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English Blog A Movie “Philomena” 9/14/14 September 14, 2014

A movie “Philomena” is based on the book “The Lost Child of Philomena Lee” by journalist Martin Sixsmith, starring Judi Dench and Steve Coogan. It tells the true story of Philomena (Dench), 50-year-long search for her forcefully adopted son, and Sixsmith’s (Coogan) effort to help her finding him. The movie follows the sad story/history of adoptions. […]

English Blog A Movie “Heaven is for Real” 9/14/14 September 14, 2014

This movie is based on the book (the same name) written by Pastor Todd Burpo and Lynn Vincent, and directed by Christopher Parker. It has a great casting and it is definitely a “feeling good” movie! Four-year-old Colton Burpo, the son of Pastor Todd Burpo, tells his dad about his story in heaven during his death threatening […]

Book Reviews (マイブック評) 夢幻花  東野圭吾  PHP  9/6/14 September 6, 2014

3冊めになる、東野さんのご本!興奮が続きますね、この本は、ちょっと趣向が違って、現実からちょっと遠い感じ。殺人の動機が、植物にある訳です。人間って、悲しい動物ですね。切羽詰って人を殺すのだけど、その動機が小さな人間としての見栄だったり、誇りだったりする。自分らしく生きるのって、難しい、本当に。

Book Reviews (マイブック評) 祈りの幕が下りる時  東野圭吾 9/6/14 September 6, 2014

これは、加賀恭一郎シリーズの一冊です。複雑に絡んだストーリーがおもしろくて、しょうがない。いくつもある秘密の扉をひとつひとつ開けていくみたい。これで終わりかな、と思うと又、すぐ目の前に次の扉がある。東野さん、本当にめちゃ頭が良いですね。日本の放射能問題にも鋭く触れ、「今っぽさ」も忘れていない(もちろん今だけの問題ではないのだけど)。話の構築性に、説得感があって、ばっちり、面白ろすぎます。

Book Reviews (マイブック評) 新参者   東野圭吾  講談社  9/6/14 September 6, 2014

おもしろい!の一言ですね。下町の景色が、目の前に見えるよう。一章ごとに、背景を変え、登場人物を変え、あたかもお芝居のよう。いつも魅力的な、東野さんの小説。そして必ず人間の本質に関わる部分が出てくる。犯人には確固たる動機があるものの、それが中々表面に出てこない。一つ一つに状況証拠を積み重ね、真犯人に迫る。次が知りたくて、もう寝られなくなっちゃう。

Book Reviews (マイブック評) ハピネス  桐野夏生   光文社  8/19/14 August 19, 2014

皆さんも読書好きだと思いますが、私はとにかくお気に入りの本を読んでいれば、幸せ。「ハピネス」は、この旅の最後に読んだ本。最後を飾るに(!)相応しい、大作です。飛行機の中で読んでいて、涙が止まらなかった所がある。もうとんでもないくらい日本的な、主役の有紗。その彼女が脱皮していくお話です。途中はこちらがイライラするくらい、おどおどして自信のない彼女が、次第に太っ腹になり、自分が持てるようになる。とても説得力があり、私達を勇気づけますね。そして愛に満ち満ちた本。だって誰だって「愛」を探して生きているんじゃないのかしら。長編だけど、どーんと引きずり込まれて、一気に物語のなかに、自分も生きてしまう。私もタワマンの住民であるがごとく。是非読んでみて下さい。

Book Reviews (マイブック評) 降霊会の夜  浅田次郎 朝日新聞社  8/19/14 August 19, 2014

現在の時間と過去の時間を、行きつ戻りつしながら、何が真実なのかを、探るお話し。時には涙することも。誰だって自分勝手。自分が可愛い。そして、人生ってとても不公平。悲しい運命を受け入れながら生きるキヨ。その両親。キヨの死は余りにも残酷だけど、何だか自然にも思えてしまう。霊媒師という非現実の媒体を通して語られる、真実の一冊。感動の一言です。

Book Reviews (マイブック評) 浪速少年探偵団・しのぶセンセにサヨナラ  東野圭吾  講談社文庫 8/19/14 August 19, 2014

東野さんはどんな文体でも、どんな設定でも書けるらしい。この2冊は、少年達とそのセンセの話。とってもあったかくて、ユーモアたっぷりのお話しが、素敵に元気の良い大阪弁で書かれている。いろいろな難事件に遭遇(何故か巻き込まれる!)、それを優しく解決するしのぶセンセ。なんか、ほっくりくる推理短編小説だ。東野さんは7年の執筆期間を経て、このしのぶセンセシリーズにさよならする、と宣言。ですから、私達がしのぶセンセにお逢い出来るのは、この2冊だけです。どうぞお見逃しなく!  

Book Reviews (マイブック評) ある閉ざされた雪の山荘で   東野圭吾  講談社文庫  8/19/14 August 19, 2014

この本確か以前にも読んだ事があるのだけど(記憶がちょっとあいまい・・・)、又読んでみました。2転3転する話に、こりゃ一体なんだ!と驚かせる東野さんの90年代の作品。読者を欺き、作中の登場人物を欺きと、まあ役者集団なんだから(これ登場人物達の事)当たり前か。ちょっと現実離れした設定だけど、登場人物の全員がとても生き生きとして、性格がしっかり出ていて、おもしろい。天才東野圭吾(私は東野さんの大大ファン!)に浸りたければ、どうぞ。最近の作品とは又違った雰囲気が味わえますよ。

Book Reviews (マイブック評) 桜雨  坂東真砂子  集英社  8/19/14 August 19, 2014

フランスへの公演旅行があったので、飛行機の中電車の中と、沢山本を読む時間があったのは、とっても幸せ。という訳で、この旅行で読んだ6冊の本の紹介です。まず、坂東さんの「桜雨」。大正ロマン的な香りのする、ちょっと古風でいて、怪談めいたおどろおどろしさもある、まか不思議な本。モノトーンの景色の中に、人間の愛憎を描く。その中で、激しい色の絵がポイントに。こう書いていると、とても絵画的なビジュアル系の本に見えて来ましたね。作家というのは本当にすごい。紙の上に字を載せていって、物語を綴り、読者を夢中にさせる。不思議な世界にご興味のある方、是非「桜雨」読んでみてください。