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English Blog Summer is officially Over 9/2/10 September 2, 2010

My school, Occidental College, started yesterday. Officially summer is over. This summer was very productive, and I had a lot of fun with friends and family. I think it was one of the best summers in the recent years. The last summer was one of the worst ones, struggling personal issues and having many nights […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 「間」と言う漢字  8/22/10 August 22, 2010

ロサンゼルスに引っ越して来てから、約10年。多くの方々に出会い、色々な人達と仕事をこなし、様々な集まりに参加して、新しい出会いを沢山経験して来ました。いつも思うのは、一人々皆顔が違うように、歩んで来た道も、家族の構成も、仕事の内容も、感情の表現も、食べ物の趣味も、もうすべてに置いて違うと言う事です。特にアメリカは、人種のるつぼ。「人と違う」事が当たり前の社会です。しかし、人間関係の芯は、万国共通。他人を思いやる心。大事に思う事。誰もがとても愛おしい存在です。人間というのは、「人の間」と書きますが、言い得て妙。人間というのは、「人の間」、時間は、「時の間」。この「間」という漢字、とてもよく日本社会を表していると思いませんか。そして、トコトン翻訳が難しい言葉です。西洋社会には、余りないコンセプトだからでしょうね。

Japanese Blog (日本語のブログ) 蚊のいない夏なんて、夏じゃない?   8/22/10 August 22, 2010

日本の夏と言えば、「蚊」なくして語れないのですが、私の住むロサンゼルスの家には蚊が全然いないんです。標高が少しあるという事もありますが、空気が乾いているからではと、思っています。虫さされになると、水膨れが出来る私としては、本当に嬉しいで事す。そして、夏の暑さの性格も全然違うんですね。日中暑くなっても、陽が落ちると、急に涼しくなって、風が心地良い。窓を開けて、すーっと風が頬を撫でるのを感じたり。だから、ロサンゼルスの人達は、屋外でご飯を食べて、おしゃべりしながらゆっくりするのが大好きです。日本の暑さのニュースも伝わってくるので、申し訳ないみたいです。

English Blog Leon Fleisher plays Ravel: Concerto for Left Hand with LA Phil at Hollywood Bowl 8/18/10 August 18, 2010

I couldn’t miss this wonderful opportunity to hear Fleisher, especially Ravel: Concerto for Left Hand! I went to a dress rehearsal at Hollywood Bowl last Tuesday. I did not know that anyone can listen the dress rehearsal of LA Phil on Tuesdays and Thursdays at Hollywood Bowl. It is a fantastic opportunity to hear great […]

Japanese Blog (日本語のブログ) ジニーおばあちゃんの花瓶  8/18/10 August 18, 2010

早いもので、もう8月半ばですね。流石にロサンゼルスも、ここ数日「爽やかな風が吹く快適な夏」ばかりではありません。特に昨日と今日は大変暑く、家でクーラー漬けです。 この「ジニーおばあちゃん」というのは、我が家の斜向かいに住んでいて、数年前に亡くなった女性です。ご近所に引越して来てから、道で会えば挨拶したり、世間話をしたり。特に親しくしていた訳ではないけれど、クリスマスに小さなプレゼントを交換したりしていました。そして、私のピアノの練習を、喜んで聞いていたようです。亡くなる少し前に、突然我が家に来て、「旦那は花をプレゼントするかい?」と聞くので、「たまには」と答えたところ、素敵な花瓶をプレゼントしてくれたのです。生前の遺品分けということでしょうか。体の調子が悪そうなのは気が付いていたけれど、亡くなるほど悪いとは知らず、急報が届いた時は本当にびっくり。ご家族の話だと、病院に入ってからは食べるのを拒み、自分で自分の死の準備をしたようなのです。凄まじい自己抑制と言うのか、強さと言うのか。又、一人暮らしで、荷物の整理なども、少しづつ準備していたらしいのです。誰にでもいつかは訪れる死の瞬間。彼女のように、きちんと準備出来るのだろうかと、考え込みました。 それ以来、大きな花束を飾る時は、このジニーおばあちゃんの花瓶の登場となります、彼女の思い出と一緒に。

English Blog A Movie – Invictus 8/16/10 August 16, 2010

I joined with my church friends to see this movie. This is about Nelson Mandela’s life around 1995 when the World Cup Rugby championship was held at Ellis Park, Johannesburg, in South Africa. The big success, South Africa team, Springbok, won the championship, made post-apartheid movement easier. Without much of explanation, the relationship between Mandela […]

English Blog A Movie – Dinner for Schmucks 8/8/10 August 8, 2010

This was a very enjoyable movie, but also tells a truth in our lives. Steve Carell (Barry) is a genius actor, and the unique characters surrounded him are all great, Darla, Therman, Kieran, Julie, Tim…  I am always amazed by the imagination of writers and painters, but look! What those actors and actresses can do. Each […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 義母の古いスーツケースを、デコする 8/6/10 August 6, 2010

主人の家族の集まりが毎夏あるのですが、義母は皆が集まる前にクローゼットを整理して、不用品処分の良い機会にします。我々に色々持って帰ってもらいたいのです。今年の夏は、去年義父が亡くなった事もあり、凄い数の品が、フリー・オークション化。義兄が、オークションの呼びかけ人になり、一つずつ皆に分配。私も手を挙げてもらったものあり、何だか分からないうちにもらったものあり。義母の古いスーツケースは、Made in Japanという理由で、私のところに来ました。そして、私は皆に宣言。東京可愛いスタイルのデコ(ほとんどの家族が、この意味を知らないのだけど。でも、Kawaiiという言葉は、英語になっているので、ファッション通は知っているよ。)をスーツケースにして、それを持って、ハリウッドのサンセット通りを歩くんだ・・と。 という訳で、早速近くのクラフトショップを訪れ、ピカピカのものを何袋か適当に買って、接着剤と一緒に家に持ち帰りました。そして、見よう見まねでやってみたら、これが時間の経つのも忘れるほど、楽しかった。若い女の子が夢中になるはずです。今後も時間を見つけて、新しい素材と遊んでみたいと思います。という訳で、私の元に思いもかけず、最新ファッションのカバンが(自分で作っただけなんだけど、ネ)、やって来ました。    

Japanese Blog (日本語のブログ) 白鵬の涙   8/3/10 August 3, 2010

連勝を伸ばし、名古屋場所での優勝を決め、重い重い責任を果たした白鵬。その彼が見せた千秋楽での涙。私はとても共感出来ました。こんな場所で連勝記録を伸ばしたことで、彼自身もとても悔しかったと思う。横綱というとてつもない大きな地位にいて、その一挙手一動が注目される中、場所前半は稽古場を見せないという異例の処置まで取られていたようです。そして、応援する人達の前に出て行くのが怖いと言っていた白鵬が、後半は逆にファンの人達の気持ちに支えられ戦ったと言います。そして、素敵な奥様と可愛い二人のお子さんがどんなにか、支えになったでしょう。本当にご苦労様。モンゴルでゆっくり休んで下さいね。そして、夏巡業で東北の方達に元気な姿を見せて下さいね。横綱は、日本の国の宝です。

Japanese Blog (日本語のブログ) 映画「442」を観て   7/30/10 July 30, 2010

先週の日曜日、ロサンゼルスのリトル東京にあるの劇場で、映画監督すずきじゅんいちさんの最新作「442」を観ました。日系アメリカ兵達の第二次世界大戦中のお話しです。当時アメリカに住む日系人は、アメリカ人であるにも関わらず、対戦勃発とともに迫害を受け、財産没収、そして収容所に送還されました。その中にあって、日系人兵士達が祖国アメリカへの忠誠心を誓うのです。彼らの戦い振りを、高齢になった元兵士達へのインタビューから紡ぎ出し、編集された映画です。驚きと共に、日米戦争の狭間で生きた人々の事を知る、とても良い機会になりました。私自身、ロサンゼルスに引越して来た当初、友人もなく、リトル東京の日系2世・3世の方達に混じってブリッジをしており、その時に拝聴したお話に、重なり合うものがありました。映画に登場なさった方々の、その奇跡ともいえる幸運さの影に、沢山の方々が残念ながら亡くなった事は否めません。戦争の悲惨さを改めて考えさせられます。 最近出席したアメリカ人の方の結婚式で、弟を真珠湾攻撃で亡くされた方から、「一人きりの弟の事、どうしてくれるんだ」というお叱りの言葉を投げかけられました。第二次世界戦争は65年前に終結していますが、傷は決して消えず、月日の中には、埋れていかないんですね。そして、これは日本の中国攻略にも当てはまります。アメリカに来て間もない頃、大学院の中国人のピアニストに、「日本兵が中国人に行った残虐さを知っているか」と詰め寄られたことがあります。女性の胸を抉ったり、それはそれはひどい暴行を働いたと言われました。史実は知っていても、私にはどうしようもない事。想う事しか出来ません。戦争が齎した心の傷、民族間の傷、平和に暮らしていると忘れがちです。きちんと伝承していかなければ、なりませんね。映画のナレーションにもありましたが、過去には戻れないので、未来に向けて、我々一人一人の姿勢で示す事しか出来ません。映画は明るく終わっていますが、奇跡的に生還したけれども、心身ともに傷を追い、一生立ち直れなかった方々もいるのでは。平和な世の中に、胡座をかいてはいけないと、自戒しています。