My Book Reviews: 2011
リアル・シンデレラ 姫野 カオルコ 光文社 8/30/11
姫野さんのお名前は、以前聞いた事あるけど、実際彼女の本を読むのは始めて。海外に住んでいると、情報はそう簡単には伝わってこないのである。文章が自然で、ストーリーも自然で、時間も忘れて一気に読んでしまった。そして最後には、泣いてしまった。ストーリーは題名の人物、泉さんの生涯である。そして、それもとんでもなく、素晴らしい生涯であす。どうぞお読みあれ!
The Countess of Stanlein Restored:
A Hiotory of the Countess of Stanlein EX Pasanini Stradivarius Cello of 1707
Nicholas Delbanco Verso 8/18/11
One of the greatest cellos, The Countess of Stanlein by Stradivarius has been in the hand of the great cellist, Bernard Greenhouse, and in his eighties and semi-retired, he determinded to give back the value to the world. He left his cello at the instrument repar shop in NY. She has been traveling with Greenhouse for 40 years, and visited many concert halls. Now she is rested in the shop to be restored. This book follows the precess of the restoration going with the history of this instrument. It is very touching to observe the intimate relationship between the player and the instrument.
月下の恋人 浅田 次郎 光文社 8/15/11
美しい短編集。浅田さんのファンなら、是非、そうでなくても、是非。読んでいる間、素敵な空間に遊ばせてくれる。一編づつに、テーマも文体もちょこっと違うけど、全体を読むと、底辺に流れる共通項で繋がりがあるように感じるのは、とても不思議だ。浅田さんの大歴史ものも、大好きだけど、こうした、どこにでもいるような普通の人を美しく書いた、小説も大好き。
Cellist Gregor Piatigorsky Doubeday (1965) /reprint Da Capo Press (1976) out of print 8/11/11
It is hard to express how much I enjoyed this book !!! I feel as if I was visiting uncle Grisha (Piatigorsky) – and heard his fun stories and adventure day after day. He is a great story teller with the skill of creativeness and imagination (!). In last 2 days I have been very efficient so that I could focus on reading this book! This book contains full of love to music and to his family and friends. He was handsome, witty and naughty. His life had full of fun! Now I understand Mr. Piatigorsky was not only one of the greatest cellists, but also the greatest human being.
小池 真理子 天の刻 文芸春秋社 8/8/11
死を巡っての短編集である。「死」は、小池 真理子の永遠のテーマなのであろうか。死の誘惑から逃れ、生きる道を見つける女性。生きることへの誘いを捨て、一人死んでいく男性。いろいろな人が出てくる。美しい短編集であるが、現在の自分に沿わなくて、最後まで行かずに本を閉じてしまった。気分の違うときに、又再びこの本を手に取ってみようと、思う。
優しいおとな 桐野 夏生 中央公論新社 8/4/11
桐野さんって、どうしてこんなに、すごいんだろうねーー。毎回、手法を変え、テーマが全く違い、今回もちょっと未来のストリート・キッズの話。どんどん、惹きこまれてしまった。どんどん、イオン(主人公)の世界に、暗闇の世界へ、引きずり込まれた。桐野さんの奥深い下調べに支えられ、話の展開に、人物描写に、心から納得がいった。桐野さんのファンの貴方なら是非、ファンでなければ、これを読んで是非ファンになって下さい。
1973年のピンボール 村上 春樹 講談社 7/31/11
ノルウエイの森で興奮した私は、再び村上さんの本を手に。この本、何ていうか、昔のウッデイ・アレンの映画みたいな世界。ファンタジーと言えばそう。だけど、良く分からないとも言える。不思議な境界線にある本。70年代の青春を描いているので、2011年に読めば確かに、懐メロ風のノスタルジーに浸れるよ。でも、じゃあ何だんだ?といえば、良く分からないかも。
The Keyboard Music of J.S.Bach David Schulenberg Shirmer Books 7/14/11
This book is also a part of my study on the Goldberg Variations. I like this book in the different point from Troeger’s. Both book s are great! This book is written piece by piece so it is easy to look for the particular information. It is more likely for the players or music students. It has full of great information!
Playing Bach on the Keyboard: A Practical Guide Richard Troeger Amadeus Press 7/13/11
It is a fantastic book full of love to Bach’s music. His points of view to Bach’s music are always “practical”
and useful, convincing, artful–. I understand Troeger himself is a performer on harpsichord and clavichord (Unfortunately I have not had a chance to hear him yet), and his discussion on keyboards and music never gets too scholarly which I like the most. You would enjoy reading this book whether you play instrument or not. As J.S. wrote on the cover of Clavierubung (Keyboard Practice) Bach intended to compose them for ” refresh the spirits of music-lovers”.
Bach: The Goldberg Variations Peter Williams Cambridge University Press 7/10/11
I was so excited to read this book. You may have read my blogs that I have been practicing the Goldberg Variations. Honestly this book did not help me much. I got some factual information, but not musical information.
ノルウェイの森 上・下 村上 春樹 講談社 7/7/11
もう古典と呼んでも良い、村上 春樹の名本。昔読んだ記憶があるのだけど、改めて読んでみて、感動した。感動というのは、ちょっと相応しくない表現かもしれないなあ。自分の若いころの事を、ぎんぎんと思い出して、ノスタルジーに浸った(この本の時代設定は、学生運動のころで、私の学生時代とはちょっと違うのだけど)。70年代から80年代にかけて東京で学生生活を送った私にとって、ワタナベや直子や緑、レイコさんの世界は、まさに、私そのものだった。きっと、そう思う人は、沢山いると思うけどね。新宿を駅から伊勢丹の方に歩いていくと、お気に入りのロック喫茶があった。音楽高校時代は、そういうところに入り浸って、ロンドンブーツのお兄ちゃん達と、たむろしていたものだ。模索の連続、訳の分からないイライラ、若さの真っ只中で、無我夢中に滅茶苦茶に生きていた。でも、音楽だけは、別で、どんなに遅く帰宅しても、ピアノに毛布をまいて、雨戸締め切って練習だけは、怠らなかったね。音大入学後も、方向は変わったものの、いや、少し歳を取った分だけ分別臭くなって、滅茶苦茶に迷うことはなくなったかもしれないけど、その分、真剣に迷っていなかったかも、しれないなあ。沢山の失敗で、ひとを沢山傷つけて(自分も)、今思い返すと、不思議な気持ちにすらなる。全く、若いというのは、大変な事である。ワタナベが時々言う「やれやれ」である。閑話休題。緑のお父さんが、ぽりぽりとキウリを美味しそうにかむシーンでは、涙が止まらなかった。ワタナベの優しさが、ドーンと出てくる場面だ。この本は、バブル時代に突入する前の日本の若者を描いた名作。そして、究極の恋愛小説だ。
風の墓碑銘(エピタフ) 乃南 アサ 新潮社 7/4/11
もう、どうしてこういう風にゴタゴタ考えてしまうのか、という主人公、音道 貴子。これって、とても日本人女性っぽい。それでいて、「竹を割ったよう」な、音道。心理戦を駆使して、犯人を追い詰めていく。あれ、この本って、推理小説じゃなかった、け、と思う瞬間が結構出てくる。そして、超長編!でも、最後はすきっと終わる。素晴らしい登場人物を誕生させた作者の乃南さん。今後も期待しています。
人質カノン 宮部 みゆき 文芸春秋社 7/2/11
1993年から95年にかけて、雑誌等に発表された短編を集めた本。宮部さんの最近の文体とはちょっと違う視点で書かれているみたい。推理小説という枠には囚われない、というか、これらの短編は推理小説とは言わないでしょうね。宮部さんというと、超すごい推理小説、もしくは、粋な江戸ものが、私にはすぐに思いつくから、ちょっと異色な感じです。読む価値大有り!
恋しい女 藤田 宜永 新潮社 6/30/11
これは、「セカンド・バージン」の連載に加筆、修正して、出された単行本だ。作者も書いているように、「男なら一度は、過ごしてみたい人生」なのかもしれない、主人公江田 俊太郎の生き方。ものすごい長編である!おおまかに言えば、3人の女性の間を、勝手きままに生きる、職から離れた中金持ち中年男性。現実に見つける事は、はっきり言ってかなり困難だと思う。唐突な比喩が、何となく浮いていると思ったのは、私一人かしらーー?結構話題になったらしいけど、私にはいまひとつ中心点を掴めずに終わった本だ。
知りたがりやの猫 林 真理子 新潮社 6/28/11
いつも感服する林さんの文才。辛らつであり、スマート。お洒落で、テンポが速い。これは、短編を集めた、人生の縮図だ。あっという間に読んでしまうが、心のどこかにちゃんとひっかっている。主人公達が繰り広げる日常が、映画のように目に浮かぶ。人気作家は、すごいのである。
禁猟区 乃南 アサ 新潮社 6/4/11
中々、面白かった。警察の内部が、警察官達を裁く話である。文章が、とにかく巧みで、つい惹きこまれてしまった。犯人を見つけるというスリルではなく、警察官達が、どういう経緯を辿って、悪くなってしまったのかを、描く。だからと言って、そういう心理戦で犯人を許している訳では決っしてないところが良い。石田 衣良のウエスト・ゲートパークが、池袋を立ち回りにしてのカッコ良い正義を書いているのなら、この本は、悲しくも道を踏み外した警官達を裁く正義を、書いている。
彼女について よしもとばなな 文芸春秋 5/31/11
久しぶりによしもとワールドに触れて、嬉しかった。彼女の初期のころの作品みたいで、限りなく美しく、優しい。そして、不思議な世界に私達を連れて行ってくれる。この本は、ファンタジーなんだけど、ちょっとひねってあって、推理小説っぽいところも有りだよ。読んでいない人のために、何でなのかは秘密だけど。海外でも盛んに読まれているよしもとさんの作品たち。又、いろいろと彼女の本が読みたくなってしまった。
池袋ウエストゲートパークIX ドラゴン・テイアーズ 龍涙 石田 衣良 文芸春秋 5/26/11
マコト君は、余りにもカッコ良い。池袋の町を、何気ない白いTシャツにジーンズで、闊歩している様子が、目に浮かんでしまう。現実にはこんなイカシタ奴なんていないのだ、と分かっていても、想いを寄せてしまうマコト君。あーー乙女心には、辛い!これは、石田さんが文学賞をお取りになった第一作から続く、ウエストゲートパークシリーズの9作目。すべて読んでいる訳ではないけれど、どの作品でも、マコト君は、威張らず、すかっと、正義の味方なのである。石田さんの、とってもお洒落な(何かの雑誌の、男の書斎拝見で見ました)仕事場で、ストーリーに沿った音楽を聴きながら、生み出されているんだなあ、と思いながら、どっぷりと、マコトワールドに浸りました。
山野愛子 美への執念 勝部 祐子 にっかん書房 5/19/11
あの有名な、山野王国を築いたご本人の事、興味があったので読んでみました。まあ、とにかくすごい馬力人生。6人の男の子を次々に生み、その翌日からすぐに働き出す。手術後でも、病院で消灯後に、看護婦さんの目を盗んで仕事。とにかく仕事にすべてを賭けた一生。あっけらかんと自分を信じ、周りを動かして来た、太陽のような存在ですね。美容の先端を、日本の戦中、戦後と走り続けて来た、まさに日本の発展と共に自分もあり、そして、日本の経済と発展に陰りが見えて来たら、ご自分も天に召された、そんな感じです。「空気を読む」などという、最近語のなかった時代の、生き字引みたいな方ですね。
いいんだか 悪いんだか 林 真理子 文芸春秋 5/15/11
林 真理子さんのエッセイ、久しぶりに読ませて頂きました。相変わらず、短い文章の中に、きちんと起承転結があり、熱い話題を取り入れ、かつ巧妙に面白く、批評するところは、きちんとして、さきっとした文章で書き切る、流石です。やはり、相当な才能ですね。それを、ご本人の言葉を信じれば、芝居見物、家族の事、友人達とのお芝居稽古、旅から旅へのスケジュール、犬の散歩などの合間に、ほこっと書いてしまうんですから。こういう人を世間がほっておく訳がない。だから、引っ張りだこなのも、うなずけます。こういう風に、私も音楽の世界で、すきっと、演奏活動続けていきたいものです。
ウエハースの椅子 江国香織 ハルキ文庫 5/13/11
とても美しい恋愛小説である。詩的で、優しくて、文章の流れが優雅で、文句のつけようがないです。ちょっと、吉本ばななを思い出してしまったけど、ね。すごい量の文学賞を取っている江国さん。(すみません、このホームページのプログラムでは、本当の彼女の「国」という漢字がないんです)これからも、機会があれば是非読ませて頂きますので、文学賞の数に負けずに、美しい文章を書き続けて下さいね。
沙高楼綺譚 浅田 次郎 徳間書店 5/10/11
子供にファンタジー小説があるなら(例えばハリーポッターなど。ハリーポッターは、大人も読むけどね!)、この本は、大人のファンタジーである。それぞれに、語り手が違う、秘密の話を、秘密結社のようだが、とても優雅な会で、参列者に語るという、設定だ。語り手によって、その物語は様々だが、何だか、心にずーんと来るものばかり。浅田さんて、本当にすごいね。特に、最後のやくざの大親分の話は、圧巻である。又、浅田さんの本を手にとってしまいそう!
ニサッタ、ニサッタ 乃南 アサ 講談社 5/4/11
もちろん主役の片貝 耕平の破天荒で、ハチャメチャな失敗談、だらしなさ、オッチョコチョイなところが、全面に出ている訳だけど、「人は人との関わりなしには、生きられない」という、まあ当たり前ともいうテーマが、この本の言いたいところだろう。乃南さんのご本を読ませて頂くのは、始めてだけど、文章の切れが良く、さっぱりしていて、それでいて、人の事を丁寧に描くところがとっても気に入った!大長編だけど、何だかあっという間に、読んでしまった気がする。ずばずば言って、時には喧嘩もするけど、深い愛情で結ばれた、耕平親子や、姉達。こういうのって、きっと皆が憧れる親子関係。テレビや映画では見るけど、現実には中々ない、「素敵」な関係ではないだろうか。
神様のカルテ 2 夏川 草介 小学館 5/2/11
優しい風が、そっと頬をなでるような、ふわーっとした小説です。多分現実にはあり得ないような、人間関係だと思うけど、こんな人達に囲まれていたら、良いなあーーと、思うような登場人物達。信州の病院(作者も同様なお仕事のようですが)を中心に、お医者様の日々を追う。医療システムは、日本とアメリカではあまりにも違いすぎて、私の現実には起こり得ない状況だけど、とても日本的な熱血医の話だ。ささっと読めて、心に灯がともるような、本ですよ。
Eat Pray Love Elizabeth Gilbert Penguin Books 4/20/11
I enjoyed reading her book. I have not seen the movie yet, so it was fresh to read her stories in those 3 countries, Italy, India, and Indonesia. She has a great wit and humor, and knows how to express women’s emotion! Since I do Yoga daily to finish my day and I have visited India twice the section on India was interesting. I don’t know how guys would take this book, but it is a great book for us to feel the connection to the author.
In the Absence of Sun Helie Lee Three Rivers Press 2/24/11
I must admit that this book became one of the worst book I ever read. My expectation was high after Still Life with Rice by the same author. The theme of this book is an interesting one, but the author treats the story as a cheap soap opera. It sounds like a high school girl’s selfish diary. I don’t want to know what kind of reaction her family had after the release of this book.
Secret Lives of Great Composers Elizabeth Lunday Quirk Books 2/15/11
It is a fun book. If you are a classic music lover it will serve you a lot. We learn the secret anecdotes of the great composers! And each composer is about 4-5 pages long so it is nice that we can finish one in 10 minutes! It won’t give us any scholastic background of music, but there are full of fun music stories!
Still Life with Rice Helie Lee A Touch Stone Book 2/7/11
It is a story of an amazing woman who is a grand mother of the author. It begins with the journey to seek the root of the author after struggling to understand her origin. Her family is from Korea, and the author was raised in US. She went to stay in Korea and China for a while, and the story begins with the voice of her grand mother. Her grand mother survived through the horrible war between North and South Korea, but she never gave up. Her strength, her wisdom, her courage and her love saved her family and many people. Each page contains full of everyday life, and I could almost feel her breath, her heat, her smell–. It made me cry for several times. Her unlimited love became the bridge of people. I look forward to reading the next story of Helie Lee. It is an inspiring book.
自由恋愛 石井 志麻子 中央公論新社 1/20/11
先日読んだ林 真理子さんの「下流の宴」のアンティック判とも言えようか。設定が非常に分かりやすく、又その話の展開も分かりやすい。望んだ様に、と言おうか、ありきたりに、と言おうか、とにかく、ストーリーが、すらすらと進んでいく。でも、清子さんは、頑張った!大正ロマン風の、風景が良かった。綺麗なおべべに、リボンを結んだ女学生達のざわめきが、聞こえてくるようだった。
活動寫眞の女 浅田 次郎 双葉社 1/15/11
浅田さんの、いつもながらの素晴らしいストーリーテラー振り!大正、昭和の日本映画の最盛期と平行させながら、男女の美しい関係、心持ちを描く。こういう関係は現代には、絶対見つからないだろうなあ、という愛の形。そして、ファンタジー、と昔の女優の悲話がかぶさり、何とも物悲しくも、美しい。心にどーーんと響くという本ではないが、何とも素敵な気分にしてくれる。
乙女の密告 赤染 晶子 新潮社 1/6/11
アメリカに住んでいる事もあって、日本の新しい作家事情にとっても疎い。この作家の芥川賞受賞も知らなかった。ただ何となく手に取ったこの本。美しい話で、惹きこまれた。「乙女」というキーワードが中心となり、ほんの数人の乙女達が織り成すストーリーだ。作者が外国語大学を卒業しているのだから、その経験が基になっているのは確か。でも、ある意味とてもフレッシュ、そしてユニーク。そして、綺麗な物語だ。
My Nine Lives: A Memoir of Many Careers in Music Leon Fleisher Doubleday 1/1/11
It was a perfect book to read while I was on vacation at my husband’s family gathering. Also I heard Leon Fleisher performing his signature Ravel at Hollywood Bowl this past summer with LA Phil so in that sense it was perfect to read as well. First I really enjoyed reading this book. It is truly unfortunate that I have never had chance to play for Mr. Fleisher or attend his masterclass. My encounter with him is his performance of Ravel. How beautiful he played, how thoughtful his performance was, how timeless it was, I remember. I still clearly remember that day I was listening his Ravel in Hollywood Bowl. I don’t go to the details in this book because I was so involved in many pages and I simply can’t pick certain pages. I felt his sincere approach to this book, and I could easily relate that to his concert. As a pianist myself I am fascinated by his approach to music and to piano. I strongly recommend this book to anyone. And I am so proud of Leon Fleisher’s achievement in his life.