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山のようにある問題を解決しながらの、今場所。NHKも生放送を再開。お会いしたこともないお相撲さん達ですが、何だか「お久し振り」という感じで、初日を観戦しました。元気で、見応えのある取り組みが多かったのが、とても嬉しい!お馴染みの北の富士さん、舞の海さん、そして藤井アナのお顔とお声も、長年の相撲ファンとしては心強く、「ご無沙汰していました」と言いそうに。これからの14日間、初日に劣らぬよう、手に汗握る取り組みを期待しています。それにしても、力士の皆さん、張り切っていて、良いエネルギーが充満していますね。海を越えたロサンゼルスから、大声で応援しています。
今日9月5日付けのこちらの新聞ロサンゼルス・タイムスに、日本で現在大問題になっている、100歳以上の行方不明者の方々の記事が大きく載っていました。行方不明者の数の多さも然ることながら、行方不明になっている年月の長さにも、驚かされました。どうやったら、何十年もの間、誰にも知れず、行方不明になる事が出来たのでしょうか。日本の誇る戸籍システム、住民登録、市民目線のお役所仕事、町会・隣組を通じてのご近所付き合い、そして家族の絆は、何処へ行ってしまったのでしょうか。年金搾取をしていた家族にしても、どうやってそんなに長い間、隠しきれたのでしょうか。 都市部での孤独死や孤独な暮らし、又あふれる若い層の引きこもり問題が取り沙汰される中、5年以内には、65歳以上が日本の人口の4分の1を占めると言われている今。これからの日本人の暮らしは、何処に向かって行くのでしょうか。そして政治が根本のところで「軸ずれ」している昨今、舵取りの根本にも疑問が生じます。高度成長期の素晴らしい躍進、そしてバブルがはじけた90年代初期、そして長年続いている経済の低迷。戦後の日本の復興から、現在に至る65年の間に生じた国としてのストレス、「臭いものには蓋」的風潮。マイナス要因が少しづつ膿の様に出て来ているのかも知れません。それとも、問題を直視しないで済ませて来た、ツケでしょうか。素晴らしいところが沢山ある、我々の愛する日本。ここいら辺で、物事をきちんと見据えて、本質に迫る解決を見出して欲しいものです。日本人の最長点である協調性を活かしつつ、物事に阿ず、世代を超えて刺激し合い、助け合い、暮らしを支え合う。昔の縁側で下駄をブラブラさせながら、蚊取り線香に炙られ、祖父母と語り合ったような暮らし。知恵を継承し、無駄に世間様を恐れず、軸のブレない生き様。日本人には日本人の身の丈に合った暮らし、長い歴史の中で培ってきた原理、そして誇りがあるはず。もちろん時代と共に、暮らしの様は変化、それに柔軟に対応する姿勢も大事ですが、芯のある人生指針を持ちたいものです。しかし、100歳以上の行方不明者の記事には、本当に驚きました。
昨日から大学が始まり、公式に夏も終わりを告げました。今年の夏は、人生の中でも、ベスト10に入るかも。友人、家族との楽しい時間、自分自身の充実した時間。ロサンゼルスにいた時も、旅に出ていた時も、良い思い出が沢山詰まっています。問題解決に追われた夏もあれば、何だか落ち込んでぼーっとしているうちに過ぎた夏もあります。特に去年の夏は、大苦難が立ちはだかり、眠れぬ夜続き。疲労感ばかりが残った、夏でした。今年の夏は、自分自身だけでなく、周囲の人間関係でもほとんど問題がなく、健康で、正真正銘のベスト10入り。 毎年長い夏休みを終え、大学に戻るのに、少しヨッコラショっとなるのですが、生徒達を教え始めると、体の中にエネルギーが充満。今年もやるぞ!と言う気持ちになります。秋からのコンサートシーズンもそろそろ幕開け。中米コンサートツアーも3週間程で、出発。何時もの暮らしが、待っています。今年も音楽を通して、聞いて下さるお客様と、一体感が持てれば良いなあ、と深く願っています。以前録音したCDに「ピアノの為の詩」というタイトルのものがあるのですが、正にその気持ち。ピアノを介して、お客様に今の気持ちを伝え、物語を紡いで行きたいですね。
My school, Occidental College, started yesterday. Officially summer is over. This summer was very productive, and I had a lot of fun with friends and family. I think it was one of the best summers in the recent years. The last summer was one of the worst ones, struggling personal issues and having many nights […]
ロサンゼルスに引っ越して来てから、約10年。多くの方々に出会い、色々な人達と仕事をこなし、様々な集まりに参加して、新しい出会いを沢山経験して来ました。いつも思うのは、一人々皆顔が違うように、歩んで来た道も、家族の構成も、仕事の内容も、感情の表現も、食べ物の趣味も、もうすべてに置いて違うと言う事です。特にアメリカは、人種のるつぼ。「人と違う」事が当たり前の社会です。しかし、人間関係の芯は、万国共通。他人を思いやる心。大事に思う事。誰もがとても愛おしい存在です。人間というのは、「人の間」と書きますが、言い得て妙。人間というのは、「人の間」、時間は、「時の間」。この「間」という漢字、とてもよく日本社会を表していると思いませんか。そして、トコトン翻訳が難しい言葉です。西洋社会には、余りないコンセプトだからでしょうね。
日本の夏と言えば、「蚊」なくして語れないのですが、私の住むロサンゼルスの家には蚊が全然いないんです。標高が少しあるという事もありますが、空気が乾いているからではと、思っています。虫さされになると、水膨れが出来る私としては、本当に嬉しいで事す。そして、夏の暑さの性格も全然違うんですね。日中暑くなっても、陽が落ちると、急に涼しくなって、風が心地良い。窓を開けて、すーっと風が頬を撫でるのを感じたり。だから、ロサンゼルスの人達は、屋外でご飯を食べて、おしゃべりしながらゆっくりするのが大好きです。日本の暑さのニュースも伝わってくるので、申し訳ないみたいです。
I couldn’t miss this wonderful opportunity to hear Fleisher, especially Ravel: Concerto for Left Hand! I went to a dress rehearsal at Hollywood Bowl last Tuesday. I did not know that anyone can listen the dress rehearsal of LA Phil on Tuesdays and Thursdays at Hollywood Bowl. It is a fantastic opportunity to hear great […]
早いもので、もう8月半ばですね。流石にロサンゼルスも、ここ数日「爽やかな風が吹く快適な夏」ばかりではありません。特に昨日と今日は大変暑く、家でクーラー漬けです。 この「ジニーおばあちゃん」というのは、我が家の斜向かいに住んでいて、数年前に亡くなった女性です。ご近所に引越して来てから、道で会えば挨拶したり、世間話をしたり。特に親しくしていた訳ではないけれど、クリスマスに小さなプレゼントを交換したりしていました。そして、私のピアノの練習を、喜んで聞いていたようです。亡くなる少し前に、突然我が家に来て、「旦那は花をプレゼントするかい?」と聞くので、「たまには」と答えたところ、素敵な花瓶をプレゼントしてくれたのです。生前の遺品分けということでしょうか。体の調子が悪そうなのは気が付いていたけれど、亡くなるほど悪いとは知らず、急報が届いた時は本当にびっくり。ご家族の話だと、病院に入ってからは食べるのを拒み、自分で自分の死の準備をしたようなのです。凄まじい自己抑制と言うのか、強さと言うのか。又、一人暮らしで、荷物の整理なども、少しづつ準備していたらしいのです。誰にでもいつかは訪れる死の瞬間。彼女のように、きちんと準備出来るのだろうかと、考え込みました。 それ以来、大きな花束を飾る時は、このジニーおばあちゃんの花瓶の登場となります、彼女の思い出と一緒に。
I joined with my church friends to see this movie. This is about Nelson Mandela’s life around 1995 when the World Cup Rugby championship was held at Ellis Park, Johannesburg, in South Africa. The big success, South Africa team, Springbok, won the championship, made post-apartheid movement easier. Without much of explanation, the relationship between Mandela […]
This was a very enjoyable movie, but also tells a truth in our lives. Steve Carell (Barry) is a genius actor, and the unique characters surrounded him are all great, Darla, Therman, Kieran, Julie, Tim… I am always amazed by the imagination of writers and painters, but look! What those actors and actresses can do. Each […]