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It is an amazing movie. True! This film is an adventure drama, like Tom Sawyer, with two 14-year boys, Ellis (Tye Sheridan) and his friend, Neckbone (Janob Lofland), who have their secret hide-away place in a small island in Mississippi, and one day find the interesting man named Mud (Matthew McConaughey) living in their secret […]
I will be performing Choral Fantasy with Chorale Bel Canto at First United Methodist Church of Pasadena on Sat. June 1 at 4pm , www.choralebelcanto.org and www.fumcpasadena.org. It is very interesting and coincident that I am playing both Piano Concerto no. 4 and Choral Fantasy by Beethoven in the same season. I wrote the special reason […]
音道貴子シリーズの一冊。これも短編集で、全部でこちらは、6編。もちろん、音道さんの出てくる小説だから、サスペンスで、所謂推理小説なのだが。不思議に普通の短編も出て来て、それが何だかとても新鮮。え、これって推理小説じゃないの??、という感じになるのだけど、それが又、面白い。音道の活躍は今までにも沢山拝見しているけれど、今回は違った顔を見せてくれる。音道貴子のファンなら是非読んでください。
I went to “Don Giovanni”, the first of Mozart-De Ponte trilogy, last year, and went to see the dress rehearsal of “The Marriage of Figaro”, the second of trilogy, last Wednesday. This trilogy production by Dudamel/LA Phil have been set in Disney Hall, and inviting different cast and staff for each time. The last of the trilogy […]
まさに、「幸せになりたい」と切望する女性達のための短編集。そこは天才の乃南さん、単純な幸せではない。恨みがあり、仕返しがあり、裏切りがあり、見込み違いがあり、恐れがあり、それも深い深いところで、様々な怨念が渦巻く。人間とは、何と大変な生き物か。全部で、7編のお話しが入っているが、そのどれとして、似た手法がなく、短いながらも、山あり谷ありで、面白い。こんな心情になるのは自分にも良く分かる、と、読みながら思う方が沢山いらしゃるような気がするのだが・・。
久しぶりの東野さんの小説。優しさに溢れた、サスペンス小説。もちろん殺人事件が起こるのだけど(一つだけでなく、ね!)、その謎解きだけでなく、東野さん大骨頂の、心理性を読み解いていく方式。現在の事件を解いていくに従って、昔の事件に行き着く。家族の愛情がずんずんと身にしみるお話し。
My husband and cellist, David Garrett, and I have been performing our annual recitals at First United Methodist Church of Pasadena for the last several years. We called ourselves as The Belrose Duo. Mainly, we like to perform duo repertoire, but also we like to help the music program at FUMC. A free-will offering at the […]
これも精神に支障を持った殺人者のお話し。「変身妄想」という病名が本当にあるのかどうかは分かりませんが、「ある特定の人物に憧れ、彼・彼女を模倣したい、あの人のようになりたい」という願望から始まり、自分が誰だか分からなくなる、精神障害。この「変身願望」と「恋愛願望」を同時に描く(もちろん違う登場人物だけど)、恋愛サスペンスとでも言うのでしょうか。主人公のゆかりの行動については、普通だったら、こんなことは絶対しないぞ、など若干疑問がもてないこともないけれど、電話線(古いコンセプト、だけど書かれた年代がはっきりしないのでOK)を通じての恐怖が、本の全編にヒソヒソと漂う。現在のネット社会の恐怖に比べれば、もしかしたら、救いようのある恐怖かも、と思う、携帯べったりの私です。
「どんでん返しに続く、どんでん返し。恐怖の連続殺人事件の中に潜む、深い謎。あなたは、今夜眠れますか。」とでも、宣伝文句にしたい小説だ。ネット交際の以前にあった、テレクラが出てきて、普通の顔をして生活している「一般市民」が、その仮面の下に病的願望を潜ませている。又、「エリート警察官」の病んだ精神がもたらす、恐怖もありで、まあ怖いお話しであること間違いなし。男性の歪んだ性的願望が、リアルに描かれていたりして、乃南さん、本当にいろいろな顔を持っていらっしゃる。ドコドコと、読み進んでしまう本ですよ。
なかなかウイットに富んだ、そして核心を突いた短編集。ちなみに「悪魔の羽根」というのは、あの真っ白い雪の事。ここからしても、只者じゃあないぞ、という気にさせるでしょ!一つ一つの短編に、すっごく濃い人間ドラマが凝縮されている。どれ一つ取っても、長編の題材に出来るんじゃないだろうか、と思わせるくらいの、濃縮感だ。作曲もそうだけど、言いたい事を上手くまとめ切らず、だらだらと長く、退屈で、飽きる作品というものがある。だが、「才能」、もしくは自分で努力して開花させた才能というものはすごく、曲の長短に関わらず、楽曲が自然に聞いている側に、入ってくる。それぞれのフレーズが、いかに複雑な和声であろうと、無理なく、恰も昔からそこにあったかのように、流れて行く。文学と音楽の関係・・深過ぎるテーマは、又次回に。