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フランスへの旅に持って行った本のリビュー、本当に遅くなってしまったけれど、書いています。「元気になる本」、「勇気が出る本」というのが、まず印象。こんなに全ての事が、ドン底から始めてトントン拍子に行くのか、と言われれば、「?」となるけれど、そんな事はどうでも良いのでは・・現実かどうかが、問題ではなく、希望を持とう!という事だと思います。最悪の引きこもりから、米作りに関わる事で、人とも関わりを持てるようになった主人公。太陽の元で、元気を取り戻していき、人の心にも寄り添えるようになる。素敵な本でした。
It is my movie theater debut after reopening (with a lot of cautions). It is so wonderful to come back to my favorite movie theater, Laemmle. There were only 4 of us in the theater… The theater staff was very careful, but friendly. “Roadrunner” is still haunting me. What is “Being Happy”? That is all […]
コロナ禍になって初めてのお客様を入れての地方場所。どれだけ名古屋の相撲ファンが待っていた事だろう。それが終わって見れば、何とも後味の悪い場所となった。6場所振りの進退をかけた場所に、横綱白鵬は臨み、表面上は優勝杯を手にしたが、自分の野望に負けた、と私は思う。13日までの素晴らしい相撲で、やっぱり白鵬は凄い、待った甲斐があった、と相撲ファンの誰もが思った筈だ。それを、14日目の正代戦で、全てぶち壊し、もっと言えば、44回の優勝を成し遂げた偉大な横綱像をも、すべて台無しにした。そんなにしてまで、勝ちたいのか?偉大なモンゴル相撲の横綱のお父上に、東京オリンピックまで相撲を取り続けると約束したと白鵬は言うが、あんな小狡い奇襲戦法で勝つ事を、メキシコオリンピック金メダリストのお父上が、喜ぶのだろうか?全く、情けなく、とんでもなく腹立たしい。千秋楽の照ノ富士戦も、全勝力士の対決で沸くなか、悪どいカチ上げと張り手の連続。挙句に、勝って雄叫びを上げる始末。「相撲道」を何と捉えているのか。白鵬に、横綱道を教えられる先輩、親方が居ない事もあるが、大相撲の世界にこれだけ長く君臨し、色々と経験してきたであろうに・・白鵬は引退後、部屋を起こすらしいが、多難の道であろう。 若手の琴ノ若と豊昇龍の三賞受賞は、実力のある二人だけに、今後に嬉しいニュースとなった。再入幕の宇良の勝ち越しも、感動を呼んだ。身体が張って若々しく、ピンクの廻しとタオル、そしてひとつまみの塩まき。今後も、北の富士さんではないけれど、大いに応援して行きたい。又、小兵の照強、石浦も勝ち越し。2メートルに届こうかと言う19歳の北青鵬の幕下優勝、16歳の春雷の序ノ口優勝は、幼さの残る顔立ちも手伝い、インタビューではこちらもテレビ越しに、思わず微笑んでしまった。新入幕の(イケメン)一山本は、緊張も見せずに、勝ち越しを手にし、今後に期待させてくれた。私の応援する千代の国は、頑張ったものの後一歩で勝ち越しに手が届かなかった。怪我の多い力士なので、気合いと安全さのバランスを計り、今後も大事に相撲を取って行って欲しいものだ。新小結明生の勝ち越し、逸ノ城の活躍、霧馬山の9勝など。 白鵬の思慮のない判断で、名古屋場所の最後が残念なものになったが、それはそれ。場所は大いに盛り上がり、こちらも、15日間深夜12時から2時まで、スモ友のT子女子と、携帯片手にテキスト(ライン)の応酬で、相撲を堪能した。巡業のない現在、お相撲さん達も暫しの休養。英気を養って、9月場所で又暴れて欲しいものだ。又、NHKの相撲アナウンサーの方達、解説の親方衆、本当にお疲れ様でした。
塩野七生さんのイタリアにまつわる歴史小説の存在は知っていたものの、中々チャンスがなく、今回初めて読む事に。すっかり、メデイチ家の虜になってしまった。幸いな事に、数年前イタリアに行った時に、フィレンチェも訪れていたので、想像の中でフィレンチェの市街をマルコ達と歩く事が出来た。ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)の喧騒も、花の聖母教会(Santa Maria del Flore)の美しさも、思い出しながら。歴史小説は、史実に基づいた小説、つまりある意味、本物の歴史より面白い訳だ。恋物語あり、殺戮あり、政治工作あり、権力争いありと、人間が生きていれば遭遇するであろう、様々なポイントが網羅されている。最初の数ページの、本著に関するカラー写真も大変良い。塩野さんのローマ人の物語(ハードカバーで全15巻!!)、一冊目から、少しづつ読んでいこうと思っている。インターネットの凄まじい世の中、脱ネットで、紙のページをめくりながら歴史に身を委ねるのは、最高のご褒美かもしれない。
藤田さん、最後の作品。何が真実で、何が作られた悪なのか。屈折しつつも、あっけらかんと自己愛を貫く主人公、圭子。ミステリー性を大いに含んだ、ロマンス一杯のストーリーです。きっと、お病気の状態も悪かったのだろうけれど、こういうエンタメを産み出してしまう作家という職業。凄いですね。逆に言えば、ストーリーを頭の中で考え巡らせる時間が、病とは別の次元にあり、それが生きる糧になるのかもしれない。藤田さんの素敵なお姿を思い浮かべながら、本を読み進めました。ご冥福をお祈りします。
It is a wonderful comedy with an intellectual approach to love. The story is based on the novel by E.M. Forster. and I have heard the book is more edgy than the movie! Lucy Honeychurch (Helena Bonham-Carter), a young and beautiful Englishwoman, is touring Italy with her older cousin, Charlotte Bartlett (Maggie Smith). Charlotte is her […]
ご存知の様に、「ねじまき鳥クロニクル」は、3巻からなる大長編。それも、それぞれの一冊が大変分厚い。作者の代表作の一冊で、様々なところで論評が語られて来た。面白いのが、3冊を積み上げて見ると、歴然と巻を追う毎に、ページ数が増え、厚みを増している事。ページ数の多さが、説明的表現に比例している様に思うのは、私だけだろうか。この本ほど、共感できるところと、全く共感できないところが、混沌と混じり合っている本も珍しいと思う。メタファーが織りなす物語を、「僕」が語って行く訳だけど、その語りの根本が、軸をずらしながら、進んで行き、時空を超えたファンタジーとも言える。又、国際問題、社会問題を組み入れ、時に、「私、どこに居たんだっけ?」と、読者を翻弄することも。そして、我々読者は、「僕」と同化しながら、井戸の奥底に一緒に沈んで行く。面白く読むのか、そうでないのか、それは貴方次第。村上ワールドに興味、ありますか?
Wow! It is an amazing movie. I am deeply moved and touched. Set in 1912, in an industrial northern town in England, the tragic story, the suicide of a young lady, haunts the wealthy and socially ambitious Birling family. A mysterious Inspector Goole (David Thewlis) visits Birling family’s dinner during the celebration of their daughter’s engagement. This […]
It has been a year since we started the live streaming version of 3rd@1st concert series. We will conclude our online season with Piano Spectacular: Fantasy for 2 Pianos. 2 Piano concert is so special with 2 grand pianos playing together. Please don’t miss it! After this month, we will take a break during the months […]
A Movie: “The Remains of the Day” is a Booker-winning novel by Kazuo Ishiguro.This movie is Kazuo Ishiguro’s sincere portrait of Stevens, the perfect butler, who hides his true feelings. His love was never spoken or expressed. Sir Kazuo Ishiguro is a Nobel Prize winning, British novelist, screenwriter, musician, and short-story writer. He was born in Nagasaki, Japan, […]