Japanese Blog (日本語のブログ)
今年のベスト3に入る、名作。剽軽さ、チャランポランなところ、日本語への愛に溢れている文体、もう全てが良い。ロサンジェルスからフランスへの飛行機で読んだけど、吹き出すのを堪えた事、数多。表情豊かな文章は、それはそれは魅力的。嘘っぽいんだけど、本当は心からの真実の叫び!東京を散歩しながら、いろいろな事を見つける飄然の旅。貴方も町田さんと、一緒に旅に出てみませんか。混沌とした東京に、町田さんの情趣情感を感じましょう。
読み始めてすぐに、重い小説は、やだなあ・・と思い、辞めようと思うも、続行。次第に、「重さ」ではなく、「優しさ」がテーマである事に、気付く。この「優しさ」が実はとっても曲者で、新鮮でかつ湾曲している。言葉の選び方、表現、テンポ、空気感、全てが、ユニーク、かつ創造性に溢れているのだ。何もカッコ良い事を語っていないが、何故か颯爽としている。もし健斗に出会ったら、惚れてしまいそうだ・・
小池真理子の小説は、死と隣り合わせのものが多いと思うのは、私だけだろうか。死を美化している訳ではないけれど、死がとても近いところにある、そういう感じ。この小説は、死に自分から近づくのではなく、ステージ4のガンにより、どのように自分の最後を迎えるのか、というお話である。この本を読んでいる時に下記の一節に会い、宗教観のほぼない日本の価値観と、大きく違うのを感じた。良い悪いという問題ではなく・・・しかし、主人公澤と樹里の、世俗を離れた独自の関係は、とても素敵だ。永遠に。 When we are living it is in Christ Jesus, and when we’re dying, it is in the Lord. Both in our living, and in our dying, we belong to God, we belong to God.
まず、最後の参考文献から。ああ、これだけの本を読み、ご自分でも現地に足を運び、綿密に考え抜かれた末の、出版なのだなあと、思う。作者の強い思いが、ひしひしと感じられる一冊だ。私は、連合赤軍、浅間山荘と聞けば、すぐに反応する世代。この事件の後、リンチという言葉が、我々の語彙の中に入って来た事を思い出す。40年経った刑期を終えた元兵士達(兵士という言葉を、本人達は嫌がるという事だが)の物語だ。ドキュメンタリーではないけれど、心のドキュメンタリーだと思う。洗脳というのは、恐ろしい。そして、集団というのも恐ろしい。その中に入っていると、どんなに疑問があっても、もう自分一人では、舵を変えられない。欺瞞、裏切り、傲慢・・・40年間抱えて来た元兵士の秘密を、最後のページで淡々と暴く。それも、優しさの頂点のように。とても重い小説だ。主人公に怒りの気持ちを持つ人も、多いと思う。だけど、それが人生であり、人間の性だと思う。
新聞連載小説。読者は、さぞかし毎日ワクワクと新聞を開き、読んだ事と思う。私ははっきり言って、読むのを止められず、いくつかやらなければ行けない事を、放ってしまった・・とにかく、我々読者を惹きつける。それも、グイグイと。流行作家(こんな言葉、死語かもしれないけれど)をずっと続けているのは、そこには強い理由があるはず。本が大層面白いということ。それは、文章の上手さも、話の構築性も、話題性も色々あると思うし、作家自身の好奇心も努力も、才能もあると思う。「とめどなく囁く」では、ミステリー性を強く出しながらも、実は「自分」との対面が主になっている。玉の輿に乗った主人公、早樹だが、前夫の失踪から解放されず、その真相を追求するところから、目を背けていた真実を受け入れ、次に羽ばたいて行く。自分への自信を取り戻す旅でもある。時間に余裕があれば、どーんとこの本にのめり込むのも、夏に粋な過ごしかたかも!
所謂スーパー・ステイシオンものは、苦手なのだけど、今回は挑戦。ノロノロと読み進めるけど、諦めずに、三章くらいからスピードアップ。そうか、これがゴールだったんだなあと、実感するところまで来ると、満足感が!つまり、超人間がテーマではなく、それはゴールに辿り着く原動力だったと言う訳ですね。改めて、東野さんの懐の大きさというか、引き出しの多さに、平伏します。
こちらも、2度目に読む本です。後半のクライマックスでは、涙なしには読めないページが続きますよ。本が始まった段階では、全く想像も出来ない展開となり、登場人物達が、葛藤、苦しみを経て、成長し、深い愛の世界に到達する。題名に全てが込められている、と言っても過言ではないと思う。東野圭吾の代表作の一つですが、もしまだ読んでいなければ、是非読んで下さい。
この本読むの、2度目です。「本格推理」という概念がない街に、タイムスリップする私、探偵天下一。実際の世では、推理作家として活躍するが、この過去のない不思議な街では、探偵として求められる。童話の中に、真実が’隠されているように、この不思議な街の暮らしの中から、現実の世界の問題点の解決策が見つけられるよう。。この作品の後、東野さんは、名作群「手紙」「赤い指」「容疑者Xの献身」など、意欲的に発表する。純文学推理とでも言うべき、感動の小説ばかりだ。常に進化し、自分に挑戦し続ける東野圭吾。新しい本を手に取る時、いつもワクワクさせてくれる。私ごとで大変恐縮なのだが、この夏再びガーシュインのラプソディ・イン・ブルーを演奏する機会に恵まれ、一念発起し、新しい楽譜を買い、フレッシュな気持ちで練習を始めた。多分50回くらい演奏して来ていると思う。今までとは違ったフレーズを入れたり、指使いを変えたり、音の強弱もニュアンスも全く違う嗜好で弾いてみると、何だかとっても新鮮で、楽しい。こちらも、ワクワクさせてくれる。
ロスアンジェルス相撲愛好会も、この9月で4年目に入ります。当初の、”お相撲への熱い情熱を同胞と分かち合いたい”という希望が叶い、場所毎に楽しい例会を開いています。例会は通常中日の6時から。そして、場所終了後に、会の皆様に場所の感想などを、イーメイルで送らせて頂いています。今回はその中からいくつかご紹介しますね。敢えて手を加えず、会の皆様に配信したものをそのまま載せます。そうか、こんな事もあったんだなあ、と、相撲界の変遷を思い出す、良い機会にもなりました。独善的な見方もありますが、相撲ファンの戯言と、お許し下さい。 2019年5月場所後 5月場所も終わり、平常の睡眠時間帯へと移行したところですね(TVジャパンでの観戦の場合)。しかし、何かと物議の多かった場所(まあ、いつもそうですが。。!)です。阿武松審判長の訳の分からない説明、物言いがつき行事差し違えで朝乃山が勝った一番、トランプ大統領観戦のため力士達のテンポが狂った千秋楽などなど。 まずは、朝乃山、おめでとう!ご両親の前で優勝を決め、親孝行者です。故郷では、号外も出たとか。まさに、故郷に錦を飾るという相撲道を行っています。小兵力士が頑張った前半戦でしたが、後半戦ははっきりと作戦を読まれ星を伸ばせなかった。。竜電はカッコ良い!特に、取り組み後、髷が乱れた姿など、令和の坂本龍馬のようです。阿炎、正代も今場所良かったですね。明生、友風も良い!十両優勝した、大暴れの貴源治が楽しみですね。やんちゃな感じも、相撲取りにはピッタリと私は思います。次世代を担う、納谷(幕下22枚目6勝1敗)、琴鎌谷(幕下2枚目4勝3敗)、豊昇龍(幕下4枚目4勝3敗)が調子を上げています!また、ご記憶がお有りかと思いますが、舛乃山(幕下49枚目)、千代鳳(幕下10枚目)も復帰して来ています。照ノ富士のニュースも良く耳にしますしね!そして最後に、怪我で休場中の沢山の力士達の、早い復帰を願って止みません。 2019年1月場所後 玉鷲の優勝という事で、何故か全てが丸く収まった感の初場所でした。栃ノ心の優勝の時もそうでしたが、人柄の溢れる優勝インタビューで、こちらもほろっとさせられましたね。稀勢の里の引退が遥か遠くの出来事のように、波乱万丈の初場所でした。豪風の引退インタビューは、家族総出で行われ、とても好感が持てました(奥様がとても美人!)。やはり、貴景勝、御嶽海が、次世代を担うのか。矢後などの、中堅若手が台頭するのか。白鵬、鶴竜の引退も近く、大関もイマイチ本調子でない現状で、大相撲界どうなって行くんでしょうね。 問題山積の相撲界ですが、例会でも「ここら辺で、大改革が必要!理事長を相撲界の外から選んだら。。」などの意見が出ました。有識者(若佐さんではありませんが、この定義も不可思議なもので)などの、外部の力・知恵が必要でしょうね。大川さんからは、ビジネスの成功者は?というご意見も出ました。今井さんのご意見では、多くの力士がプロの力士になる前に、すでに故障があり、それを隠して入門する場合もあるらしい。。まあ、ちびっ子相撲の時から、超肥満児ですから、外から見える怪我だけでなく、それは内臓にも負担がかかっているでしょう! という事で、現在と以前の力士達の体格について調べて見ました。 1918年 平均身長 174.6cm 平均体重 102キロ 1968年 平均身長 180.9cm 平均体重 130.6キロ 2018年1月 平均身長 184、2cm 平均体重 164.2キロ これで見ても歴然なのが、力士の超肥満化現象です(高見山などのハワイ勢が、大型化に加担したかもしれませんね?)。50年前と身長は余り変化がないのに、体重は約30キロ増えています!面白いのが、土俵のサイズも変化して来ていて、100年前には直径3.54メートルだったのが、現在は4.55メートルです。力士のサイズに並行して、大きくなったのでしょうね。ちなみに、輪島の現役の時の体格は、186cm・132キロ、千代の富士が、186cm・126キロです。 現在の相撲の面白さの一つに、小兵力士が大きな力士をやっつけるというのがありますから、現状のままではレスリングのように階級を設けることはできないでしょう。しかしこのまま「皆が大きいから自分も大きくないと勝てない」状況が続くと、早晩怪我だらけの力士、休場力士だらけの場所ということになりかねませんね。つまり「大改革」が求められるということです! 2018年12月場所後 長いようで、短い15日間が終わりました。場所前半から、貴景勝の有利と見ていた私としては嬉しい結果ですが、高安にも勝たせたかったですね。しかし、22歳の貴景勝、驚愕としか言いようのない、落ち着きと慧眼。元貴乃花から、「平常心が土俵上での勝利に結びつく」と教わったと語っていますが、それに加えて真摯な姿勢と闘争心が備わり、相撲力士としての将来が大変楽しみです。大関になるのは、間違いないでしょうが、その上に行くには、いま持っている突っ張りに磨きをかけ、廻しを取っての相撲、素早い反応が求められのでは・・・今後の相撲界を引っ張って行くのは、確実ですね。一人一人言い出したら、キリがないのでこの辺でストップしますが、若手が出て来ているのは確実です。しかし、じゃあ、横綱までいけるのは?と問われたら、貴景勝くらいしかいない・・・ 稀勢の里には、横綱としてどうやって美しく身を引くかを、真面目に、そして深く考えて欲しいです。横綱になってしまったので、引くに引けないと言った状況で、気の毒ですが、これからの人生も長く、これ以上惨めな姿を見せて欲しくない、というのが、私の本音です。 宇良の三段目全勝優勝は、大変嬉しいニュースです。親方と一緒に、焦らずに怪我を治し、復帰したのが、良かったのでしょうね。順調に行けば、来年中には幕内に戻ってくるでしょう。又、豊ノ島の十両勝ち越しも、嬉しいニュースです。納谷は、ささっと上に上がるかと思いましたが、三段目で五分五分の成績。何かをブチ破れば、来年には十両への昇進も? 2018年7月場所後 ついに御嶽海、優勝しました!心から嬉しいです。おめでとう!又、例会での予想も、ほぼ御嶽海の優勝(高安をあげた人も・・)でした。郷里の長野県木曽郡上松町からの、連日の応援団、いやあーーすごかったですね(今や、長野県すべて)。上松町では、町民同志の日常の挨拶が、御嶽海の事から始まるようで、相撲の伝統の「郷里の星」です。そして、3賞受賞の豊山と朝乃山も若々しく、とっても良かったです。しかし、あの二人、兄弟みたいですね!体形と言い、顔つきと言い・・ 稀勢の里の悪影響が出たのか、まあ休場力士が続出し、お相撲中継の時間がだぶついている様が手に取るようでした。「御嶽海」と彼の応援団で、本当に場所を盛り上げてくれました。フランケンシュタインの様な、包帯ぐるぐるの力士も相変わらず多く、基礎体力の向上、怪我をしない取り組み方法の取得に、務めてもらいたいものです。十両の貴の岩の優勝と、彼の優勝インタビューでの闘志を秘めるも淡々とした語り口は、昨年からの相撲協会のごたごたに、ピリオドを打つ形になったのでは、と勝手に思いました。 来場所の9月で、今相撲愛好会も3年目に入ります。益々、盛り上がっていきましょうね!相撲仲間を得て、私も本当に幸せ者と、皆さまに感謝しております。お相撲の番外では、音楽の本業も好調です。ロサンジェルスでもいろいろと演奏しておりますが(昨日も演奏があり、楽しく演奏出来て白星!)、来週よりヨーロッパ、アジアと9月初旬まで出かけます。 2018年3月場所後 鶴竜の優勝という、誰もが想像しなかった結果となった大阪場所。何故かいつも影の薄い鶴竜で(横綱になった時はそれは騒がれたけれど、残念ながら”花”のないお相撲さんですね・・)、白鳳、日馬富士の影に隠れてと言うのならまだしも、下位力士にも”スター”性を奪われているように思えます。しかし、千秋楽は気迫のこもった素晴らしい相撲が続き(竜電、御嶽海、高安など)、場所のしめくくりとして最高の日でした。特に高安の取り直しの相撲は、太平洋のこちら側にいる我々にも、その闘争精神が伝わってきましたね。高安のあの勝利が将来に向けて大きなものとなりましたが、足のケガが心配され、後を引かなければ良いが、と懸念しています。3賞力士達の活躍ももちろん最高でした!又、豊山、朝乃山、竜電、阿炎の若手大型力士達の活躍も、すごかったですね!北勝富士、貴景勝、阿武咲は、うかうかしていられません。しかし、今場所もケガの力士の多かったこと・・巨大化する力士の体に、大きな問題があるのはもちろんの事、基本動作の習得、基礎体力など、多々問題はあると思います。例を挙げれば、勢ですが、体重が増えると共に(以前はお腹周りが、ぼてぼてせず、引き締まっていた)、ケガが増えて来たように思います。それに比べ、モンゴル人力士は、体格も締まり、肌の艶も良く、幼少時の訓練の賜物なのか、見ていて、気持ち良いです。白鵬のアンチファンの方達、すみません!(逸ノ城はちょっと違うかも・・) 夏時間に入り、ジャパンTVでお相撲観戦をしている我々には、中継を見るのがなかなか難しくなって来ましたね。でも逆に日本にいれば、ウイークデイは、ご隠居さんとその孫くらいしか、4時から6時のお相撲中継をゆっくり見るのは無理なんですね。私も録画、ダイジェストなど利用しながら、観戦しています。最後の数日は夜中の中継を見ましたが、結局途中で寝てしまい大事なところを見逃すので、今後は自分に期待せず(!)、眠くなったら録画に切り替え、きちんと寝ます! 2018年1月場所後 栃ノ心の優勝で、何故かすべてが丸く収まった感じの初場所でした。山積した問題は何も解決していないのですが、「栃ノ心良くやった!」という事で、封印してしまったかのよう・・・それでも、単純に栃ノ心の優勝は嬉しかったです! 1月例会は、13人の熱い相撲ファンが集まり、楽しい時を過ごしました。森本さんから、ご提案があります!例会をお休みなさる時に、皆さん「休場」という言葉を使うところから・・ー新しい方の紹介は”初土俵”、規約に違反した場合は指導が入り、会を辞める時は髪にハサミを入れなければなりません。ー 初土俵は初々しく!規約というのは、相撲協会ほど厳しくなく、Ebisuのビール・ピッチャーで殴らない、とか、罵詈雑言、誹謗中傷なく楽しく集う、とか、マリナデルレイ互助会内で、勝敗をやり取りしないとか・・断髪式は、皆さんで少しづつハサミを入れ、私が最後に、とめバサミで髷を落としましょう! 私は今年巡業(演奏旅行)が多く、海外巡業もいくつかあります。今朝も、フランスの勧進元から連絡があり、巡業先が増えました!力士が精進するように、私もすり足などに励み、取組(演奏会)で、勇み足などないようにしたいと思います。改めて相撲と演奏の世界はとても似ているなあと、思っています。 どすこい豆知識 相撲禁じ手 1)握り拳で殴ること。 2)頭髪を故意につかむこと。 3)目、又は、みぞおち等の急所を突くこと。 4)両耳を同時に、両手で張ること。 5)前立褌(まえたてみつ)をつかみ、横から指を入れてひくこと。 6)のどをつかむこと。 7)胸・腹をつかむこと。 8)1指、又は、2指を折り返すこと。 これを読むと、お相撲の取組がかなりの近距離で、大怪我と隣り合っていることが分かりますね。 2017年12月場所後 夜中の相撲中継にスケジュールを合わせた生活も終わり、皆さま普段の暮らしに戻られた事と思います。最初から最後まで、物議をかもしだした場所でしたね。稀勢の里関の休場のことなど、もうはるか昔の事のようですし、ちょっと前まで、大スターだった宇良の事など、誰も語らないし。。(宇良関、早く戻って来れると良いですね!)千秋楽のハイライトの一つは、安美錦関の涙の勝ち越し。もらい泣きされた方も、多いと思います。白鵬関の優勝インタビューは、パフォーマンス精神には頭が下がるも、状況をきちんと把握せず、自分よがりの一人芝居的要素もあり、残念でしたね。自分の頭の上の蠅を追ってから、お願いしたいものです。折角の優勝40回を、自ら台無しにした感もありますし、何たって、横綱白鵬は、相撲史上に残る名力士です。その辺をきちんと考えて国技として「横綱らしく」して欲しいなあ、と思います。 こうしてお相撲好きの会を継続していけるのも、皆さまが楽しく参加して下さるお蔭です。今年も本当にありがとうございました
離婚応援歌、とも言うべき本。本の帯には、「愛はいかにして色あせていくのか」となっているけれど、「愛」というより、自己発見と自己成長記だと思う。だって、本当は、「愛」なんて、最初からなかったのだから。「愛」だと思い込んでいた何かと戦い、自分が良く分かっていなかった33歳の女性が、独り立ちする、奮闘記である。でも、私はこの話、結構好き!正直なところかなあ。ちょっと最後がカッコ良すぎる感があるけれど、も。