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年の始めに思うこと  1/11/2014

January 11, 2014

ちょっと遅れましたが、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様の2014年、どんな幕開けですか? 今年はこんなことに挑戦するぞ!とか、是非長年の目標を達成したいとか、いろいろあると思います。もちろん、家族、友人達、そして世界のすべての人々の、幸せと健康、平和を願う気持ちは、私も皆様と同様です。

私の最大の目標は、固定概念をなくすこと、そして、忙しさを理由にした出不精から脱却することです。つい過去の経験から、何も始まっていないのに物事を判断したり、人との出会いにしても、ついて回る肩書きで、出会う前からその人となりを判断してしまう愚かしさ。こういう愚行は、とても大事な事を見過ごさせてしまうのに、ついやってしまいがち。固定概念があると、心が固まってしまうので、真実の姿が見えず、物事がとんでもない方向に進んでしまったり、心が開放されていないので、物事をクリエイテイブに進められない訳です。出不精の件については、私事のつまらない例ですが、パーテイなどの招待(こちらのパーテイというのは、日本で想像するホテルに着飾って集まるものとは違い、個人宅で行うことが大半)でも、何となく面白くなさそうでも、面倒くさがらずに取り敢えず行ってみて、本当につまらなければ早々に帰ればよい。概ね、新しい人達との出会いがあり、面白い会話でひとしきり盛り上がるもの。出不精は本当にだめです。自戒。自分の世界に閉じこもっていては、限界に突き当たってしまいますしね。

そして、例年のごとく「仕事全開、遊び全開」で行ければ本当に嬉しいです。そして、日々に感謝し、楽しく毎日を過ごして行きたいですね。自分も楽しく、周りも楽しく。人間関係で、そして仕事の場面で厳しくなければいけない事は沢山ある、でも「嫌な言葉」「人を傷つける表現」は避けるべき。私は子供の頃に沢山聞きたくない言葉を聞いて育ったので、その惨めさは知っているはず。なのに、知らずのうちにそれを繰り返していて、それに気づいた時に、人間関係が何故上手く行かなかった理由に、辿り着くものです。醜い言葉からは、「明日」「未来」は生まれません。又、新年早々こういう話は余りよくないかもしれませんが、とても近い関係の人が、昨年夏に甲状腺がん(この癌は残念なことに生存率のとても低いものです)の診断を受け、抗がん剤の辛い治療を受けていました。少し良い方向に向かっていたのですが、年明けから再び体調が悪くなり、今後は回復に向かうというよりは、様子を見るという治療に。夏までもつか・・・という状況です。誰でも、大事な命を頂き、この世に誕生。様々な人生を送り、再び、この世から去っていく。その人生は長いことも、とても短いこともあって、大方それは自分では決められない。人生沢山困難もあるし、不可能のように見えることも山のようにある。でも、やはり自分の人生を切り開いていくのは、自分しかいないんですね。限られた時間の中で、どのようにその「時間」を使うか、大事な課題でありながら、毎日の暮らしの中で忘れがち。人生の目標は皆違うし、違うから素晴らしい。改まって、人生の長期的目標について、考えてみるのも、大事なことだと思いました。そして、最後になりましたが、今年も、地球上のすべての人々が、笑顔で楽しいと思える時間が沢山あることを願っています。