相撲界の大ホープ 北川親方
9月場所での好成績で(毎日応援していましたよ!)、無事大関昇進となり、本当に嬉しいです。相撲界の様々な問題で、ここ数年バタバタしている大相撲ですが、久しぶりの明るいニュース。そして、何といっても琴奨菊関の、周りを温かくするあの笑顔です。沢山のプレッシャーもあるでしょうが、自分らしく、大関として活躍して下さったらと、願っています。琴奨菊関のがぶり寄りは、最高!ご自分の得意技を中心に、更に次へのステップに向けて、大きく成長して下さい。この9月場所は、空席の目立つスタートでしたが、場所が盛り上がるにつれお客様も増え、千秋楽に優勝がもつれ込んだこともあって、大変興味深い場所でした。今後も、是非楽しくて、手に汗握る取り組みに一喜一憂する場所にして下さい。海外からも、熱い声援を送っています。
名古屋場所が開催されている。大相撲はスキャンダル続きの、再々出発で、もちろん、非常に複雑な状況である事は、間違いない。しかし、皆がんばっているし、連日面白い相撲が沢山見られるのは、一相撲ファンとして、ほっとするし、心より嬉しい。昨日、9日目の相撲放送の向う正面の解説が、北川親方で、驚きの、といったら大変失礼なのだが、その解説、分析の面白さに、「ああ、相撲ってこういうことなんだ。」と、とても納得のいくお話しで、終始大変面白かった。刈屋アナと舞の海さんも、北川親方のよどみのないお話に、心底納得している様子であった。あの、舞の海さんのお話しが、北川親方のお話しの後だと、何だか面白味がなく、自分でも驚いてしまった。現役時代の北勝力関を覚えていらっしゃる方も大勢いると思うが、押し一本の力士で、どちらかと言うと表情のない、つかみどころのない力士という印象であったかと、思う。そして、北の富士さんの、目の仇であった!もう、北の富士さんは、北勝力関をぼろくそに言うのを、趣味にしていたと、言っても過言ではない。 北川親方は、どの力士についてもとても前向きな解説で、特に同部屋の隠岐の海関については、その深い愛情から来るコメントに、思わず涙しそうになってしまった。又、白鵬の強さについての説明でも、いくつもの技を同時に繰り出すというお話しには、思わず納得。北川親方は、相撲界の大危機に現れた、救世主である。北川親方、ありがとうございます。そして、一日でも早く、又お話が聞きたいです。そして今後の弟子育成、相撲協会への貢献に、心より期待しています。