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安青錦関おめでとう! 安青錦関は、横綱大の里の千秋楽休場の穴埋めを責任持って果たしただけではなく、優勝決定戦でしっかりと勝ち、賜杯を手にしました。立派です!安治川部屋には、練習生で入った安青錦関。それが、あっという間に大関を手にし、横綱も視野に入れているすごさ。安治川親方もすごい力士をリクルートしたものです。安美錦関(現安治川親方)は大好きだったので、心より嬉しいです。そして、安美錦関の所属していた伊勢ヶ濱部屋の凄さにも、本当に頭が下がります。 義ノ富士関も、将来大関・横綱でしょうか。こちらは、逆に鳴り物入りで相撲界に入り、白鵬の部屋に入るはずだったのが、部屋が閉鎖され伊勢ヶ濱部屋へ。本当に良かったです。お二人とも、(私の永遠のヒーロー、千代の富士関のような)理想的な体型です。これくらいの体重を維持して、怪我のないお相撲取りで、相撲界を牽引して頂きたいと心より願っています。朝乃山、もう一息で幕内復帰、頑張って! 相撲の世界、益々面白いです。今年も数々の素晴らしい取り組みを本当にありがとうございました。来場所は、日本帰国と重なるので、是非国技館に足を運びたいです、チケットが取れれば。。。
I would like to invite you for this wonderful chamber music concert performed by 7 Los Angeles Philharmonic musicians and I. Admission is free. I look forward to seeing you at the concert. We have a reception too! 3rd@1st Concert Series 12th Season “Joy of Chamber Music” Los Angeles Philharmonic Musicians and Junko Ueno Garrett […]
Accept first, Forgive first, Love first. Modesty is Beautiful. Joyful, Playful, Silliness. Free my Spirit, not Caged in Ego. La vida breve.
東野圭吾さんの大ファンである私は、ご著書を読みながら幸せな時間を過ごした。「あなたが誰かを殺した」では、エンターテイナーの東野さんの才能が全開!ストーリーは、ツイストに次ぐツイスト。いつも「あれっ!」となる。でも、良ーく考えて、真剣に文章の合間を探っていくと、こうかなあ、という余裕を持たせてくれるのも、東野さんの素晴らしいところだ。別荘地のイラストがあるのが、とても良い。日本のミステリー本に、人物相関図がついていたり、マップがイラストで付随するのは、日本的なサービス精神だと思う。痒いところに手が届くという、あれ。食堂のサンプルのあり方に、ちょっと似ている気がして、私は大好きだ。 「禁断の魔術」は、ガリレオ先生の出番。短編4つが収められている。第4章の「猛射つ うつ」は、記憶が正しければ、ドラマか映画になったような気がする。東野さんのエンジニアとしてのバックグラウンドが、発揮されるガリレオ先生シリーズ。今後も、ガリレオ先生の研究室を訪れていきたいです!
町田その子さんの、素晴らしい新作。もちろんサスペンスの要素が強く、それ故にこの本が何倍も面白くなっていることは間違いない。けれど、その根底にある「人間ドラマ」があるから、サスペンスが活きている。長編だが、ストーリーに引きずられ、本から離れられなくなった。(ピアノの練習の合間に、時間みつけて読みました。。)こんなに人間て、醜くなれるんだ、と思えた私は、幸せ者かもしれない。共存、依存、他者支配。。重要な登場人物の一人、伊東美散がこんな事を言っている。 ー私は卑屈なの。余裕がなくて自分に自信が持てなくて、僻みっぽくて浅ましい。そのくせ、こだわりも強いんだ。誰でもいいわけじゃない。好きな人から好かれたい。物欲しげな顔をしてるのが、相手に伝わるんだと思う。だからいつだって、好きな人に好きになってもらえないー 残酷だが、真実をついてくる言葉だ。そして、彼女はこうも言っている。 ー私はね、やっと分かったと。ひとはひとで歪むんよ。その歪みをどこまで拒めるのかが、自分自身の力。私は無力でばかやった。いつも歪みを受け入れることが愛やと思ってたし、そうすることで愛されようとしてたんよ。ー ある時、主人公、もうひとりの「みちる」、の姪が絵画教室で描いた絵について、みちるはこう思う。 ー自分の「多分」で描くのは「ほんとう」を見失ってしまう。何回も試して、「ほんとうのかたち」を探す。 心に刺さる言葉だ。そしてライターについての自分を見失いかけた「みちる」に、元カレ編集者、宗次郎はこう言う。 ー記事ってのは、ちかちか瞬くくらいの光なんだ。だから届けられないこともあるし、気付かれないこともある・・・でも、瞬きを絶えず繰り返せば、確かな光になる・・・おれたちは・・・声をあげ続けていくしかないんだ。立ち止まっている暇なんてないんだ・・・ー そして、本の後半で、「焼け野原から新芽が吹くように、哀しみの中から幸福を願う芽が生まれたのだ」と導く。町田その子ワールドにどーんと浸り、しばらく立ち止まってしまった私。でも、すごいパワーの降臨を受けた。何人の人がこの本の中で命を落としたことだろう。尊い命が、とても醜く・・でも、その死が、幸福を願う芽にとって変わる過程を私達は共有する。
楽しかった9月場所も終了。大の里関、おめでとう!これで、幕内最高優勝、5回目になりました。 14日目の豊昇龍の変化、そして琴櫻の休場に、失望を通り越して、怒りさえ覚えた方、少なくないと思います。13日目の豊昇龍戦での勝利でうんと株を上げた琴櫻も、休場で帳消し。何度見直しても、あの相撲で怪我をするとは想像できませんでした。師匠の話では、蹲踞が出来ないからとの事。。。怪我では仕方がないとしても、やはり怪我をしない体作りに励んで頂きたいものです。解説の照ノ富士関(現伊勢ヶ濱親方)が、豊昇龍の横綱としての姿勢を言及していましたが、同感です。豊昇龍は、すごい力士なのだから、小手先の益に目を向けず、どーんと横綱相撲を取って頂きたいと心より願っています。 安青錦、安美錦もすごい力士をスカウトしたものです。何もなければ、大関も目前でしょう。王鵬は、お父さんの事があって、余り好きではなかったけれど、今場所ですっかりファンになってしまいました。伯桜鵬、こちらも白鵬がらみで余り好きではなかったけれど、今場所で好きになりました。笑うと、可愛い! 若隆景、残念。正代、後半失速したけれど、10勝で頑張りましたね。おにぎりくんの、隆の勝、場所を牽引!負け越したけれど藤ノ川、8勝の草野も、良かったですね。ベテランになりつつある、小兵の宇良、飛猿も存在を発揮。朝の山、そろそろ幕内復帰か。。 今年納めの九州場所、どうなるやら。一相撲ファンとして、太平洋を超え応援しています。どすこい!
こういう小説を読むと、日本独特のコミュニティにホームシックを感じる。奥田英朗さんは、私の大好きな作家だが、最近手に取るチャンスがなく、久しぶりの「奥田節」を堪能。札幌から車で一時間くらいの小さな町、苫沢町が舞台で、この町で起こる人間ドラマが、「向田理髪店」店主の向田康彦目線で、語られる。この町の人達は、老若男女、清濁併せ呑む。人の助け方を知っている。人の愛し方を知っている。でも、私の住む巨大なアメリカにも、こういう素敵な人達がいることも、私は知っている。
スピノザの診察室は、現役の医師が、厳しい医療の現場を、温かく、かつ現実的に、そして静かな語り口で書いた、我々を導いてくれる物語である。カッコ良い「医師像」は、出てこないかもしれない。日々の患者との、さりげないやりとり。患者の最後に立ち会う、静かで、でもとてつもなく大きな心。淡々と、医師道を全うする、マチ先生。雄町哲郎(マチ先生)の独り言のような、この一言が私の心を打った。 ー理屈の複雑さは、思想の脆弱さの裏返しでしかない。突き詰めれば「生きる」とは、思索することではなく行動することなのである。ー マチ先生と人生の最後の時間を共に出来る人は、幸いである。
It is one of the few books I have read in both Japanese and English. I am a big fan of Keigo HIgashino, and I would say I have read most of his books in Japanese, including this book. Higashino has been one of the leading authors in Japan, especially in the mystery category. He […]
I enjoyed reading his essays. Stephen Hough is one of the leading pianists, performing about 80 concerts a year in prestigious venues and collaborating with amazing musicians. And he writes, composes and paints! He writes mostly around music in this book from the viewpoint of a musician. Of course we have to remember his extraordinary […]