舞の海修平と学ぶ 知れば知るほど大相撲

Japanese Blog (日本語のブログ) 大相撲夏場所 5/27/14 May 27, 2014

嬉しいじゃないですか・・・10日間も満員御礼の札が出るなんて。国技館の熱い声援がここロサンゼルスにも聞こえて来たような、15日間でした。白鵬関、29回目の優勝(29歳で!)おめでとうございます。貴方は、歴史に残る素晴らしい横綱です。まさに、「心技体」とは良く言ったもの。これは、白鵬関のことですね。立ち居振る舞いも美しく、相撲の取り口も素晴らしい。日本の誇る横綱です。稀勢の里関も終盤まで良く併走し、優勝争いを盛り上げてくれました。勢関、妙義龍関も良かった。十両からも、期待の星が出てきて、幕内での活躍が待ち通しいですね。そして、15日間を通して、元気のある、闘志溢れる相撲が沢山見られたのが、ファンとしてはとても嬉しかったです。そして、往年のスター力士、現親方衆が、大相撲へとても貢献して下さっているのが、とても嬉しい事。大相撲協会の全員が一丸となって、今世代・次世代への相撲へ動いている事が、成果となって出てきているのではないでしょうか。次は、名古屋。7月を楽しみにしています。

Japanese Blog (日本語のブログ) 大相撲が熱い 2014年3月22日 March 22, 2014

連日熱戦が続いている春場所。そして満員御礼の垂れ幕も良いですね。ああ、日本にいたら大阪に駆けつけるのにと、ロサンゼルスの青空の下で歯軋りしています。こんなにファンを沸かせる場所も、久しぶりでは??九重部屋の5人の力士の躍進(何と言っても師匠は、私のヒーロー元横綱千代の富士ですからね。)、負け越しが決まったとはいえ、遠藤関の活躍、ベテラン旭天鵬関、安美錦関らの若々しい相撲、関脇を2年近く続けて何度か大関候補にも挙がった豪栄道関の闘志溢れる相撲、そして何といっても綱とりの鶴竜関の白鵬を破った完璧なまでの相撲。どの一点を取っても相撲ファンには堪えられない場面の連続です。今日が千秋楽。私は、鶴竜の琴奨菊戦は、どう見ても鶴竜に分があると思いますが、さてさてどうなることやら。熱い大阪場所も今日で最後です。最後まで応援していますよ。

Japanese Blog (日本語のブログ) 福岡場所 千秋楽 11/23/13 November 23, 2013

ここ数日の大相撲、皆さんも熱い声援お送っていらっしゃることと思います。稀勢の里の余りのすごさに、私は連日感動しています。特に、昨日の白鵬戦、あの堂々とした勝ちっぷり。今思い返しても、心湧き上がる思いでいっぱいです。白鵬相手にあういう勝ち方が出来るのは、稀勢の里しか現在はいませんね。北の湖理事長もおっしゃているように、今日勝てば、来場所への綱取りは、まず間違いなし。今度こそ、ドドーンと、突き進んで頂きたいです。今日の千秋楽、今から待ちきれずにいます。 この秋は、演奏のお話を沢山頂き、大学でも生徒が有難いことにどんどん増え、毎日忙しくしています。人間というのは、どちらにも結構順応性があり、忙しければ忙しいなりに、対応出来るようになるのでは。自ずと頭の回転が速くなり、物事の決断が早くなるし、発想も多様化。ピアノの練習も限られた時間で、それなりに効率良く出来るし、家事もささっとする(しかない)。人との関係もネガテイブに考えている暇がなく、明るくいられるような気がします。逆に何もないと、まあ当たり前だけど、だら・・っとする訳ですね。私は、本来貧乏性で、長い時間だら・・っと出来ないのです。だから、ビーチで1週間優雅に過ごす休暇より、やっぱり何か活動的にしているほうが好き。日本の高度成長期に育ち、「明日は今日より良くなるぞ!」という気分が未だに抜けず、何かに向かって進んでいる感じが、好きです。それでも、もちろん家族や友人達と過ごす時間もとても大事。アメリカは本格的な、ホリデイ・シーズン。感謝祭のお休みが来週で、その後クリスマス、新年、と来年の1月1日まで、続きます。家族や友人たちと過ごす、楽しい時間が増えます。皆様も、安全で心豊かな年末、年始を、お過ごし下さいね。 稀勢の里がんばれ!!!

Japanese Blog (日本語のブログ) 白鵬関、優勝おめでとう!  10/7/13 October 7, 2013

すっかり時間が経ってしまいましたが、9月場所、毎日面白くテレビ観戦しました。そして、白鵬関、改めておめでとうございます。本当にカッコ良かった。あの、半分目が腫れてしまった、黒いあざも、男気が上がったようで、心底惚れてしまいます。若い世代が良く暴れ(!)、経験豊かな力士達も活躍し、場所が大変盛り上がりましたね。日本にいたら、毎日でも国技館に観戦に行くのにな・・。と、テレビに映るお客様達に、嫉妬をおぼえる私です。相撲観戦は、特別な時間。取り組みと取り組みの間の、時間が又良いですね。お隣に座っている友人・知人、もしくは、全然知らない人とでも、相撲についておしゃべりをする。そして、お弁当を食べ、ビールかお酒をちびり。そして、力士が土俵に出てきて、大声で声援を飛ばす。盛り上がりますね。そしていよいよ、塩撒き、行事さんの「手をついて」の声で、取り組みが始まる。ほとんどのお客様は、十両のあたりからいらっしゃるけれど、私は、電気があまりついていない、午前中に行って、のんびり過ごすのが好きです。売店覗いてお菓子買ったり、相撲本買ったり、場内を歩いて、往年の名力士を見つけてサインをもらったり、やることはいくらでもあるんです。相撲本や雑誌には、おもしろい記事が沢山あり、読んでいて勉強になるし、興味を果てしなくなく刺激。福岡場所楽しみにしています。

Book Reviews (マイブック評) 相撲の秘密  新田一郎    朝日出版社  7/30/13 July 30, 2013

相撲ファンなら、必見の一冊!相撲の歴史から技の解説まで、分かりやすく、かつ面白く、相撲ファンの心をくすぐる本である。名古屋場所の売店でゲット。相撲に興味がなければ、価値は余りないかもしれないけど、私に取っては、大変面白い。相撲のカゲに潜む様々な不思議。こういう事だったのか、と手を叩いて納得出来る部分もあるはず。相撲をテレビで見るチャンスのある貴方には、価値のある一冊になること、間違いなし。

Japanese Blog (日本語のブログ) 福岡場所、終わる 11/26/12 November 26, 2012

白鵬は強い。最高にカッコ良い。横綱風情が決まっている。23回目の優勝、本当におめでとうございます。「優勝の仕方を忘れたかと思った」と、優勝インタビューで答えていた白鵬関だが、その優勝振りは清々しく、場所中も横綱相撲の連続でした。今場所、日馬富士関の横綱昇進で、朝青龍引退以来の、東西二人の横綱誕生。しかし、「横綱二人、本当にいるの??」というくらい、日馬富士関は、残念な位我々の期待を裏切り、情けない成績で終りました。勿論、ご本人が一番情けない思いなのでしょうけれど。一人横綱を数年張って来た白鵬関だが、今後もしばらく、そんな感じが続くのでは。松鋒山関、地元の期待を大きく受け、大活躍。沢山の人が、ファンになったはずです(私も!)。私は、テレビ相撲観戦の面白さの中に、解説の親方のコメントを聞くのを、とても楽しみにしています。北の富士さんが、目の仇にしていた元北勝力関(現谷川親方)と、元普天王関(現稲川親方)は、現役の時の相撲もとてもカッコ良かったのですが、解説の時の分析の細かさ、現役時代の経験談など、解説者としても最高です。舞の海さんも、顔負けなくらい。新旧の入れ替えが、今場所後にいろいろ予想されるので、初場所の番付けを見るのが、今から楽しみです。舛の山関、体の不調にも関わらず、全力で戦う姿は、心を打つものがあります。これからも、応援しています。そして日本人の若手力士達が頑張っているのは、やはり、日本人として嬉しいですね。来年も、大相撲観戦、心から楽しみにしています。

Japanese Blog (日本語のブログ) 日馬富士関、優勝おめでとう!  9/24/12 September 24, 2012

秋場所が、興奮の渦の中で終了。千秋楽は、まさに死闘でしたね。白鵬もすごかったけれど、日馬富士の戦い振りには、本当に感動しました。現在31連勝中、2場所連続の優勝、そして横綱昇進。心よりおめでとう、と言いたいです。テレビで拝見するようになってから、私は、日馬富士関の一貫したその謙虚で真摯な態度が好きです。ご両親を敬い、母国を愛し、お相撲に来てくださるお客様に敬意を表し。決して大きくないその体は、お相撲する事に完全な力を発揮して(千代の富士関を思い出します)、相撲中は集中しているけれど、リラックスした時に見せる笑顔はとても人懐っこい。今までに確か2度綱取りに失敗した経験があるだけに、今回のチャンスに磐石を期した感がありますね。心身共に、最高の状態でした。そして1才年下の白鵬関も、横綱の地位を明け渡すのではなく、火花を散らして、日馬富士との好勝負を沢山沢山見せて下さい。これからの2横綱時代に期待しています。 日本人の優勝力士が栃東関以来出ていないとか、若乃花以来日本人横綱が出ていないとか、もう散々言われてきた事だけど、私は、そういう範疇でお相撲を捉える時代は終わったのではないかと、思っています。もちろん、輪島関、千代の富士関などの活躍を、手に汗にぎりながら見て育った経験を持つ私としても、淋しくないことはないです。でも、野球だって、ゴルフだって発祥の地を離れて全世界に広がり、裾野の人口を増やし、人気を高めて来たわけです。日本でも、どれだけの人がゴルフをやり、野球をやり、世界に通ずる選手を搬出してきたことか・・。現在いる日本人の2大関にもがんばって欲しいし、妙義龍関にも、期待しています。又、下からどんどん元気な若手が出て来ています。日本人力士もがんばっているし、外国から夢を抱いて来日した沢山の力士達もがんばっている。それで、良いんです。千秋楽は、いつもにも増して、好取組が多かった気がします。11月の福岡、今から、興奮しています。  

Japanese Blog (日本語のブログ) 相撲界の大ホープ 北川親方(元関脇北勝力関)7/18/11 July 18, 2011

名古屋場所が開催されている。大相撲はスキャンダル続きの、再々出発で、もちろん、非常に複雑な状況である事は、間違いない。しかし、皆がんばっているし、連日面白い相撲が沢山見られるのは、一相撲ファンとして、ほっとするし、心より嬉しい。昨日、9日目の相撲放送の向う正面の解説が、北川親方で、驚きの、といったら大変失礼なのだが、その解説、分析の面白さに、「ああ、相撲ってこういうことなんだ。」と、とても納得のいくお話しで、終始大変面白かった。刈屋アナと舞の海さんも、北川親方のよどみのないお話に、心底納得している様子であった。あの、舞の海さんのお話しが、北川親方のお話しの後だと、何だか面白味がなく、自分でも驚いてしまった。現役時代の北勝力関を覚えていらっしゃる方も大勢いると思うが、押し一本の力士で、どちらかと言うと表情のない、つかみどころのない力士という印象であったかと、思う。そして、北の富士さんの、目の仇であった!もう、北の富士さんは、北勝力関をぼろくそに言うのを、趣味にしていたと、言っても過言ではない。 北川親方は、どの力士についてもとても前向きな解説で、特に同部屋の隠岐の海関については、その深い愛情から来るコメントに、思わず涙しそうになってしまった。又、白鵬の強さについての説明でも、いくつもの技を同時に繰り出すというお話しには、思わず納得。北川親方は、相撲界の大危機に現れた、救世主である。北川親方、ありがとうございます。そして、一日でも早く、又お話が聞きたいです。そして今後の弟子育成、相撲協会への貢献に、心より期待しています。

Japanese Blog (日本語のブログ) 大相撲、9月場所始まる 9/12/10 September 12, 2010

山のようにある問題を解決しながらの、今場所。NHKも生放送を再開。お会いしたこともないお相撲さん達ですが、何だか「お久し振り」という感じで、初日を観戦しました。元気で、見応えのある取り組みが多かったのが、とても嬉しい!お馴染みの北の富士さん、舞の海さん、そして藤井アナのお顔とお声も、長年の相撲ファンとしては心強く、「ご無沙汰していました」と言いそうに。これからの14日間、初日に劣らぬよう、手に汗握る取り組みを期待しています。それにしても、力士の皆さん、張り切っていて、良いエネルギーが充満していますね。海を越えたロサンゼルスから、大声で応援しています。

Japanese Blog (日本語のブログ) 名古屋場所始まる  7/14/10 July 14, 2010

大騒動の中での場所開幕。観戦する我々も、複雑な心境です。親方達もどうして良いのか、本当の所分からないのでは。長年の相撲ファンの私も、どういうスタンスで相撲放送を見てよいのか、気持ちが揺れています。しかし、真摯な気持ちで相撲と取り組んでいる力士達の事を思うと、胸が痛みます。旅から昨日帰宅して、再放送を見ましたが、全体が淋しくて、活気がなくて・・・暗ーい。爽快感が全くなし。灰色の土俵です。早く生まれ変わって欲しい。素直に、声援を送りたい。力士達には、とにかく真っ直ぐな気持ちで、土俵に望んで欲しいの、一言です。誤魔化しをせず、小手先の解決に走らず、長い目で相撲の将来に向かって行って欲しいです。そして責任のなすり合いや、お互いを責めたりしないように。相撲は、国技。相撲協会だけのものでは、決してないんです。