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初場所、稀勢の里おめでとう。1/22/17

January 22, 2017

熱い15日間が終わりました。稀勢の里やりました。千秋楽の白鵬戦は、見事。これで、誰にも有無を言わせずに横綱昇進ですね。私ももらい泣きしてしまいました。しかし、これからが茨の道。横綱としての真価を問われるのですから、息がつきません。稀勢の里のお父さんの談話で(稀勢の里に最初に相撲を教えられたそうです)、嬉しいとともに気の毒だ、というのがありましたが、本当にそうだと思います。重圧に負けず、北の富士さんではありませんが、辞める時はすぱっと引退する。しかし、とにもかくにも、稀勢の里は、国民のヒーローです。
日本人、外国人と線を引くのは好きではありませんが、国技としての相撲ですから、日本人の横綱誕生は特別ですね。若乃花以来、19年ぶり。テレビの解説でも言っていましたが、琴奨菊が昨年の優勝でこの流れを作ったのは間違いなし。八角理事長は、琴奨菊に自分を責めることはないと今場所の不甲斐なさについて言っていますが、的を得ています。若手の御嶽海、大奄美(新十両ですが、将来有望とみています)、正代、宇良などが、3役定着、横綱に手が届くまで、稀勢の里には怪我をせずにがんばって欲しいです。
故北の湖理事長が、おっしゃっていた「土俵の充実」が実を結び、素晴らしい場所となりました。一番一番の相撲に歓声を上げ、笑い、ヤジを飛ばし、涙を流す。これでこそ、国技。日本人の心の拠り所ですね。相撲大ファンの一人として、土俵を沸かせてくれた一人々の力士に、心からありがとうと言いたいです。大阪でも、私達の心を鷲掴みにして下さい。お相撲最高!