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English Blog Piano Concert “Romance on Piano” Sat. 2/17 at 4pm February 15, 2018

I am excited to perform this program this Saturday, 2/17 at 4pm, as a part of the concert series 3rd@1st. I have been coordinating this series and it is the 4th season! I am delighted to see the increase of audience and I really appreciate to all of donors to support the series. Thank you!! […]

English Blog Ash Wednesday, beginning of the Holy Lenten Season February 15, 2018

Prayer (based on a prayer by St. Ambrose of Milan) O Lord, who has mercy on all, heal me, renew me, reconfigure me. Mercifully kindle in me the fire of your Holy Spirit, O God. Take away from me the heart of stone. Give me a heart of flesh, a heart to love and adore you, […]

English Blog Bernstein “Mass” with Dudamel and LA Phil 2/3/18 February 3, 2018

Bernstein himself arranged 3 meditations from “Mass” for cello and piano, and I have played it for several occasions. Now things make more sense to me after attending the dress rehearsal of “Mass” at Disney Concert Hall with Dudamel, LA Phil, LA Master Chorale, LA Children’s Chorus, UCLA Wind Ensemble Players (marching band), 22 singers, 7 […]

Book Reviews (マイブック評) 「桐島、部活やめるってよ」「何者」 朝井リヨウ 2/3/18 February 3, 2018

朝井リヨウさんのエッセイがとても面白く、その斬新さに感動したので、ご著書を取ってみることに・・「桐島・・」は、2009年の小説すばる新人賞受賞作(著者20歳の時の作品)で、「何者」は、2012年に書かれた直木賞受賞作品。「何者」は、取り敢えず読み通したけど、「桐島・・」は、挫折。「何者」で言うと、多分2012年の時点では、グーグル心理学みたいなものが、目新しかったのだろうけど、2018年1月の時点では、テーマが古すぎの感。現実の自分と、ネット内の自分が一致しない若者は無数にいるし、ネット中毒なんてそれこそ、どの世代にも数知れずいる。私は、自分の紹介がきちんと出来ず(つまり自分の現実の姿を直視出来ず)、「ネット見て下さい」と言った30代の人物に会ったことがある。ネットの中では、大層素敵に作られていたけれど!時代をついたテーマは、普遍性に欠けるから、そこが難しい。それに比べると、「桐島・・」の中では、高校生たちが躍動している。言葉に元気がある。でも、高校生の暮らしだけに焦点が絞られていると、高校生をひと昔もふた昔も前に通過した読者(私のこと)は、どうしたら良いのだろう。高校生の元気に感動し、落ち着くと、その先読み進めていくのに、一苦労だ。朝井リヨウさんは、とってもカッコ良く生きていらっしゃる風で(それこそネット検索の結果)、今後「学生」を題材にしたものを離れ、食事で言えば「飯」の範疇の小説を書かれたならば(もしかしたら、もうあるのかもしれないけれど・・)、再び御本を手に取りたいというのが、本日の感想。おしまい!

Book Reviews (マイブック評) きいろいゾウ  西加奈子 小学館 1/22/18 January 22, 2018

再び、西加奈子さん!この本は映画にもなったのだとか・・日本に住んでいないので、知らないことが沢山あるんです。感動の「愛の物語」であるのは、本当に本当にそうなのだけど、音響的でもあるんですね。時に強く、弱く、囁くように、叫ぶように、本の中の字が語り掛けてくる。シンフォニー聴いている感じ。いつも西さんの御本から文章を引用しているのですが、今回も。沢山のお気に入りから選ぶのは一苦労。でもこんな素敵な文章はいかがでしょう。「窓から夜が次々にやってきた。一度入りこむと、それらは堂々と私たちの周りを囲み、そして居座り続ける。私は膝に置かれたムコさんの手に、自分の手を重ねる。眠るのをどんどん先延ばしにしてしまうのだ、こんな夜は。こんな、細くて綺麗な月の夜は。・・・」「メガデス(注:犬の名)は<きゃーっ誰だっけ!?>そんな感じで、尻尾をぶんぶん振ったり飛びついて見せたり、何せ犬らしいことをした。カンユさん(注:別の犬の名)が絶対持ってない類の仕草だ・・・・」「一番上のボタンが取れかかっていることに気付いた。帰ってツマに繕ってもらわなければ、そう思って、自然と笑みがこぼれた。不器用なツマ、白いシャツなのに、堂々と赤い糸で縫ったりするものだから、僕はずいぶん恥ずかしい思いをしなければならないのだ。」 どのページをめくっても、こういう素晴らしい文章に出会う。又、登場人物の名前が、そのキャラクターに、とってもしっくり、そしてユーモアたっぷりなので笑える・・・だから、どんな悲惨で深刻な時も、あっけらかんと出来る。西さんのお御本に、心底入れ込んでいます。

English Blog A Movie “In The Fade (Aus dem Nichts)” 1/15/18 January 15, 2018

Katja (Diane Kruger) suddenly lost everything, her husband, Nuri, and little son, Rocco, with a bomb attack setting in front of Nuri’s office. Her friends and family try to give her the support she needs, and Katja manages through difficulty (with the help of drugs…). Eventually she set herself to revenge the killers. Well…. it […]

Book Reviews (マイブック評) ・アイI 西加奈子 ポプラ社 1/15/18 January 15, 2018

自分のアイデンティティーを探すお話し。そして、深い深い「愛」の物語。いつもながら、表紙に使っているご自身の絵もとても素敵!探求の道は険しい、だけど、茨の道の先に、光りが溢れている。溢れているなんてものじゃない、世界中に溢れかえっている。しかし、この「茨の道を乗り越える強さ」を持つ事は、決して楽なことじゃないし、誰にでもある訳じゃない。表面を見れば「お気楽」で「ラッキー」な人が沢山いるかもしれないけれど、それは天から降って来た訳じゃない。そして、幸福は、いつも自分の中にあり、それを育てるのは、自分しかいない。

Book Reviews (マイブック評) しずく 西加奈子 光文社 1/15/18 January 15, 2018

長編ものが多い西加奈子さんの、宝石のような短編集。西さん独自の目線から見る、日常の一コマを捉え、(陳腐な言い方ですみません・・)素敵なストーリーに仕上げている。6編あるけれど、甲乙つけがたく、どれも「好き」としか言いようがない。どれも、「正直さ」が良い。「潔さ」が良い。「優しさ」(これも日本の文化を論じる時に余りにも使用される言葉故、陳腐感が否めないのですが、本当にそうだから、仕方ない。語彙の貧困な私です・・)が良い。例えば、こんな表現が「灰皿」という短編の中にある。・・・少し荒れていた彼女の唇は、甘いもので潤ったのか、つやつやと光っていました。まるで唇それ自体が甘いお菓子のようで、そこから響いてくるあの人の名前は、どこか遠い国の、見こともない美味しい食べ物の名前のようでした。・・・何と美しい描写!もうその光景が、私の目の前にあるみたい。西加奈子の小説が男性だとしたら、私はかなり恋に狂っているということになる。本当に。

Book Reviews (マイブック評) 時をかけるゆとり 朝井リヨウ 文春文庫 1/3/18 January 3, 2018

朝井さん、「桐島・・・」で有名になったのは、知ってはいたものの、機会がなく、御本を手に取るのが遅くなりました。本の良い点は、いつまでも待っていてくれる事!どんな取り合わせもオーケーという事。本棚にシェークスピアと林真理子が並び、旅に出るときは、西加奈子と宮部みゆきをカバンに入れる。と、まあそんな具合で!閑話休題!このエッセイ集、なかなか素敵ですよ。視点が良い。そして、町中、旅の途中の、まさに「何気ない」一コマを、中身のとっても濃いエッセイにしてしまう。凄腕をお見受けします。ご自身の失敗談を、自信(!)を持って披露、そして、私達の生活の核心部分をついていくんだなあ・・それぞれのエッセイは別物でいて、どれも、朝井リヨウの信じるものを反映していて、読んでいて、惹き込まれる。今後、他の御本を読むの楽しみです。

English Blog Christmas Prayer with “Christmas Night” by John Rutter 12/25/17 December 25, 2017

Softly through the winter’s darkness shines a light, Clear and still in Bethlehem on Christmas Night Round the stable where a virgin mother mild Watches over Jesus Christ the holy child.   Shepherds kneel in adoration by his bed, Seraphim in glory hover round his head. Wise men, guided by the leading of a star, […]