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English Blog Hollywood Bowl in Summer 8/3/14 August 3, 2014

Hollywood Bowl in LA summer is something Angelenos don’t want to miss. It is very relaxing with a nice breeze while listening the great music. I visited there for twice in the last week, one for Beethoven program with 5th Symphony and Triple Concerto, and the opera night. Both concerts were conducted by LA Phil’s music […]

English Blog “Music at Noon” at Pasadena Presbyterian Church on Wednesday July 23, 2014 July 21, 2014

I will repeat the half of my program from Saturday’s concert at “Music at Noon” this Wednesday, 23. I had a wonderful time performing last Saturday. So I am looking forward to playing it again. If you missed last Saturday or you would like to hear Gershwin and Copland again, please join me. The Program […]

English Blog A Movie “Venus in Fur” by Roman Polanski 7/21/14 July 21, 2014

The Movie  “Venus in Fur” is a movie-within-a-play based on a play-within-a-play. There are only 2 people on the same set for the whole movie, Vanda (Emmanuelle Seigner), a tardy, gum-smacking actress who arrives on a stormy night for an audition and a director, Thomas (Mathieu Amalric), at a Paris theater for a production called “Venus […]

English Blog Summer Piano Concert: Fun, Romance, and Splash! Gershwin to Chopin at FUMC Pasadena on Saturday 7/19 at 4pm July 5, 2014

 I will perform a fun and romantic summer program including Gershwin: Rhapsody in Blue and 3 Preludes, Copland: Rodeo Suite, Chopin’s celebrated Andante spianato and Grand Polonaise brillante Op. 22, Granados’ passionate Spanish Dances, Debussy: L’isle Joyeuse and Ravel: Jeux d”Eau. The venue will be at FUMC Pasadena (500 E. Colorado Blvd. Pasadena, CA 91101 (626) 796-0157, www.fumcpasadena.org) It […]

Japanese Blog (日本語のブログ) 新しい家でのスタート  7/2/14 July 2, 2014

4月からこの3ヶ月、新しい家への引っ越しに、エネルギーを費やして来たのが、ここ数日ようやく落ち着き、少しゆっくりする時間が持てるように。新しい家は、オープンスペースで、プールのある庭に向かって開かれているので、とにかく物を置かずに空間を楽しむようにしたく、一体どれくらいのものをリサイクルの会に持っていったことやら・・大きな家具は、数点リサイクル会社にピックアップしてもらったし。しかし引越しというのは、とても良い起爆剤で、迷っている暇がないので、人生の中でたまってしまったものに、順位をつけ、整理整頓出来る本当に良い機会ですね。普段きれいに暮らしているつもりでも、クローゼットや物置、押入れなどに使われないものが大量にしまわれている訳で、それと直面するのは、はっきり言って辛い作業。だって、どの品も、人生のある時点では、使い、大事にし、思い入れが多少はあるものですからね。でも、それに順位をつけ(私の場合、これからも必ず使うか、これがないと毎日の暮らしに困るか、思い出が大きく他に替えられないか、などを基準に)、決断後はなるたけ後ろを振り返らないように。前進あるのみ。だって、やっぱり捨てられないなあ、となってしまうからです。この準備段階を経て、かなり身軽になって新しい家へ移動したわけです。 すべての物が、一応あるべきところに収まり、平常の暮らしがはじまったここ数日。朝晩、庭から眺める景色をたのしみ、家の中を通る風を感じ、ピアノの練習の合間にちょっと庭に出て、プールサイドから遠くを眺め、ご飯を食べ、改めて大きな決断をしたことへの喜びを感じています。以前の家でも十分暮らしていけたし、何も大変な思いをして家探しをしたりしなくても良かった訳だけど、私としては、どうしても、しっくりする家に住みたかった。家の勉強を始めたのが、4-5年前かなあ。。ロサンゼルスの不動産のことなど、数年かけて勉強し、準備をすすめ、昨年くらいから、本格的に条件に合う家探しに入りました。長い道のりではあったけれど(夫を説得するのが一番大変だった!)、本当に引っ越して良かったです。主人も最初の渋顔から、今では、ハッピーに家のことに打ち込んでいる様子。人生の新しいページのスタートです。そして、今月末のロサンゼルスでのコンサート、8月のフランスでのいくつかの演奏会など、ピアノ弾きとしての毎日に戻ります。

English Blog Summer at the New House in LA 7/2/14 July 2, 2014

It has been for 10 days since we moved into the new house. As you imagine, the moving is not easy! From the time to start sorting and getting rid of many many things (at least dozen trips to Goodwill and one big pick up from Salvation Army) to the actual moving, it has been a long journey. But […]

Book Reviews (マイブック評) 顔に降りかかる雨・天使に見捨てられた夜 桐野夏生 講談社文庫 7/2/14 July 2, 2014

第39回江戸川乱歩賞を受賞した「顔に降りかかる雨」。そして、同じ女探偵ミロを登場させた「天使に見捨てられた雨」。読み始めた時は、近著の「ダーク」などとは全然違う雰囲気で進む文章に、ちょっとドギマギしてしまったけれど、次第にその奥行きの深さに、ズンズンと入り込んでいった。暗い都会の片隅に蔓延する悪との戦い。ストレートには出さない闘争心が、逆にミロの魅力を強くしている。長い間トップで活躍する作家というのは、こうしていくつもの語り口を持っているんだなあと、改めて感動。音楽家も一緒で、どれだけ幅の広いレパートリーを持っているか、創造豊かな音色や表現の幅で、活動の領域が変わってくるので、そこは同じかなあ。今後も、桐野さんのご本、楽しみにしています。

Book Reviews (マイブック評) 40翼ふたたび 石田衣良  講談社文庫  7/2/14 July 2, 2014

吉松喜一は、御年40歳。入社17年目の広告代理店をばっさり退職、フリーランスになった。気持ちの優しい「きいさん」に、舞い込んで来る仕事(もしくは相談事と言ったほうが良いけど)の周辺を描いた中年万歳小説。それぞれの章に登場する相談者達は、皆問題を抱えていて、それを「きいさん」がポジテイブに方向転換させるという、ある意味ヒーロー小説。そして、最後に全員参加のイベントが、「きいさん」とその仲間で開催され、めでたしめでたしとなる締めで、問題を抱える我々への応援歌になる。軽いタッチで、重いテーマを描いた小説。もし貴方が灰色の人生に絶望していたら、現実に「きいさん」がいる訳ではないけれど、この本で、ちょっとホンワカするかもしれない。

Book Reviews (マイブック評) あの頃ぼくらはアホでした 東野圭吾 集英社文庫  7/2/14 July 2, 2014

東野さんのエッセイ本。お若いころのハチャメチャぶりを書かれた、とっても愉快なご本。世の中には、人生のほとんどの部分で高水準を行く人がいるけど、東野さんもそのお一人。スポーツ出来る、学級委員長にはなる、クラスの人気者、素敵な家族の面々、頭良くて創造力抜群、そしてとびっきりのハンサム、人気作家だから超高収入。こう並べると、否が応でも、読者があまりの恵まれた東野さんを前に嫉妬しそうだけど、そこがどっこい、おちゃめな東野さんに、ばっさりとやられ、ますますファンになっていしまうのですね。一環した筋の通ったアホは、素晴らしい!東野さん、ばんざい!

Book Reviews (マイブック評) ぼんぼん、兄貴、おれたちのおふくろ 今江祥智   理論社 7/2/14 July 2, 2014

引越しにあたって、見つけた昔読んだ本。とても若いとき、私は児童書作家になりたかったので、今江さんのご本はそれはそれは、大事に読んだものです。そして、数世紀(!)の時を経て、改めて読んでみると、その素晴らしさに、再び感動。本当に良く書かれています。引越しの準備、移動の合間にこの3部作読みました。第二次世界大戦の前後の日本を、ぼんぼんの目を通して、限りない優しさで綴られています。読んでいる間中、素晴らしい世界に連れて行ってくれた今江さん、どうもありがとうございます。読み終わって数週間経ったけれど、ぼんぼんの世界は未だに私の心に、強く語りかけてくれます。