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This movie goes through the recent Chinese history, especially Chinese contemporary arts, with Sigg’s experience with China. Sigg was working for Schindler Escalator and Elevator Company and he was hoping to set up the first joint ventures between Chinese government and his company in 1979, in the post-Mao era. After he finished his assignment with […]
綿矢さん、この作品で、芥川賞を取られたんですよね。とても不思議な世界。非現実なんだけど、ふっととんでもなく身近になる。斜に構える主人公の女の子、時に親近感持てましたよ。人と人との心の繋がりって、ルールもないし、マニュアルもない。「蹴りたい背中」が、この本の中では最大の愛情表現。でもさ!もし本当に愛する人がいて、その人の足裏を背中に感じたら、それはとても素敵なことかもよ。
引き出しのとっても多い東野さん。今回は、こう来ましたか!もちろん、スノーボードに打ち込んでいらっしゃるので、こういう本を出す事になったのでしょうけど(スノーボードの雑誌に収録されていたものを、まとめたらしい)、ええ!こんな可愛いお話しもつくっちゃうの??という、驚きとともに、読みました。女子のトイレで話されるような話題、典型的な男女のもめごと、可愛いい女性達、友人達によってくっつけられる男女、これを書いている今でも、何だか信じられない!もう、やだーー、と思わず、ガールズトークになってしまいます。肩のこらない、恋愛小説が読みたければ、どうぞ。スノースポーツが好きなら、尚更お薦めです。
作者の言いたかった事は、帯を見れば一目瞭然。「人は、自分のことを語る時、思い出したくないこと、喋りたくないことは絶対書きません。都合のいい綺麗なことばかり書きます。それでいいんです。それだから自費出版なんです。もし客たちが、自分の恥部をすべてさらけ出すようなことが出来たら、彼らは作家になっています。」この本は、インターネットにあふれる飾った文章、気取った文章、カッコつけた文章、自分の夢見る自分になれるインターネット、それを自費出版の世界と並行させて、書いている(本の中にネットばなしは、はっきり出てこないけれど、ブログ文化が根源にあるのは間違いなし)。でも「なりきれる」人って、強い!羨ましいくらい。様々なネットの形態を使って、人は自分の事を話す、はなす、ハナス!そして、なりきる。現実といくら離れようとも、気にしない。林真理子の新しい境地。はまって、長編だけど、一気に読んでしまいました。
It is the best summer movie! I truly enjoyed every moment. If you are happy now you should see it so that you will be merrier. If you are less happy you should also see it so that you will be really happy. It is my first experience to see the movie by Dominique Abel […]
まさに、新しい感性。とってもこういう感覚分かるよ!と思いながら読むけど、発想がとても新鮮。驚きの連続、逆転あり、涙あり、みつ子の人生、七変化!綿矢さんの本、しばらく読みますよ。
島本理生さんの研ぎ澄まされた感性が全編から感じられ、素敵な読書時間を送った。15歳と16歳の時に書いた超短編も一緒に収録されている。15歳っていったら、中学3年かもよ!その若さで、宇宙空間遊泳しているような’文章が、どうして書けるのか・・・経験というものがなく、頭の中でイメージが湧き、そこでペンを取って、それが文章を紡いでいく訳。今後も、島本ワールドにお邪魔しますよ!
人間皆、多かれ少なかれ、間違いを犯しながら生きている。間違いを犯したときに、それを自分で認められる強さがあるかないかで、人生の舵取りが決まると思う。認められないと、それを何とか正当化しなくちゃならないし、挙句の果てには、うそをつくことになる。一回ついた嘘は、それを正当化して前に進むため、さらに迷宮に入る事に。この小説も、この当たりをテーマに描いている。そして社会問題にもなっている犯罪にあける加害者・被害者の関係も浮き彫りにしている。
一転二転三転・・・一つのベールを解き明かすと、次のベールに包まれ、又闇の中へ。「悪意」の最高の解釈で、犯人像を作り上げ、犯人が思いもしなかった角度から、その謎を明かす。きちんと頭の中を整理して読んでいないと、複雑かつ巧妙なトリックにまんまと引っかかり、蜘蛛の巣にからまれるように、にっちもさっちもいかなくなる。そして読者もその蜘蛛の巣にからまれ、本から離れられなくなる。ずっしりした推理小説が読みたければ、この「悪意」是非読んでね!
I have always wanted to learn this Schumann’s monumental work. I have been figuring out, studying, reading, practicing, but finally, I have more time to really focus on Kreisleriana for the last few weeks. Now I can’t stop playing it. The tunes are constantly playing in my head. The images of Clara and Robert are starting […]