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大長編、2部作。腰を降ろして臨まないと、読み切れないかもしれないですよ。第一部「顕れるイデア編」に続き、第二部の「遷ろうメタフォー編」。時に、ハリーポッター風の冒険談にもなり、超恋愛小説にもなり、哲学書にもなる。でも、語り方は、一貫して村上春樹調。読者の私は、大破に呑まれながらも、行き先を失わずに最後までたどり着いたのです。要約するのはとても難しい小説でしょうね。逆に言えば、パンデミックの中、現実というものの儚さを実感し、この小説に共感を得た部分がある事も、事実。主人公の「私」が、小田原近郊の隠れ屋風の家で過ごした数ヶ月の、夢とも、現実ともつかない日々の回想録。そして、輪廻の如く、再び現実に戻り、小田原以前の暮らしに戻るまでの日々。最後に辿り着くと、「ええー、こんな終わりで良いの??」と自問してしまいがちだが、人生というものは、そういうものなのだろう。メタフォーもイデアも遠くに置き去りにして・・ Large feature, it is a two-part work. If you don’t have a strong will, you may not be able to read it through. I read this book in an original language, Japanese. Following the first part, “Appearing Ideas,” the second part, “Transitional Metaphor.” Sometimes it’s a Harry Potter-style adventure story, a super-romance novel, and […]
ロサンゼルスの日系雑誌「LALALA Weekly」に、私のインタビュー記事が出ましたので、お知らせします!
First of all, it is so wonderful to get out from 2 dimensional world to go into 3 dimensional world! The museums are reopened in LA, California. Nara is one of leading pop artists in Japan. The museum has a lot of restrictions to follow, but it is so nice to walk around the galleries […]
I am looking forward to performing my concert “Leipzig Connection: Schumann and Bach”. The program includes Schumann: Arabeske Op. 18 and Abegg Variations Op. 1, and Bach – Busoni: Chaconne. During the concert, I will share composers’ anecdotes and my personal affection to those composers. The live-streaming concert will be on Saturday April 17, […]
誕生日にまつわる、不思議なお話し。「イラスト」というのは、良くも悪くも、話の内容にまで深く影響するから、面白い。本を読む前に、読者側にそれ相応のイメージが刻まれるからだ。表紙のピンク、赤、ゴールドの彩り。本の中も、同じ様な色使いで、イラストがかなり大きな顔をして、自己主張している。このイラストが、全く違うアーチストのもので、色も全く違えば、読者は180度違う反応を示すだろう。だから、逆に言えばこの本を、イラストなしで読んで見たいと思う。イラストのイメージから逃れた、一年先くらいに。
いやいや、林真理子さんの才能には、ひたすら感服致します。どんな話題にもキチンと、そして面白く対応。かつ、ご自分の意見も惜しみなく織り込むエッセイの数々。20年以上続く連載の意味が分かろうというものです。タモリさんや、マツコさんが、どんな場合でも、人を傷つける発言がないと言われて久しいですが、これは正に林真理子さんにも当てはまる!そして、このお三方、皆さん超多忙・・なのに、世間を上手に渡り歩き、ご友人関係も広い。この本は、2017年の1月から2018年の一月までの連載エッセイをまとめたもので、まあ、面白いですよ!鋭くも優しい目線で、世事を真理子流にまとめてあります。もちろん、林さんの才能の裏にある膨大な努力は隠れて見えない訳ですが、一線を走り続ける「理由」を、改めて感じさせてくれる、素晴らしいエッセイ本でした。
当代きっての売れっ子作家、林真理子さんのご本が面白くない筈がない。この小説は、日本経済新聞に連載されたもので、ミドルエイジのお金に全く困らない男性達の、良くも悪くも女性遍歴である。沢山の引き出しをお持ちの林さんが、日本経済新聞への連載に、敢えてこの題材を選んだ事に、私は本の内容よりも興味がある。日本経済新聞を、大きな社長室で秘書が入れたコーヒーを飲みながら読む社長さんもいるだろうし、運転手付きの車での通勤途中に読む方も勿論いるだろう。世の中には、起業し大成功している方もいるし、IT関連の若い旗手達も多い。しかし、混雑した通勤電車の中で、又は、子供達が騒ぐ朝の食卓で、新聞を開く方もいる筈。そういった幅広い仕事人達が読むだろう新聞への連載に、お金に糸目をつけない暮らしをしている男性達の小説。ある意味、現実味の全くない世界だ。逆に、現実味のなさに、自分達の世界を忘れ、遊ぶという事なのだろうか。羨みとちょっとした僻みも込めて。海外と日本を、ファーストクラスでフラッと行き来する暮らし。ちょっとした弾みで、京都の芸妓さんと関係を持ち、旦那になる話。レストランを簡単に貸し切り、豪遊する話。どれもこれも、「普通」の人達が経験する事ではない。この連載小説への読者の反響というのも、大変興味があるところだ。
中々楽しい本!才能溢れる吉行一家の事が、長い年月のスパンで書かれている。ベタベタした家族ではない様だけど、心の通った素敵な家族の様が、訥々と描かれている。夭折した作家の父、エイスケと107歳まで生きた美容家の母、あぐり。作家の兄、淳之介、女優のご本人、詩人の妹、理恵。錚々たるメンバー。でも、和子さんの描く文章に、気負いは一切ない。普通の日常がそこには書かれている。お母様を亡くされ、現在一人になった85歳の和子さん。最後にこう書いていらっしゃる。「人をうらやむこともない。自分ができることだけをしていればいい。与えられたことだけを一生懸命していればいい。生きていられるのは素晴らしいことだから、明るくいよう。」
Carnaval, Op. 9, was written in 1834-35. It consists of 21 short pieces woven with 4 notes (Cipher) so those 4 notes make Carnaval cohesive. Carnaval represents a masked festival before Lent. In 2021, Lent season starts this coming Wednesday, February 17, known as Ash Wednesday. Personally, Ash Wednesday is one of my favorite liturgical […]