2016

これも、大変美しいお話しの、ぎっしり詰まった本。恋愛短編集とも言えるのだろうけれど、そんな簡単にカテゴライズしては、到底申し訳ない。一つ一つのお話しに、それぞれの愛、気持ち、幸せ、喜び、はにかみ、恥じらい、セックス、自然、季節が、様々な語り掛けで、綴られている。こんな素敵な表現、どうやって出てくるのだろう、という文章で溢れている。それも、とても質素に。この恋どこに行くのかなあ、とか、私この人と一生やっていけるんだろうか、とか、思ったら是非この本読んでください。人生を豊かにするおまじないが、心の中にすうっと忍び寄るはず。ああ・・こういう文章といつも、暮らしたい。

English Blog Enjoy Being Clunky! 8/3/16 August 4, 2016

The super market was kind of empty so the cashier was in the mood to chat. She was lively. She said she has been working at the same market for 37 years (I immediately congratulated her) and she is getting close to the retirement. Her house will be paid off next September. She is looking forward […]

English Blog A Movie “The Neon Demon” 8/3/16 August 4, 2016

Well….. I totally did not understand this movie. I simply did not get it. That is all!