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これは、林芙美子の生涯を小説化した、桐野さんの力作。芙美子の強さと才能を、恋愛と絡めて、激しく迫っていく。読んでいる間にすべてが本当に起こったかのような錯覚に陥る。最高のロマンスなのか、すべてが創作なのか。芙美子の生涯をあらゆる角度から調べ尽くした上での、フィクション。桐野さんへの尊敬が、一段と大きくなった作品です。
We started a new concert series “Third at First” at FUMC Pasadena, California. As you see from the naming, each concert will be presented every month on the Third Saturday at 4pm at First United Methodist Church in Pasadena. We had a first concert performed by an exceptional organist, Ty Woodward on October 18. His […]
This is the last movie Philip Seymour Hoffman was involved before he died with the drug overdose. As always his acting is amazing, but the story is too difficult to believe. It is a great thriller. And I simply could not miss his last movie!
皆様もご存知のように、今場所の大相撲はちょっと違いましたね。ほぼ毎日「満員御礼」の札が出て、お客様の熱気がテレビを通しても伝わってくるようでした。私もあそこにいたい!連日解説の方々が、相撲の内容が良いというコメントを出していますが、内容の良さに加え、ひと癖もふた癖をある若手力士が出てきて、面白さを何倍にもしています。豪栄道の不振が、他の力士の活躍で余り目立たないのは、良いものやら悪いものやら。逸ノ城(モンスターボーイ)の新人離れした活躍には、まさに脱帽です。しぶとさも、器用さも、データ収集力もあり、力だけに頼っているわけではない。今後が、滅茶苦茶楽しみですね。連日寝不足だけど、どうって事はない。深夜一人テレビの前で、応援しています!
先日ジャパンTVで見た番組から。アメリカ在住の為、このお二人の事をこのテレビ番組まで知らなかったのですが、はっきり言って感動しました。竹内さんは酸素なしで8000メートル級の山を次々と制覇、篠宮さんは海で。こちらも機材なしでのダイビングの記録保持者です。確か115メートルの深さまで潜った記録を作ったのだと思います。もちろんこうした「記録」にも深く感動するのですが、お二人の話の中で、メンタルケアの重要性が語られ、というか、ほとんどの話が、精神面での事で、とても興味深かったですね。体の強さを極限まで突き詰めたお二人の話の中心が、精神の強さに集中したのは、偶然ではないはず。そして、競技中や登山中での精神の旅、どういう風に気持ちが変化していくのか、そしてどういう風に自分でコントロールしていくのか。その強さには、恐れさえ感じました。精神が身体の強さ、健康を支配することは、我々の人生のすべての局面で出てくるのではないでしょうか。そしてこれは、我々音楽家のステージ上での精神面での強さ、弱さ、集中力にも繫がると思います。現在こそ健康に恵まれている私ですが、渡米前の日本での暮らしでは、精神的に不健康な状況が続いていたので、日常的に頭痛に悩まされ、元気に欠け、お酒に逃げ込むことも多く、今となると思い出したくない私の歴史です。でも思い出したくなくても、今の私を築いたヒストリーであるのも、事実です。深い意味での精神面の重要性を忘れずに、健康で、明るく、そして楽しく、暮らしていきたいですね。
A movie “Philomena” is based on the book “The Lost Child of Philomena Lee” by journalist Martin Sixsmith, starring Judi Dench and Steve Coogan. It tells the true story of Philomena (Dench), 50-year-long search for her forcefully adopted son, and Sixsmith’s (Coogan) effort to help her finding him. The movie follows the sad story/history of adoptions. […]
This movie is based on the book (the same name) written by Pastor Todd Burpo and Lynn Vincent, and directed by Christopher Parker. It has a great casting and it is definitely a “feeling good” movie! Four-year-old Colton Burpo, the son of Pastor Todd Burpo, tells his dad about his story in heaven during his death threatening […]
3冊めになる、東野さんのご本!興奮が続きますね、この本は、ちょっと趣向が違って、現実からちょっと遠い感じ。殺人の動機が、植物にある訳です。人間って、悲しい動物ですね。切羽詰って人を殺すのだけど、その動機が小さな人間としての見栄だったり、誇りだったりする。自分らしく生きるのって、難しい、本当に。
これは、加賀恭一郎シリーズの一冊です。複雑に絡んだストーリーがおもしろくて、しょうがない。いくつもある秘密の扉をひとつひとつ開けていくみたい。これで終わりかな、と思うと又、すぐ目の前に次の扉がある。東野さん、本当にめちゃ頭が良いですね。日本の放射能問題にも鋭く触れ、「今っぽさ」も忘れていない(もちろん今だけの問題ではないのだけど)。話の構築性に、説得感があって、ばっちり、面白ろすぎます。
おもしろい!の一言ですね。下町の景色が、目の前に見えるよう。一章ごとに、背景を変え、登場人物を変え、あたかもお芝居のよう。いつも魅力的な、東野さんの小説。そして必ず人間の本質に関わる部分が出てくる。犯人には確固たる動機があるものの、それが中々表面に出てこない。一つ一つに状況証拠を積み重ね、真犯人に迫る。次が知りたくて、もう寝られなくなっちゃう。